野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

貿易、シリア、北朝鮮、吠える米国、静かな中国 米中首脳会談を終えて

4/10 (月)「貿易、シリア、北朝鮮、吠える米国、静かな中国 米中首脳会談を終えて」

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総括「イエレン議長、黒田総裁、英中独米 CPI 欧 ZEW 中 貿易 豪 雇用 米 ミシガン トルコ国民投票」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「スイス中銀、フラン売り介入継続か」
ID為替「ギリシャ救済は2010年以降3回目」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「ホテル ニューグランド界隈」

ドル円=108-113、ユーロ円=115-120 、ユーロドル=1.04-1.09

日経インデックス4月7日東京引け3月31日からの変化(2008年=100)円104.6強し、ドル128.2強し、ユーロ93.9弱し、ドルインデックス NYBOT101.12強し、原油52.29強し、金1257.3強し、DOW20656.1弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け168.74弱し IMM円投機筋4月4日 円-45800(前週比+7381)、ユーロ-11405(前週比-3482)

1.(今週の予定)

10(月)黒田日銀総裁 イエレン議長 さくらリポート 日 国際収支 景気ウォッチャー調査 豪 住宅ローン貸出 ノルウェー 消費者物価指数 加 住宅着工件数 米 労働市場情勢指数
11(火)豪 NAB企業信頼感 スウェーデン 消費者物価指数 英 消費者物価指数 小売物価指数 生産者物価指数 ユーロ圏 鉱工業生産 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数
12(水)日 機械受注 中 消費者物価指数 生産者物価指数 英 雇用統計 ILO失業率 南ア 小売売上 米 輸入物価指数 加 政策金利
13(木)中 貿易収支 NZ 企業景況感(PMI) 英 RICS住宅価格 豪 雇用統計 独 消費者物価指数 仏 消費者物価指数 加 新築住宅価格指数 製造業出荷 米 生産者物価指数 新規失業保険申請件数 ミシガン大消費者信頼感指数 
14(金) NZ、オーストラリア、香港、ヨハネスブルグ、フランクフルト、パリ、イタリア、スイス、ストックホルム、オスロ、ロンドン、トロント、NY、メキシコ休場(聖金曜日) 日 鉱工業生産・確報値 米 消費者物価指数 小売売上 企業在庫

16日(日)トルコ国民投票(大統領の権限強化)


(来週の予定)

17(月)NZ、オーストラリア、香港、フランクフルト、パリ、イタリア、スイス、ストックホルム、オスロ、ロンドン休場(イースター休暇)
 ヨハネスブルグ休場(家族の日)
 中 小売売上 鉱工業生産 GDP トルコ 失業率 米 NY連銀製造業景況指数 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
18(火)RBA議事録 加 国際証券取引高 米 住宅着工件数 建設許可件数 鉱工業生産 設備稼働率
19(水)南ア 消費者物価指数 ユーロ圏 貿易収支 消費者物価指数(HICP)・確報値 米 ベージュブック
20(木)日 貿易統計 NZ 消費者物価指数 独 生産者物価指数 ユーロ圏 建設支出 米 新規失業保険申請件数 フィラデルフィア連銀製造業指数 ユーロ圏 消費者信頼感・速報値
21(金)日 第3次産業活動指数 仏 製造業PMI  サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 英 小売売上高 加 消費者物価指数 米 中古住宅販売件数

