酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

円安と言うよりは、ドル高か?

金曜日のニューヨーク市場は米国長期金利が軒並み上昇し、ダウ平均株価も上がって東京市場でのドル・円相場は“上がって然るべき。”で121.85まで上昇したものの、ジワジワと値を下げ、ニューヨーク市場で長期金利低下とダウ平均株価の大幅下落により、安値120.21まで大きく下げた。

年末に向かって相対的に市場の流動性が細る中、1~2円の下への調整の動きが有っても不思議ではあるまい。


昨日レポートを書いていてふと気付いたのだが、AUD/USDは6月から昨日までに.9504から.8286まで約13%下落し、EUR/USDは5月から昨日までに1.3993から1.2280まで約12%下落した。
ひっくり返せば、対AUDでドルは13%上昇し、対EURでは12%上昇した事に成る。

ドル・円相場はこの半年で102円から121円まで上昇したが、これは約19%のドルの上昇と成り、AUD やEURに対してのドルの上昇に比べて、目くじらを立てる程でも無い事に気付く。

もしかして現在は“行き過ぎた円安”ではなく、“行き過ぎたドル高”なのかなあ?

もしそうであれば、一部で可能性が噂された“ドル売り&円買い介入”など出る訳は無い。


先程121円台まで戻したが、120.21からの戻しとしては、“出来過ぎ”であろう。
 

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コメント2件

>昨日レポートを書いていてふと気付いたのだが、

これ、謙遜とかではなく、本気なのでしょうか?
ちょっと驚き。

投稿者:通りすがり | 2014年12月 9日  14:23

通りすがりさん、
勿論、EUR/USDとAUD/USDの下げは認識していましたが、その下げのパーセンテージと対円でのドルの上昇も似た様なものだとの認識は有りませんでした。

円安、円安だとばかり思っていて、実はドル高なんだとはたと感じました。

投稿者:塾長 | 2014年12月10日  18:56

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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