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【見通し】週間為替展望(ポンド/加ドル)-英、離脱交渉に大きな進展ない

◆ポンド、4月CPI・1-3月期GDP改定値に注目
◆英EU離脱交渉、大きな進展なく不透明感が根強い
◆加ドル、月末の1-3月期GDP控え方向感に欠けるか
(為替情報部・金星)

予想レンジ
ポンド円 146.50-152.50円
加ドル円 84.00-88.00円

5月21日週の展望
 イングランド銀行(BOE)の利上げ先送りでポンド売りは落ち着いたが、ドル高や欧州連合(EU)離脱交渉の不透明感が重しとなり、戻りは鈍い。BOE金融政策委員会(MPC)は10日、政策金利の据え置きを決定し、第1四半期の経済指標の弱さが一時的であるとの確信を持ちたいとの見解を示した。
 来週は4月消費者物価指数(CPI)や1-3月期実質国内総生産(GDP)改定値の発表が予定されている。CPIは前年比で昨年11月の+3.1%をピークに2月は+2.5%まで上昇が鈍化した。予想以上の低下で約1年ぶりの低水準となった。今週発表された1-3月期賃金上昇率(ボーナスを除く)は前年比+2.9%と2015年8月以来の高い伸びとなり、インフレ率(同期間のインフレ率+2.7%)を上回った。実質的な賃金上昇は約1年ぶりとなる。5月利上げは見送ったものの、実質的な賃金上昇はBOEの利上げ判断の柔軟性を高めただろう。1-3月期GDP速報値が前期比+0.1%と市場予想や前期の+0.4%から大幅に減速し、2012年10-12月期以来の低い伸びとなった。GDP速報値は大きく改訂されるケースも少なくなく、3月上旬まで寒波が続いたことを踏まえると改定値はマイナスに転じる可能性もある。
 英EU離脱交渉に大きな進展はなく、不透明感が根強い。バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官は「進展はわずか」とEU加盟各国に報告し、アイルランド国境問題と離脱協定の管理という二つの交渉で失敗の危険性があるとの見解を示した。また、6月に予定されているEU首脳会談が交渉締結のカギになると述べた。メイ英首相も6月EU首脳会談までに離脱後の計画を明らかにしたい考え。今週は英紙テレグラフが英政府は離脱後もEU関税同盟に残留する用意があるとEU側に伝える見通しと報じ、ポンドが買われる場面があったが、メイ首相は「関税同盟の離脱」を強調した。
 加ドルは今月末のカナダ中銀(BOC)会合、1-3月期GDPなどを控え、方向感に欠ける動きか。足もとの加ドルはドル高に上値を圧迫されるも、良好な加経済や原油高を支えに底堅い。30日のBOC会合での追加利上げは先送りされる見通しも、18日の4月CPIや31日の1-3月期GDPの結果次第では7月の追加利上げ期待が高まりそうだ。
 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議には引き続き注目。17日は米議会が新協定の承認手続きを年内に完了させるための交渉妥結期限とされているが、週内の実現は難しい。ただ、自動車分野では合意に近付いており、協議は最終段階に入っている。カナダのトルドー首相、メキシコのグアハルド経済相は、5月末までの合意に楽観的な見方を示した。

5月14日週の回顧
 ポンドは上値の重い動きが続くも、英国がEU離脱後も関税同盟に残留する意向をEUに伝えるとの報道を受けて買い戻しが入った。ポンドドルは1.34ドル半ばで下げ渋り、ポンド円は149円後半まで持ち直した。加ドルはドル高に圧迫されるも底堅い動きで、ドル/加ドルは1.29加ドル前半から1.27加ドル半ばまで切り返し、加ドル円は2月中旬以来の86円台を示現。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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