リスク・オン。
牽引となったのは昨日の日本郵政、そして傘下のゆうちょ銀行そしてかんぽ生命保険の上場なのであろうか?
1987年のNTT.以来の大型上場と言う事で個人投資家の間でも人気が有ったらしい。
個人的には何の興味も無いが、株価が上昇することは悪くはない。(のであろう。)
株価が上がればリスク・オンとなって円が売られる傾向が有る。
昨日はニューヨーク市場で高値121.71を付け、今日は東京市場で高値121.60を付けたが余り大きく上がって行く様な雰囲気でもない。
かと言ってユーロが対ドルで下落している間は余り下がる気もしない。
暫く続いている119~121円のレンジを上に多少突出している感じがするが、さあこのまま122円を超える様なドル高&円安が進むのか、それとも依然としてレンジ内に留まるのか?
明日の10月の米国雇用統計の数字が気になるところですな。

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。
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