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【見通し】週間為替展望(ポンド/加ドル)-ポンド、貿易交渉難航予想で重いか

◆ポンド、移行期間合意も貿易交渉は難航し上値は重いか
◆ポンド、BOEによる5月利上げ思惑は継続
◆加ドル、4月のNAFTA再交渉への期待で底堅いか
(国際金融情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円 144.50-152.50円
加ドル円  79.50-83.50円

3月26日週の展望
 来週のポンドはイングランド銀行(BOE)の利上げ期待が支えとなる一方で、欧州連合(EU)離脱交渉への警戒感で方向感に欠ける動きか。最近のドル安は相対的にポンドの下値を支えそうだ。英2月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.7%と市場予想を下回り、1月の+3.0%から減速した。昨年7月以来の低水準となった。2016年の国民投票後に進んだポンド安の影響が薄れてきた。最近では早ければ5月にもBOEが追加利上げに踏み切るとの思惑が浮上しており、3・4月のCPIが注目される。英国のEU離脱交渉をめぐる不透明感が続く中、CPIの上昇が今後数カ月で一段と鈍化すれば、利上げ期待は後退する。ただ、英1月ILO失業率(3カ月)は4.3%と12月の4.4%から低下し、10・11月と並び1975年以来の低水準に戻した。平均週間賃金は前年比+2.8%と市場予想を上回り、2015年9月以来の高い伸びとなった。雇用データは5月利上げ思惑を後押しする結果となった。
 BOEの金融政策委員会(MPC)は今週、市場予想通りに金融政策の据え置きを決定した。ただ、予想に反してマカファーティ委員とソーンダーズ委員が利上げを支持した。BOEはインフレを目標に戻すためには現在の引き締めスタンスが必要になる公算が大きいとの見解を示した。
 英国のEU離脱交渉がうまくいけば、いったんポンドの買い戻しが加速する可能性が大きいものの、離脱に伴う英経済の先行き不透明感は強い。英経済が当面、主要国の中で低調なのは疑う余地がなさそうで、ポンドの下振れリスクは残る。英国はEUと離脱後の移行期間について2020年末までに合意し、22-23日のEU首脳会議で了承される見通しとなった。ただ、棚上げにされているアイルランドの国境問題が6月のEU首脳会議まで合意できなければ、貿易交渉は平行線が続く可能性がある。
4月上旬に予定されている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第8回目会合への期待で、来週の加ドルは底堅いか。トランプ政権がNAFTA協議で対米輸出用にカナダとメキシコで製造された車両に関する要求を取り下げるとの報道が出ている。トルドー加首相は、トランプ米大統領が合意に熱心だと語り、カナダも合意に向けて引き続き全力で取り組んでいくと表明した。メキシコでは7月の大統領選に向け4月から選挙戦がスタートし、カナダでもオンタリオ、ケベック両州の地方選挙が行われ、米国では11月の中間選挙があり、早い段階で合意できなければ、先行き不透明感は一段と強まる。来週は1月の国内総生産(GDP)が発表される。3カ月連続プラスで経済の好調さを示せるか注目。

3月19日週の回顧
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けてドル売りが優勢となり、米通商政策懸念で円買いが優勢。英国・EUの移行期間の合意、良好な経済指標やBOE政策イベントで、ポンドドルは一時1.42ドル台まで上昇した。NAFTA再交渉への期待と原油高も支えに加ドルは買い戻しが優勢となり、ドル/加ドルは1.28加ドル台まで下押した。ポンド円は150円前半から148円前半、加ドル円は82円前半から81円前半に押し戻された。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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