速報メールブログ|FXブログ|外為どっとコム

【見通し】市場の目=中国は堅調維持も、「中国は違う」と言い切れるか 過剰債務が抱えるリスクの過小評価は禁物

第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト 西茺徹氏

中国は堅調維持も、「中国は違う」と言い切れるか
市場の特殊性を勘案しても過剰債務が抱えるリスクの過小評価は禁物

 昨年末にかけての世界経済は自律回復の足取りを一段と強める流れが続き、年明け以降もその勢いは概ね変わっていない。新興国経済をけん引する中国の製造業景況感は引き続き好調を維持しており、世界経済の拡大を促している。過剰生産能力抑制や環境配慮の動きに伴い一部の重厚長大産業で減産圧力がくすぶるほか、公共投資の進捗鈍化が重石となる動きはみられる。ただし、足下の中国製造業は民間部門を中心に世界経済の自律回復の流れが生産を後押しする好循環の波に乗っていると評することが出来る。

 金融市場では先行きの中国に対して「強気」の見方が大勢を占める。ただし、世界経済の拡大余地は狭まりつつある上、先進国による金融政策正常化の動きが金融市場に与える影響が表面化するリスクはくすぶる。中国当局は今年の経済政策を「穏中求進」とするスタンスを維持するが、金融システムリスク抑制に向けた過剰債務の削減が急務である。中国は独自のペースでの対応強化を図る模様だが、効果は未知数な上、市場動揺への対応が不得手なことを勘案すれば「中国は違う」という過度な楽観視は禁物と言える。

 また、今年は財政・金融政策への依存度を弱める姿勢をみせており、昨年来の持ち直しの勢いが弱まる一因になるとみられる。過剰債務への対応が新たなモラルハザードを生むリスクもあるなど注視すべき材料は多い。足下の新産業の活発化は「カネ余り」も後押ししており、対応を誤れば状況が一変することも懸念される。短期的に中国経済は楽観材料が多いが、中長期的には慎重さを持ち合わせることも重要である。

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[PR]直感的な操作性と21種類のテクニカル分析機能付きチャートを核とする投資情報ツール!『G.comチャート』はこちら⇒http://www.gaitame.com/srvlist/gchart/

・速報メールについて
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/attention.html

・配信停止方法
http://www.gaitame.com/srvlist/market/sokuho_mail/distribution_cancelled.html

PCサイトへはこちら
http://www.gaitame.com/
携帯サイトへはこちら
http://www.gaitame.com/mb/



米ドル/円0.1銭!全10種スプレッド縮小キャンペーン

もう一度食べたい外為お中元2020キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

メキシコペソ円特設

ポンド円特設

お友達ご紹介キャンペーン