野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

「損切りは壮絶なもの」

「損切りは壮絶なもの」

「損切りは壮絶なもの」 2011年3月投稿

 売りでも買いでもいいが、90銭に損切り注文があってその前後に1銭刻みで多くの注文が控えている時は損切りの執行が売りは89銭、88銭
となり買いは90銭、91銭となる。それは市場が落ち着いている時だ。90銭の損切りの売りを受けている時に次の市場の価格が60銭だとどうなるか、その60銭も他の参加者に叩かれ次は30銭しかないと、90銭の損切り注文を受けているディーラーはどうするのか。30銭以下をどんどん叩いて顧客に20銭で執行しましたというか、自己責任というか顧客保護で88銭で執行したというか。

 1985年以降は3年間40円ずつ円高となり、その中でも1日では数円のドル上昇ある大相場もであったので損切りの執行レートが注文のレートより30銭、50銭違うことは珍しくなかった。損切りを任せられるほうは結構苦労する。また損切りした途端に逆方向(それも多い)にいくと顧客がどうしてそんな悪いレートで執行したのかなどと文句を言ってくる。2011年3月16日のシドニー市場でのドル円急落は市場が薄くなったにもかかわらず、損切りの注文が増加したことにある。次のプライスがない恐怖が急落を招いた。損切りの注文は皆同じようなところに置くものである。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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