酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

FOMC.

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さあ、今日は注目のFOMC.が開催される。

タカ派的文言が盛り込まれるか?
それともハト派的なものに留まるか?

月曜日にGI24.に投稿した”直言・直筆”をご披露します。



 

“金利動向次第。”                     27.10.2014.


先月の米国雇用統計発表後に一旦は盛り上がった早期利上げ期待が萎むとともに先々週安値105.19を付けたドル・円相場は、その後徐々に値を戻し、先週は一時戻り高値の108.35を示現した。
しかし後が続かない。
週明けの東京市場では再び徐々に値を下げ、現在は107円台で取引されている。

米国の早期利上げ期待が萎んだ背景には、FOMC.メンバーである地区連銀総裁の米国景気に対する慎重論が挙げられるが、確かに市場が決める金利である債券価格は高止まりし(金利は下がり。)、好景気(株式市場の活況を見るにつけ、市場はそう思っていると考えても不思議ではあるまい。)=金利上昇のシナリオが全く当て嵌まっていない。

これを裏返せば、実際は米国景気は良くないのではないのか、或いは金利が低いままであるのがおかしいのかと言うことになる。

 

ドル・円相場は相変わらず米国債券の利回りの動きに反応し、基本的には利回りが下がればドル・円相場も下がり、利回りが上がればドル円相場も上がると言う動きが続いている。
先週1週間の動きだけ見ても綺麗に利回りが下がればドル・円相場も下がり、利回りが上がればドル円相場も上がると言う動きを見せているのだ。


と言うことはドル・円相場の動きを占うに当たっては米国金利動向を注視していればいい事になる。

その点から言っても何と言っても今週の焦点は28日から29日に掛けて開催されるFOMC.後の声明文に、早期利上げを仄めかすタカ派的な文言が盛られるのか、或いは逆にそれをけん制するハト派的な文言が盛られるのかが注目される。
一部には何とさらなる金融緩和を行うQE4.をやるべきだとの意見も有ると聞いたが、それは無かろう。

暫くはドル・円相場は105~110円のレンジ内で、金利が下がればレンジの下サイドの106~108円、逆に金利が上がればレンジの上サイドの107~109円のレンジ内で上下すると思っているのだが、先週我が国個人投資家とシカゴ・IMM.が全く逆の動きを見せた。

我が国個人投資家は、再びドルの先高感を持ち始め、ドルの買い持ちを先々週の約31億ドルから約34億ドルに増加させた。
ドルが下落した段階で、ドルの買い持ち額を増やしたのである。

そしてシカゴ・IMM.は逆に円のショート(ドルの買い持ち)を約35億ドル分も減少させ、先週時点のドル換算の買い持ち額は約83億ドルとなった。

ここ1週間のドル・円相場の動きを見て、全く相反するドル買い(我が国個人投資家)とドル売り(シカゴ・IMM)の動きが出た訳である。

これらの動きを見ても、当面は106~109円のレンジを大きく逸脱するとも思えない。
再びBuy on dips, and sell on rallies.=(下がったら買い、上がったら売る。)の戦略に戻っても良かろう。
 

 

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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