速報メールブログ|FXブログ|外為どっとコム

【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)- ZARは格付け発表まで乱高下か

◆豪の経済指標はまちまち、RBAは政策金利を1.50%で据え置き
◆豪ドルは、NZのGDPや米国の関税問題に注目
◆ZARは23日のムーディーズの格付け発表まで方向感なく乱高下か
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 79.00-85.00円
南ア・ランド円 8.55-9.15円

3月12日週の展望
 豪ドルは引き続き上値が重いだろう。今週はトランプ政権の関税案が市場を動かす要因だったこともあり、豪ドルは強含んだ。しかし今年発表された経済指標がどれもさえないことから、豪ドルを買う地合いにはなっていない。ロウ豪準備銀行(RBA)総裁は講演で、「次の金利変更は引き下げではなく引き上げの可能性が高い」と発言した。利上げ時期ではなく「利上げか利下げのどちらか」と聞かれること自体が、現状の豪州経済の悪さを物語っているといえる。
 来週は今週と比較して注目される経済指標は少なく、13日の住宅ローンやNAB企業景況感・信頼感指数程度しか主だった経済指標の発表がない。よって豪ドルは豪州の経済指標では動きにくく、保護主義に傾いている米国政治や、15日に発表される隣国NZの国内総生産(GDP)などで動くことになりそうだ。
 南ア・ランド(ZAR)円は上値が重くなりそうだ。先週は豪ドル同様にZARも米国の動きに翻弄された。ラマポーザ政権の目玉閣僚2人が南ア経済に対してポジティブな発言をし、改革案に取り込む姿勢をみせたが、実現性には疑問符が残る。ゴーダン公共企業相は国営企業改革案を4週間以内に公表するとしたが、実際に4週間かかった場合は3月23日までに予定されている格付け会社ムーディーズの格付け見直し後になる。ムーディーズの格下げを当面回避するための小手先手段とも考えられる。格下げを今回免れても、格付け会社は国営南アフリカ航空をはじめとする南ア国営企業の資金繰りを懸念している。国営企業が抱える大規模な債務超過が格下げを招きかねず、市場や格付け会社が納得する改革案を発表できるのか注目される。

3月5日週の回顧
 豪ドルは方向感のない中、小幅ながら上昇した。1月の住宅建設許可は前月比で+17.1%と市場予想や前回を上回り、同月の貿易収支も黒字額が前月比で市場予想よりも大きかった。一方、1月の小売売上高は前月比で+0.1%と市場予想の+0.4%を下回り、10-12月期の経常収支も赤字幅が拡大した。10-12月期のGDPも前期比では+0.4%と、市場予想の+0.6%や7-9月期の+0.7%を下回った。一時的に豪ドルが弱含む場面もあったが、市場の関心は米国の関税案に集まり、他国と比較して米国の保護主義政策の影響が小さい豪ドルは底堅く推移した。豪準備銀行(RBA)は市場予想通り政策金利を1.50%で据え置いた。
 ZARは方向感なく上下したが、週初と比較すると対円・対ドルともに小幅高になった。ネネ南ア財務相は「経済成長の予測は10月の予算案までに上方修正される見込み」と発言、ゴーダン公共企業相は「大幅な国営企業改革を4週間以内に公表する」と新内閣の目玉閣僚が相次いで改革に乗り出したことがZARを下支えした。また10-12月期GDPが前期比年率で+3.1%と、市場予想の+1.8%を上回ったことも買いにつながった。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[PR]直感的な操作性と21種類のテクニカル分析機能付きチャートを核とする投資情報ツール!『G.comチャート』はこちら⇒http://www.gaitame.com/srvlist/gchart/

・速報メールについて
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/attention.html

・配信停止方法
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/distribution_cancelled.html

PCサイトへはこちら
http://www.gaitame.com/
携帯サイトへはこちら
http://www.gaitame.com/mb/



米ドル/円0.1銭!全10種スプレッド縮小キャンペーン

もう一度食べたい外為お中元2020キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

メキシコペソ円特設

ポンド円特設

お友達ご紹介キャンペーン