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G.COMデイリーレポート

3月2日(月)カナダドル/円
【今日のトピック】
カナダのGDP独特の発表形態ゆえに・・・
【基調】
軟調
【目先の注目材料】
・3/2 (加) 12月GDP
・3/2 (加) 第4四半期GDP
・3/2 (米) 2月ISM製造業景況指数
・3/3 (加) 加中銀政策金利発表
・ドル/円相場動向
【本文】
本日のカナダドル/円相場では、久々に大きなイベントを控えている。すなわち、12月分と第4四半期分のGDPが発表される予定となっているが、本日のカナダドル/円相場はこの結果が最も大きなポイントとなってくるだろう。
カナダのGDPは昨年10月分から前月比ベースでマイナス続きとなっている。前回11月分のGDPについては、前月比ベースでのマイナスが予想を上回ったものの、それを織り込む向きも多かったため、カナダドル/円相場が急落することは無かった。
しかし、本日は12月分のGDPだけではなく、第4四半期のGDPも発表されることになっている。カナダでは、他の国と違って毎月GDPが発表されることになっているが、3ヶ月に1回は四半期分のGDPが発表されることになっており、今回はその3ヶ月に1回の当たり月となっている。
カナダの四半期分のGDPは、前期比年率ベースでの伸び率が2003年第3四半期以来プラス続きとなっているだけに、12月分GDPの結果にかかわらず、第4四半期のGDPの前期比年率ベースでのマイナスが予想よりも大きかった場合については、カナダ経済の先行きに対する懸念が広がりやすくなるだろう。そのようなときには、カナダドル/円相場急落の可能性は高いといえるので、要注意だ。
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