2.総括「イエレン議長、黒田総裁、英中独米 CPI 欧 ZEW 中 貿易 豪 雇用 米 ミシガン トルコ国民投票」

*円「通貨首位、株価14位、貿易黒字がやや減少。家計消費は12カ月連続減少。日経弱い。米国との貿易交渉は」

 ついに円が今年の通貨番付の首位に立った。一方日経平均は15か国中14位と下落、年初来では数少ないマイナス圏の市場となっている。さて米海軍の原子力空母カール・ビンソンがシンガポールから朝鮮半島近海へ向かうと報じた。弾道ミサイル発射の挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがあるという。日本と北朝鮮とはほぼ貿易取引はないが、日本に万が一の衝突の被害が及ぶなどしたら株価が下落し、円買いにも繋がる恐れはある。円相場は3か月連続 円高推移している。4月新年度は少々機関投資家の外貨買いが出てもいいのだが。ただ3月上中旬貿易統計は、前年比で黒字が縮小したのは注意したい。輸出5.4%の伸びに対し、輸入が10.8%伸びている。黒字の縮小傾向は円高推移も穏やかなものになる。
 個人消費では2月家計調査で2人以上の世帯が使ったお金は26万644円で、前年同月より3.8%減った。減少は12カ月連続。外食や魚介類など食料への支出が減り、自動車の購入や外国パック旅行なども減った。マイナス金利に加え、年金受取額減少、払込額増加などで可処分所得の減少があり、消費低迷が長期化すれば、輸入も増えずに円高へ繋がる。
米国は貿易不均衡解消へ要求を突き付けてくるだろうが数量ベースで輸入増加の対応が出来なければ、円高を要求されることとなる。
 今週は日銀支店長会議やさくらリポート(地域経済報告)の公表がある。

*米ドル「通貨8位、株価(NYダウ)10位、米中首脳会談の目標の実現は。雇用統計悪化、FOMCで株高に懸念」

 米中首脳会談では米国の対中貿易赤字の是正に向け、100日計画を策定することで合意、外交・安全保障、経済、サイバー安全保障、人的交流の四つの分野でのハイレベル対話協力メカニズムを新たに立ち上げるなどの合意があった。目標は決まったので今後の両国の具体的な行動が注目される。数量ベースでの貿易不均衡の改善が見られなければ中国とともに日本へも通貨高の圧力がかかってくる。
 さて世界の警察の役割を果たさず「アメリカファースト」としていたトランプ大統領であったが、シリアへのミサイル攻撃、北朝鮮へ空母派遣などの行動に出たことは世界の治安に望ましいかもしれない。そのために経済的にリスクオフの流れとなれば株安円買いの流れとなる。
 米雇用統計は非農業部門雇用者が予想を大きく下回ったが、天候要因とされ落ち着きを取り戻した。そうならばADP雇用者数も減っても良かったとも思うが来月も減少すれば、一時的ではなく先行き不安となる。FOMC議事録で、「一部メンバーは株価が非常に高いと判断」とあったのは市場に驚きを与え米株下落の一因となった。また「再投資政策の変更は年内に正当化されると大半が判断」とあった。これについてはダドリーNY連銀総裁が「バランスシートの縮小計画が利上げサイクルの大幅な遅れにはつながらない」と発言しドルが買い戻される場面もあった。ダドリー発言は雇用者の減少で低下していた6月利上げ観測が持ち直した。市場が織り込む6月利上げ確率は、雇用統計発表後に60%を割りこんだが、直近で66%となった。9月の利上げ確率が35%、12月利上げ確率は53%である。4月7日の米アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、1Qの米国内総生産(GDP)伸び率は年率0.6%となる見通しで4日時点の予想である1.2%から下方修正された。自動車販売、非製造業活動、雇用統計などに関する最新データを反映した。
 これといった成果の上げられない新政権だが、支持率は35%まで低下した。支持率上昇のためのシリア攻撃でもないと思う。今週はイエレン議長発言、ミシガン大消費者信頼感指数 消費者物価指数 小売売上などに注目したい。

