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【見通し】週間為替展望(ポンド、加ドル)-ポンド、早期利上げ期待強いも伸び悩むか

◆ポンド、BOEによる早期利上げ期待が高まるも離脱懸念で伸び悩むか
◆メイ英政権、離脱方針の調整が難航
◆加10-12月期GDPに注目、追加利上げ思惑につながる可能性も
(国際金融情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円  145.00-153.00円
加ドル円  82.50-87.50円

2月26日週の展望
 昨年の12月に英国は欧州連合(EU)離脱交渉の第1段階を無難に通過し、今年に入ってポンドは買い戻しが先行した。1月25日にポンドドルは1.4345ドル、2月1日にポンド円は156.45円まで2016年6月国民投票以来の高値を塗り替えた。イングランド中銀(BOE)による早期の追加利上げ期待が高まり、足もとのポンドは底堅い動きが見込まれるも、3月に予定されているEUとの正式な通商協議が近づく中、徐々に上値が重くなりそうだ。
 英景気は緩やかに持ち直している。10-12月国内総生産(GDP)改定値は前期比+0.4%と速報値の+0.5%から下方修正され、前期から横ばい。産業別では工業とサービス業が景気回復をけん引している一方で、引き続き建設業が重しとなっている。10-12月失業率は4.4%と予想比悪化し、約40年ぶりの低水準となる4.3%から上昇した。平均賃金は+2.5%と市場予想と一致し、3期連続で変わらず。賞与を除くと+2.5%と市場予想を上回り、1年ぶりの高水準となった。ただ、実質ベースでは-0.3%と前期から落ち込み幅がやや拡大した。カーニーBOE総裁は、将来の利上げ時期について踏み込んだ発言は控えたものの、従来考えていたよりも利上げが早く、幾分大幅に引き上げる可能性があると述べた。ホールデン金融政策委員会(MPC)委員は、インフレの勢いが予想より強くなるかもしれないとし、インフレ目標を達成するために、金利はBOEの見通しより速く上昇する必要がある可能性を強調した。MPCメンバーの中では時期尚早の利上げがもたらすリスクをけん制する声はあるもの
の、最近は追加利上げに前向きな見解がよく聞かれている。
 ただ、メイ政権の離脱交渉が今後、難航すれば、BOEは「利上げ時期を早める」との考えを見直す必要に迫られる可能性が高く、次回の利上げはカーニー総裁よりもメイ首相に左右されそうだ。政権内ではEU加盟に近い状況の維持を目指す勢力と、新たな協定を志向する勢力との対立が続いている。メイ首相は、ハードブレグジットを主張する与党保守党議員62人から速やかなEUとの決別を要求する書簡を受け取った。この議員数は首相交代を迫るには十分である。
 加ドルは足もとで独自の手がかりが乏しく、方向感は鈍いが、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉にまつわる不透明感で上値の重い動きが続いている。カナダ中銀(BOC)による早期の追加利上げ期待が後退しているが、23日の1月消費者物価指数、3月2日の10-12月期GDPなどの結果が利上げ時期の思惑につながる可能性があり、注目したい。

2月19日週の回顧
 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のタカ派寄りの内容を受けてややドル高となった。ポンドは予想を下回る英失業率とGDPも重しとなり、ポンドドルは1.38ドル台に下落し、買い戻しが先行していたポンド円は148円台に押し戻された。加ドルは手がかり難で動きが鈍いもやや軟調で、ドル/加ドルは1.27加ドル近辺まで加ドル安となり、加ドル円は84円台で戻りの鈍い動きとなった。(了)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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