野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

バブルは遠くなりにけり 現在の最長経済成長から見て

「バブルは遠くなりにけり 現在の最長経済成長から見て」

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①タクシー=バブル時にはタクシーを待つ人が並んでいた。今はタクシーが並んでいる。バブル時では米経済指標で銀行に遅く残った夜は街に出てもタクシーがつかまらない。タクシー会社に電話しても繋がらない。漸くつかまった1台に相乗りをして帰ったことも多
      今はタクシーが並んでいる。


②ゴルフ場=銀行で顧客接待用のゴルフ会員権を買うとき米国本店に申請をしたのだが 本店からは会員権ではなくゴルフ場を買うのかと言われた。  そのゴルフ場は一時1億近くまで値上がりしたがバブル崩壊で30万円となった。全体的に会員権価格は現在下げ止まっているがバブル時と比べればとんでもない安さ(表参照)
      バブル時の平均価格は4388万円、今は200-300万円

      当時の成田空港に近い千葉のゴルフ場は20歳前後の若いキャディーさんが2人ついた。風呂から上がるとゴルフシューズが磨きあがっていた

③金利=邦銀発行の5年債の利回り(複利)が税引き後年利で8%を超えた 少しお金を預ければ5年後には新車が買えた 現在は新車を買うのに1000年以上かかる低金利


④接待経済(バブル期) 

 *官官接待、官民接待、民民接待花盛り。海外旅行接待、高級時計なども。相撲の砂被りやマス席に接待状況がNHKで映し出されていた
 *新入社員の安アパート(いわゆる外付け階段、洗濯機が外)にもお中元、お歳暮が届き、休日にはベンツでお迎え
 *そのベンツの運転手はベンツを5台買ったら1台おまけしてくれたと話していた
 *毎週接待に行く社員もいたが、そのゴルフ場の会員と思われていたようだ。ゴルフ用品も接待側がもつ

 今は一部を除いて接待禁止か


⑤ 海外買収案件=昔は映画、ショッピングセンターなど娯楽関係が多かったように思う 今は本当に需要を求めて海外進出


⑥外資の新入社員=まだ当時は新卒で外資に入る人は少なかったように思う 私のいた外銀は新卒に当時500万円(年)を支払っていた


⑦倫理=銀行の職場にゴルフ会員権の業者が出入り。また頻繁に社員にヘッドハンターから電話があった


⑧買値保証=マンション販売で銀行と組んで買値を保証すると言ってきた業者もあった(その後バブル崩壊)
 

*ベン・バーナンキは「バブルとは、終わってみないとそれがバブルであったのか、それとも経済のファンダメンタルズを表したものであったのかは解らない」としており、バブルの識別は事実上不可能であるとしている=でも これはデイトレの高値安値でも言えますね


*以上、人それぞれ、バブルの思い出があると思います。以下の本も参考になると思います。


「この一冊、金融イソップ物語」、ジョン トレイン、日経新聞社

あと一歩で儲けそこなった男達の話。

何度も大損することは出来ないので先人の儲け損ないの話を聞いて参考にして頂きたい。

1.ポンジー講、2、コンチ社、3、チューリップ投機、4、プルーイットアイゴー、5.クウェート株、6.まったく政府ってやつは、7、アフリカに緑を、8.ゼロックス社のSDS社買収、9.ジョンロー、10.イギリスの戦時国債借り換え劇、11.国際投信IOSなど
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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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