野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

為替はエンドレス

「為替はエンドレスその1」

 銀行時代は大きな経済指標があったり大きな顧客玉を裁いたりした後は一息つきたくなった。その時上司からすかさず「今、ポジションは?」と聞かれる。常にポジションを持っていて欲しいということ。ポジションがなければ損もしないが、儲けもない。休んだり息つく暇なく取引する。させられる。24時間。為替はエンドレス。

「為替はエンドレスその2」

 為替はエンドレスは邦銀時代の話だが、ある外銀Bに誘われた時、「ポジション枠は5千万ドルでいいか」と聞かれた。当時はバブルなのでちょっと小さいかと思ったが、5千万ドルの意味は最低5千万ドルということで常に5千万ドルポジションを持ち続けるということであった。上限はなしであった。

 ただ米銀が皆アグレッシブではなく、ユダヤ系のR銀行は殆どのヘッジファンドとも取引があったため、とにかくそれを裁くだけというスタイルであった。それを裁くのだけも大変な金額であったが。結局青天井で休みなしのB銀行へは行かず別のC銀行に行くことにしたが、そこもアグレッシブなポジションを取り、上司は10億ドル以上のポジションを保有していたのであった。

 今はそれらB、C、R銀行もすべて消え去ってしまった。それぞれ銀行の経営方針やディーリングルームの運営方針は違っていた。それとは関係なく米銀は消え去った。今も当時の名が残る銀行はシティバンクくらいしかない。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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