酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

あれから3年。


東日本大震災から今日で丁度3年経った。

未だに行方不明者が2633人、避難生活を強いられている方々が26万人もいらっしゃると言う。
本当にお気の毒だとご同情致します。

皆さんのご苦労を考えると、やれ寒いの、やれ狭いの、などの贅沢を言うと罰が当たる様な気がする。

思い起こすと大震災の当日は御殿場のゴルフ場でゴルフをしていた。
17番ホールを終え、18番ホールのティー・グラウンドに立っていると、ぐらっと来た。
“あれ、俺まだ二日酔いなのかな?”と思っていると、カートが揺れ出しクラブを洗う為に載せてある水がパチャパチャ言って、溢れだした。
人が立っていられない程揺れた記憶は無い。
“凄く大きな地震だな。”と思ったくらいだったのだが、一緒にプレーしていた某大手携帯電話会社の役員が、“東北地方で大地震が起きました。大変な事に成りそうなので、私は失礼します。”と言って、18番ホールのフェアウェイを駆けてクラブ・ハウスに向かって行った。
我々の携帯電話は繋がらなかったのに、何故彼はその情報を知ったのだろう?

何が起きたかを知らない残りの3名で残り1ホールのプレーを終え、クラブ・ハウスに戻ると停電し、暗くて風呂にも入れずプレー代の清算も出来なかった。
誰かがラジオのスイッチを入れると、“東北地方で大地震が起きました。その影響で東名高速が不通になっています。”と早口で話している。

仕方ないので、箱根経由で帰ろうと思って確か3時半頃だと思ったが、ゴルフ場を後にしたが、全く問題無く小田原まで行く事が出来た。

此処からが大変だった。
海に面している西湘バイパスは当然不通。
市内を通る国道1号線しか無いが、これが狭い。
総ての車がこの一つの道に殺到したから、大渋滞。

1時間掛かって1メートルも進まず、結局小田原市内を抜けるのに5~6時間も掛かってしまった。
のろのろ走っている時に、小田原市民向けのスピーカーが、“津波の恐れが有りますから、速やかに高台に避難して下さい。”と繰り返し、絶叫している。
こっちはいらいらしているものだから、“車が動かないんだから、避難のしようが無いだろうに。いざとなったら車の屋根にでも非難するさ。”とノー天気に考えていた。

約10時間掛かって午前2時頃に帰宅してテレビを見て仰天した。
津波の力に驚愕した。

“えーっ、車の屋根に逃げるどころではないか!”
自分の無知を恥じると共に、災難に遭われた方々に大きな同情を感じた。


月並みな言葉で大変恐縮であるが、どうか被災地の皆さん、頑張って下さい!

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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