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【見通し】週間為替展望(ポンド/加ドル)-英、利上げ期待はやや上昇

◆来週のMPCでは金融政策は据え置き予想も年内利上げ期待はやや上昇
◆ポンド、離脱交渉に左右される相場展開が続くか
◆NAFTA再交渉は大きな進展なく、引き続き加ドルの圧迫要因に
(国際金融情報部・金星)

予想レンジ
ポンド円 152.00-158.00円
加ドル円 87.50-91.00円


2月5日週の展望

 ドル安地合いの継続と、ハード・ブレグジット懸念の後退を背景に、ポンドは堅調な動きが続いている。これまでのポンドは上振れリスクより下振れリスクが大きく織り込まれていたことから、買い戻しが優勢となっている。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱交渉は、包括的な自由貿易協定(FTA)を柱とする「新協定」の交渉が待っており、ポンドはこの先も離脱交渉に左右される相場展開が続くか。
 来週はイングランド銀行(BOE)金融政策委員会(MPC)の会合が予定されており、金融政策は据え置きが見込まれている。昨年11月にBOEが約10年ぶりの利上げに踏み切った後、今年の後半に1回の追加利上げを行うことが市場のコンセンサスとなっていたが、最近は利上げ期待が強まっている。短期金利市場では8月までに利上げされる確率が80%となり、年内2回の利上げを行うとの見方が強まっている。ただ、離脱問題の影響を受けやすいことから、不確定要因は多い。英10-12月期実質国内総生産(GDP)は前年比+2.0%と2期連続で加速した。ユーロ圏に比べ成長率は低いが、景気は底固く回復し続けている。ただ、EU離脱問題で設備投資拡大の持続性が乏しく、個人消費の回復も鈍いことから、景気回復の一段の加速は見込みにくい。
 バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官は離脱協定を10月末までにまとめることを強調したが、デ−ビス英EU離脱担当相は「将来の関係を巡る概要が固まるまで、離脱協定に署名する気はない」と述べている。将来の通商関係に関する合意は英国がEUを離脱した後になり、移行期間中でも交渉が続く公算が大きい。第1段階の交渉同様に、今後も交渉の主導権はEU側にある。

 加ドルは伸び悩む展開となるか。23-29日にかけて行われた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第6回会合は一部の分野で進展があったが、焦点の自動車分野などで溝が埋まらなかった。次回会合は2月下旬にメキシコ市で開かれる予定だが、3カ国が妥結期限とした3月までの合意は困難とみられ、協議が4月以降へ長期化する可能性が出ている。「米国第一主義」を掲げるトランプ大統領は、要求が通らなければ協定を離脱する意向を示しており、NAFTA再交渉への警戒感は引き続き加ドルの上値を圧迫する要因として意識されそうだ。一方で、26日に発表された加12月消費者物価指数は前月から鈍化し、追加利上げ期待はやや後退したものの、市場では依然として4月か5月に追加利上げとの見方が強く、加ドルの下値は堅いか。今週発表された加11月GDPは前月比+0.4%と市場予想と一致し、加経済の好調が続いていることが示された。来週は1月の雇用指標が発表される。


1月29日週の回顧

 ドル売りは一服したものの、ドル買い戻しは鈍く、相場全体の方向感は限定的。堅調な動きが続いているポンドは買いが一段落するも、ポンドドルは1.42ドル台、ポンド円は156円近辺の直近の高値圏で底堅い動きとなった。第6回NAFTA再交渉は大きな手がかりとならず、ドル/加ドルは1.23加ドル前後、加ドル円は89円前後を中心に小幅の上下にとどまった。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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