野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

「ドル円、どかんと一発やってみようよ」

「ドル円、どかんと一発やってみようよ」


副題「ドル円、コツコツ・ドスーン型、コツコツ・ドカーン型も貿易収支次第」

 貿易黒字時代、特に20世紀のドル円では、ドルの上昇はコツコツであり、ドルの下落はドスーンと一気にくることが多かった。

日々の動きでもドル円の上昇が5円以上になることはなかった、ドル円の下落は5円どころか10円以上の時も何度もあった。

 東日本大震災以降の貿易赤字による円安(世間ではアベノミクスと言われているらしい)では、その傾向はなくなったが

2015年の貿易赤字が減少し2016年に黒字化してからは、再びコツコツ上げてドスーンと下げるパターンが出始めた


 (貿易黒字でのコツコツドスーンとなる理由は簡単である)

 市場では実需のドル売りが多い中で、金利要因や他のトピックでドルを買う、ただそのドル買いはいわゆる投機なので買えば売らないといけない
売るときは輸出ももちろん売っているのでドルの下落が加速してしまう。上げるときは輸出のドル売りでそのスピードが鈍る

 逆ももちろんある。貿易赤字となればコツコツ下げてドカーンと爆発するのだろうが、その例は少ない。

 バブルの時(貿易赤字となったわけではないが黒字が縮小)、95年の大規模介入と海外投資規制緩和、そして東日本大震災の時である。

 ただ昔ほどのドルの10円以上の急落がなくなったのは、日本の貿易黒字が中国へ移管しているからだろう

(どかんと一発やってみようよ、という真心ブラザーズの歌があるが、そうなるには貿易赤字が必要)

 写真は山下公園の先週の花火 まもなく6月貿易統計の発表



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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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