酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

ご質問にお答えして。

外為さんを通して以下のご質問をお受けしましたので、此処で答えさせて頂きます。

お断りしますが、これはあくまでも塾長の個人的な意見です。

"9/13付のニュースを読んでいると、111円前半に投機筋の巨大なストップロスが存在するという記述がありました。14日付のニュースにもありました。

ヘッジファンドとかマクロファンドという大きな投機筋が、おそらく1円以上離れたところにストップロスを置くなんてことは考えられるのですか?そんなに耐えるものなんでしょうか?

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突然のお願いで恐れ入りますが、ご検討の程よろしくお願いいたします。"

丁度1週間前の先日の金曜日、市場は北朝鮮の地政学的リスクと週末にフロリダ半島を襲うと言われていたハリケーンを危惧してリスクオフ・モードに入り、円が買われてドル・円相場は107.31の安値を付けました。

下の今年に入ってからのチャートを見ても分かる様に市場は(塾長も)108円台のLow.が当面の底でと見ており、此処を見ると逆指値で売りたい人が待ち構えており、108円を切った後に投機筋の相当額の売りが出たと思われます。

Chart15 9.png


ところが週末何も起こらず、またハリケーンの被害も幸いにも思ったよりも悲惨なものではなく米債が売られて金利が上昇し、また株価も上がって市場のセンチメントが一気にリスクオフからリスクオンに変わり、投機筋は買った円(売ったドル)の売り戻し(ドルの買い戻し)を迫られ109.50.、110.00の節目で買い戻したものの急な動きに付いて行けず"8月からのレジスタンスであった111円をきっちり切る様であれば全て切る。"と言うストップロス・オーダーが在ったと聞きます。

今日の朝の北朝鮮のミサイル発射報道で109.57まで下げたものの其処で下げ止まったのは、彼らが損切った(ドルを買い戻した。)のではないのかなあと思っています。

"おそらく1円以上離れたところにストップロスを置くなんてことは考えられるのですか?そんなに耐えるものなんでしょうか?"

彼らの細かいオペレーションは存じませんが、半分は直ぐに切って半分は2円位耐えるのは不思議ではないと思います。


酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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