野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

ID為替おさらい26 日本の介入は大成功で5兆円兆の儲け、ただ黒田総裁の買い値は114円なのであと一息、民主党が意外に貢献

「ID為替おさらい26 日本の介入は大成功で5兆円兆の儲け、ただ黒田総裁の買い値は114円なのであと一息、民主党が意外に貢献
2014年9月のリポートです
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「日本の介入は大成功で5兆円兆の儲け、ただ黒田総裁の買い値は114円なのであと一息、民主党が意外に貢献」

①ドル円の介入に関わるポジションはネットで約7323億ドルのロングで買い値は102.33円(ドル売り介入もあり)儲けは4.8兆円

②ユーロ円の介入に関わるポジションは約55億ユーロのロングでで買い値は113円、儲けは1430億円

*これに、少なくはない金利差益が加わる

③1993年以前の介入ももちろんある(240円でドルを売ったり、160円から買い下がっている)が、現在の介入額と比べれば小さく、長期間金利差益での収益もかなりあり、コストの高いドル買いでも為替損も相殺しているので、試算から省いた

④もちろん、銀行ごとの介入の金額や買い値は個別に公表されていないので、この推測は正確ではないが、大きく外れるものではない

⑤収益源は民主党時代の介入(2010年9月から2011年11月)で2068億ドルのロングで買い値が79.39円。これなくして利益は出なかった ただ円高デフレを加速させたのも民主党かもしれない

⑥現日銀総裁の黒田氏が財務官時代(1999年7月-2003年1月)の介入は1282億ドルで114.43円であるので あと一息、これを儲けに転じて頂きたい 115円で黒田総裁も勝利となる

⑦このような数字は財務省・日銀が公表していればいいのだが、正確なものはないので財務省資料より類推した

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*従来は日本の介入は他国中銀と比べると思い通りにいかず、損が膨らむ介入、輸出業者への補助金と言われてきた。
 介入する度にドル円が下落していたのは、介入は一時的だが、貿易黒字での輸出業者の円買いはコンスタントに出るので 時間が経てば円高が進行した

*しかし2011年から貿易赤字への転換で円安となり、漸く日本の為替介入が儲かるものとなってきている

*この収益を民間に還元すればいいのだが、7000億ドルもの金額をを一気に売ると相場が壊れてしまい、全額が109円台で売れるわけでもない

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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