野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

テクニカルその1 P&Fなど

「横浜馬車道為替⑭、テクニカルその1 P&Fなど」2016年8月11日(木)

外国為替のチャートは無数にある。数限りなくあるということはあまりあたるものはないということだ。ゴルフでドライバーを多く持つ人はドライバーが苦手であり、パターを多く持つ人はパターが苦手である。チャートが数限りなくあることはそれが不確かであることを物語っている。将来を見通すにはチャートには疑問があるが、現在の相場の位置や相場の管理、取引の規律には役立つし、時々出るチャートそれぞれの形のパターンからは次の動きを示唆するものもあろう。
 外国為替のチャートとして生まれたものは少ない。より古い歴史のある商品相場や株式相場で生まれたチャートをそのまま応用している。チャートにもかなり複雑なものもあり、さらには星占い、高島暦のようなものもある。私もすべてを検証したのではないが、自分で検証し為替取引に役立つものを以下の通り取り上げた。友人、知人が試していて実績の上がっていないものは省いた。また為替は24時間取り引き出来る市場であるので1日1日のオープン、クローズというのも正確さを欠くものでありその辺も他の市場のチャートの扱いと誤差を生んでいるものと思われる。

「ポイント&フィギャア」 PFの効率
○×に素直に 
「最後はポイント&フィギュアーに張り付こう」 
 (その1)個人的には為替の取引を 「需給、ファンダメンタルズ、無駄を省くための各種チャート プラス 勘、感情、煩悩」を使っているが、最後にどうしようもない時は 単純にポイント&フィギュアーに頼れば良いと思っている。 まだ幸いにもそこまで頼らなくても良い状態だ。しかし ポイント&フィギュアーが本当に儲かれば最初からこれ一本でやればいいのだがやっていない。あまりにも機械的な儲け方に抵抗があるのだろうか。
 ニューヨークで為替を始めたので、ドルが上がるときが○で 下がるときが×としている。三枠転換で 30銭動けば ○か×をつけはじめ 動きが逆になり30銭動けば反転して、○なら×に、×なら○に変える。私は短気なので銭の単位を四捨五入してつけている。 極めて単純な線である。
○の間はロングを続け、×になればドテン売りこす。再び○になればドテン買い越す。エンドレスゲームだ。その形を見てヘッド&ショルダーとか、フラッグとか言い、私もC型罫線という形を発見しディールに生かしている。24時間このグラフの繰り返しで売買し、反転すれば倍返しするとかなりの収益になる。シミュレーションしてもらいたい。最近はやっていないが以前ドルマルク5本(5百万ドル)で月1億円ぐらいの収益になったはずだ。(続く)
 (その2)長所はトレンドには絶対逆らわないことになるし、利益の幅もかなり拡大できる。短所は狭いレンジで行ったり来たりの相場では収益が上がらない。(しかしそんな時は誰でも儲けにくい。)
大相場は必ず取れる。しかし24時間やらないといけない。もちろん時間を区切ってやってもよい。 銀行のディーラーはこんなことをやらなくてもいろいろ楽に儲かる仕組みがあるのでやらなくてもよい。 
 一度 3人か4人で24時間ポジションを回そうということになったり、海外支店とリレーしようということになったり、傲慢にもブローカー諸氏に任せようともなったがすぐ立ち消えとなる。
 単純なシステムトレーディングである。これくらい開発してくれればいいのにと思う。自動的に売買するだけだ。 ひっくり返すのも簡単であろう。EBS(電子ブローキングシステム)とタイアップして作って欲しいものだ。
 注意点としては経済指標や 要人発言で相場が飛んだときにプライスが取りにくいことだが、確率的には低いのでそれについて議論する必要もない。
 最後はこの手段があるから、普段は人間的に感情を押し殺さず思うがままに取引している。
感情を抜いて確率の高いチャートでやるのが良いのか、人間として生まれた以上 煩悩のおもむくままにそれなりの知性を振り絞ってやるのがいいのかは個人の好みであろう。
 しかし 24時間ポイント&フィギュアーディールは必ず儲かるのである。最後の砦だがそれをやる気力と体力、辛抱力がなくなってきた。 若い人はやれば良い。儲かるけど面白くない。しかしトレンドを外さないで苦しいポジションは持つことはない。体力、気力ディールだ。 
流れに反するポジションを持つことを古今東西の為替指南書は戒めている。で
も流れとは何かということは指示してくれない。同様に「為替はファンダメンタルズに基づいて動くべきだ。」と言われるが何がファンダメンタルズの指標かは明らかにしない。元財務官の黒田氏も著書でそう語っている。不親切な指示にディーラーは悩む。
 トレンドラインを引けばとも言われるがかなりトレンドが出てこないと引けない。やはり簡単でかつ重要なのはポイント&フィギュアーの○×の向きだろう。
デイトレーダーならイントラデイのものを、やや長期なら日々の引け値を基にしたものでよい。(私は○が上げで、Xが下げと約束事にしているが、日中でも、長期でも○がついている時はロング、Xはショートにしている。)
素直に従えば、儲けは多く、損は3枠転換を採用しているなら3枠分のみだ。チ
ャートを中心にディールをしている人なのにこのような基本を踏み外している人が多いものだ。
また突発的なニュースで値が飛ぶこともあるが、素直な○、Xに従っていると自己
のポジションにフェイバーな方向で値が飛ぶことが多い。
上がっている時はロング、下がっている時はショートを持つことの基礎を示すものがポイント&フィギュアーである。まったくローテクであるが役に立つ。しかし感情、意地、生半可なファンダメンタルズを持つ人には使いにくい。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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