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【見通し】週間為替展望(豪ドル、南ア・ランド)-豪、経済指標の発表相次ぐ

◆経済指標が予想を大きく上回らない限り豪ドルの買い戻しは難しいか
◆RBAは政策金利据え置きか、声明文に注目
◆ラマポーザ政権は不安な船出、内閣改造も妥協の産物に
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 78.00-84.00円
南ア・ランド円 8.55-9.15円

3月5日週の展望
 豪ドルは引き続き上値が重いだろう。来週には経済指標が多数発表されるため、経済指標で右往左往することになりそうだ。先月発表された指標が軒並み弱かったことを考えると、今月の結果だけで大きく買い上がるのは難しいだろう。
 5日には1月の住宅建設許可件数が発表される。12月分は前月比-20%となったことで、豪ドルが大幅に下がった。6日に発表される1月小売売上高は、前回は前月比-0.2%の予想が-0.5%という結果になり、8日に発表される1月貿易収支も前回は小幅な黒字予想が13億を超える赤字を記録した。先月発表された経済指標が弱かったため、今月発表の経済指標は、市場の予想自体が低目に設定される可能性が高い。実際の結果が予想を大きく上回らない限り、豪ドルが大きく買い戻されることは難しそうだ。上記以外としては、6日の10-12月期の経常収支、7日の10-12月期の国内総生産(GDP)にも注目が集まる。6日には豪準備銀行(RBA)理事会が開かれる。市場予想は1.5%の据え置きだが、声明文も注目される。
 南ア・ランド(ZAR)は上値が重くなりそうだ。ラマポーザ政権の内閣改造は中途半端に終わった。人気のある政治家が入閣した反面、副大統領に「アフリカ民族会議(ANC)の歴史上最も汚い政治家の1人」と呼ばれるマブザ氏を指名した。長い間ズマ前大統領の側近だったが、昨年12月に突如としてラマポーザ氏を支持したことによる論功行賞である。ズマ派のギガバ前財務相も残留し、2012年の汚職疑惑で解雇されたセレ国家警察長官も警察相に就任した。内閣改造について野党・民主同盟は「慢心であり、肥大化された内閣自体無駄を省くことをせず、ANCには新しい政治家も新しいアイデアも無い」と厳しく批判している。南アの汚職構造が変わらない限り、格付け会社ムーディーズが3月23日までの格付け見直しでジャンク債へ格下げする可能性もある。

2月26日週の回顧
 豪ドルは上値の重い動きだった。NZの貿易収支の悪化や、中国のさえない経済指標などが上値を抑える展開になった。10-12月期の民間設備投資も前回や市場予想の+1.0%を大幅に下回る前期比-0.2%となったことで、対円では昨年6月以来の水準まで下押しした。不倫問題で辞任したジョイス氏の後任としてマコーマック氏が国民党の党首になり、そのままターンブル政権の副首相に就任することが決まったが、政権の支持率を押し上げる材料にならなかった。
 ZARは一時上昇後、大幅に下落した。ラマポーザ新大統領が内閣改造を発表し、ズマ前大統領に解任されたネネ元財務相を新財務相、同じく解任されたゴーダン前財務相を公共企業相に任命した。この2人は国民の人気が高かったことで一時ZARは買われた。しかし内閣改造自体は中途半端なものになり、利食いの売りや、ネネ氏が「予算では格下げを避けることができない」と発言したこと、南アの電力会社の格下げを受けて国債格下げ懸念でZARは下落した。(了)

(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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