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【見通し】週間為替展望(ポンド/加ドル)-ポンド、方向感が出にくい

◆ポンド、FTA交渉・5月BOE会合を見極め
◆加ドル、ドル高が重しもNAFTA再交渉・早期利上げ期待が下支え
◆加ドル、2月GDPに注目
(為替情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円 149.00-155.00円
加ドル円 83.00-87.00円

4月30日週の展望
 2014年1月以来の3%を回復した米10年債利回りの動向が注目される。達成感で上昇基調がいったん鈍化すればドル買いも一服しそうだが、大台復帰で上昇基調を一段と強めるとドル高が続く可能性がある。ポンドは自由貿易協定(FTA)交渉、5月の金融政策を見極めたいということもあり、方向感が出にくいか。
 今月から本格的なFTA交渉を開始している中、メイ英首相が関税同盟を離脱する方針を変えていないかどうかが注目されている。メイ首相は今週、欧州連合(EU)離脱後に関税同盟からも離脱する意向を改めて示した。首相報道官も「英国は関税同盟を離脱し、各国と独自の通商協定を自由に結べるようになる」と述べた。脱退を巡っては、与党だけでなく議会全体で意見が分かれている。ただ、メイ首相のEU離脱方針が下院で否決されるとの憶測も高まっており、関税同盟への残留をメイ首相が受け入れるしかないとの見方も強い。メイ首相が離脱方針を変えることになれば、ジョンソン外相など離脱強硬派の反発は避けられず、首相交代を狙う動きが表面化する可能性がある。
 イングランド銀行(BOE)は5月10日に政策会合を予定している。金利市場では利上げ織り込み度が一時9割以上まで高まっていたが、先週の英3月消費者物価指数が予想以上に鈍化したことや、カーニーBOE総裁のハト派寄りの発言を受けて、5月利上げ思惑は大きく後退した。一方で、利上げに踏み切るとの見方も根強く、27日の1-3月期国内総生産(GDP)など経済指標の結果が注目される。ハモンド財務相は、市場とBOE総裁で利上げに対する認識がずれているようだとの見方を示した。また、英経済の先行きについては明るい見通しを抱いていると改めて述べた。
 ドル高で加ドルは上値が重くなっているものの、追加利上げ・北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉期待で押し目買い意欲も強い。原油相場の堅調な動きも産油国通貨である加ドルの下支えとなる。カナダ銀行(BOC)のポロズ総裁はインフレの軌道を維持するため、引き続き一定の緩和が必要との考えを改めて強調した。一方で、国内経済については明るい見通しを示し、長期的には利上げが正当化される可能性が高いと述べた。来週は2月GDPが発表される。1月は前月比で+0.1%と昨年8月以来のマイナスとなり、前年比では+2.7%と昨年2月以来の水準まで鈍化した。2月も低調な結果となれば、早期の追加利上げ思惑は後退するか。今週24日からワシントンの米通商代表部(USTR)でNAFTA妥結に向けて閣僚会合を開いた。NAFTA加盟3カ国はこの数週間、協議のペースを加速させている。トランプ米大統領は協議が極めて順調に進んでいると語る一方で、拙速な妥結には慎重な姿勢を示した。

4月23日週の回顧
 米金利上昇を受けたドル買いが継続し、ポンドドルは1.39ドル割れ、ドル/加ドルは1.29加ドル近辺までドル高が進んだ。対円ではリスクオフムードが後退し、ポンド円は152円台、加ドル円は85円前後で底堅い動きとなった。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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