野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

ID為替おさらい5「為替レートのコミットメント」

ID為替おさらい5「為替レートのコミットメント」


G-20 (2013年10月10-11日 於:米国・ワシントンD.C.)=為替については言及せず

1.9月に我々の首脳が会合して以降、世界経済の回復は続いている。主要な先進国において改善の兆しが見られる一方、多くの新興国において成長が鈍化しているが、新興国は引き続き世界の成長の重要な推進力である。現在の見通しは、多くの国における許容できないほどに高い失業率などの課題を示しており、下方リスクは引き続き残っている。米国は短期な財政の不確実性に対処するために緊急の行動をとる必要がある。我々は、資本フローの変動は引き続き重要な課題であることを認識する。

G-20(2013年7月19-20日 於:ロシア・モスクワ)]

我々は、根底にあるファンダメンタルズを反映するため、より市場で決定される為替レートシステムと為替の柔軟性に一層迅速に移行し、為替レートの継続したファンダメンタルズからの乖離を避けるとの我々のコミットメントを再確認する。我々は、通貨の競争的切り下げを回避し、競争力のために為替レートを目的とはしない。我々は、あらゆる形態の保護主義に対抗し、我々の開かれた市場を維持する。
我々は、資金フローの過度の変動及び為替レートの無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与えることを再確認する。


G-7(2013年2月12日)

 我々は、為替レートは市場において決定されるべきこと、そして為替市場における行動に関して緊密に協議すべきことを再確認する。我々は、我々の財政・金融政策が、国内の手段を用いてそれぞれの国内目的を達成することに向けられてきていること、今後もそうしていくこと、そして我々は為替レートを目標にはしないことを再確認する。我々は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることに合意している。我々は引き続き、為替市場に関して緊密に協議し、適切に協力する。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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