速報メールブログ|FXブログ|外為どっとコム

【見通し】週間為替展望(ポンド/加ドル)-加ドル、NAFTA再交渉の行方がカギ

◆ポンド、EU離脱交渉の不透明感で売り圧力が強い
◆加ドル、NAFTA再交渉の進展がカギ
◆BOC、今後の利上げを正当化するも慎重方針を堅持
(国際金融情報部・金星)

予想レンジ
ポンド円 142.50-151.50円
加ドル円 81.50-86.50円

3月12日週の展望
 英国の欧州連合(EU)離脱交渉の不透明感が根強い中、ポンドの重い動きは継続するか。来週は主な英経済指標の発表や注目イベントは予定されておらず、値動きが鈍くなる可能性がある。離脱交渉の警戒感から戻り売り圧力の強い相場展開が継続しそうだ。
 英国のEU離脱交渉は難航が見込まれる。EU側は2019年3月の英離脱時までに通商協定を結ぶことができるとはみていない。英国は通商協定の締結に失敗すれば、離脱後に北アイルランドが本土から完全に切り離される恐れがあると認識しつつ、交渉に臨まざるを得なくなる。EUのバルニエ首席交渉官は、EUとの関係に関して英国に残された唯一の選択肢は、EUが最近カナダや日本、韓国と結んだ自由貿易協定(FTA)だとの認識を示し、EUの関税同盟にとどまる選択肢が採用される可能性は常にあるが、それには権利と義務が伴うと強調した。また、メール仏財務相は、英国の金融機関にEU金融市場への自由なアクセスが保障される可能性はほとんどないとの考えを示した。
 一方で、メイ英首相は、離脱後も加盟国並みの待遇を得られるような貿易協定をEUに要求する姿勢を改めて強調したが、英企業が離脱後にEU市場に参入する際に貿易上の障壁が立ちはだかるという厳しい現実を認めた。英国は2019年3月の離脱前に詳細な通商協定を確保したいとの希望を再三表明しているが、英国に交換条件として提示できるカードは少ない。EUからの将来の通商関係に関する合意書は詳細に欠け、多くの問題は離脱後に交渉しなければならない可能性が高い。
 加ドルは引き続き北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の展開を眺めながらの動きとなるか。今週5日に終了した第7回会合は自動車の原産地規則など難航分野で溝を残したまま終了した。4月初めに開く見通しの第8回会合まで、3カ国は実務レベル協議の開催を目指すことになる。今週中にも詳細が明らかになると見込まれるトランプ米大統領の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限方針で、トランプ米大統領は「カナダとメキシコにはNAFTA再交渉で合意できれば関税をかける理由がなくなる」と明言した。
 カナダ中銀(BOC)は今週、金融政策の据え置きを決定した。ただし、貿易政策動向が不確実性を高める要因とした。そのほかの声明内容は1月とほぼ変わらず、引き続き今後の利上げが正当化されるとの見解を示した。一方、インフレ目標を達成するには一定の金融緩和の継続が必要となる公算が大きいとし、今後の金融政策はデータを重視しながら慎重に検討する方針を強調した。

3月5日週の回顧
 トランプ米大統領の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限方針をめぐる相場展開の中、ポンドは下げ渋るも反発は限定的。ポンドドルは1.39ドル台で伸び悩み、ポンド円は148円近辺で上値が抑えられた。加ドルは売りが先行し、ドル/加ドルは一時昨年7月以来の加ドル安水準となる1.30加ドル台まで上昇し、加ドル円は昨年6月以来の安値水準となる81円半ばまで弱含んだが、米大統領が輸入制限方針からカナダを当面、除外するとし、やや買い戻しが入った。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[PR]直感的な操作性と21種類のテクニカル分析機能付きチャートを核とする投資情報ツール!『G.comチャート』はこちら⇒http://www.gaitame.com/srvlist/gchart/

・速報メールについて
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/attention.html

・配信停止方法
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/distribution_cancelled.html

PCサイトへはこちら
http://www.gaitame.com/
携帯サイトへはこちら
http://www.gaitame.com/mb/



米ドル/円0.1銭!全10種スプレッド縮小キャンペーン

もう一度食べたい外為お中元2020キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

メキシコペソ円特設

ポンド円特設

お友達ご紹介キャンペーン