*ユーロ「通貨5位 株価(独DAX)4位。出口戦略観測で行ったり来たり」 

 仏の世論調査によると、4月23日の第1回投票ではルペン氏が得票率25-30%で第1位となるが、5月7日の決選投票では中道系独立候補のマクロン前経財相が勝利する見通しだ。
 さてECBの出口戦略であるが、緩和維持派と出口派の意見があり、経済指標の結果で金利とユーロが揺れている。
緩和維持派ではドラギ総裁が、ユーロ圏の物価の基調は引き続き弱いなどとして、今の金融政策を見直す必要はないとした。コンスタンシオECB副総裁は緩和的な政策について理事会内で総意が得られているとし、経済情勢に変化が見られるまで同政策は維持される、プラート専務理事は、債券買い入れを追加縮小することについて協議するのは時期尚早とした。
 一方出口派ではワイトマン独連銀総裁は、緩和解除の時期や方法を巡る協議に着手することは正当との考えとし、クーレECB専務理事は、ユーロ加盟国や他の経済主体は借り入れコストの上昇に備えるべきだとの考えを示した。ドイツ銀行協会プレジデントのペーテルス氏は超緩和策を早期に終了すべき、ドイツ経済省に提言する諮問評議会は、超低金利政策により、欧州金融システムでリスクが高まっているとの報告書をまとめた。
 経済指標では3月CPIの低下が緩和維持派を支えたが、2月ドイツ経済指標は、鉱工業生産指数、製造業PMIが強かった。今週はユーロ圏の鉱工業生産、ZEW景気期待指数や独ZEW景気期待指数、消費者物価指数の発表がある。またギリシャに対する追加支援の条件となる改革について同国政府とユーロ圏債権団が大枠合意した。

*英ポンド「通貨6位、株価13位、景気は弱くもない。離脱交渉は米貿易不均衡問題より難しくない」

 今年はここまで通貨は6位と昨年ほどは弱くないが、強くもない。離脱交渉の不安はあるが、ここまでの成長率、インフレ率も高いことがポンド買いを誘っているのだろう。3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、3カ月ぶり高水準の55.0に上昇した。2月は53.3だった。 ただカーニー英中銀総裁はインフレ加速に伴い英消費者の需要が減退するか、注視する姿勢を示した。 英経済の強さに関して消費者の需要の強さが重要との認識を示し、「それが緩やかに減速する兆しが出ている。それはわれわれが予想していることだが、今後注視していく」と述べた。 ブリハ金融政策委員は消費は現在減速しつつあると見ているとし、EU離脱決定を受けた英ポンド安による貿易への恩恵でこうした減速は完全に相殺されていないとの見方を示した。 「ポンド安は純輸出にプラスの影響を及ぼしていると見ている」としながらも、消費の減速を完全に相殺できるほどの規模かは疑問があるとし、「現時点ではそうは思わない」と述べた。
 今週は消費者物価指数、雇用統計の発表がある。米の貿易不均衡を是正する課題より英国の離脱交渉はスムーズにいくと思っている。それほど自然な貿易の流れを人為的に変えようとするものではない。

*人民元「通貨3位、株価6位、米中首脳会談=敏感な問題は適切に処理し、意見の違いは建設的にコントロール」

 冗談だが、ユーロのように米中が通貨統合すれば為替問題がなくなる。貿易不均衡問題も関税だけの問題となる。より強い経済ブロックが出来る。長期金利の水準は同程度だ。アジア各国も追随するなどとと思ってしまう。
米中首脳会談が終わった。元々日中とは異なり定期的に「戦略・経済対話」を行っていた米中両国であり、根回しが済んでいたのだろう。
 「両首脳は米国の対中貿易赤字の是正に向け、100日計画を策定する」、「外交・安全保障、経済、サイバー安全保障、人的交流の四つの分野でのハイレベル対話協力メカニズムを新たに立ち上げる」ことで
合意した。今後具体的な対策が出るのだろうか。出なければ米国の輸入制限や人民元高となるのだろうが、そうなれば世界経済が混乱してしまう。これまで有言していたことが、ほとんど実施されないトランプ政権なので米国の思い通りとならなくても、また妥協すればいいのではないか。これはいい妥協だろう。こういう時はいつも中国はこう言っている。「敏感な問題は適切に処理し、意見の違いは建設的にコントロールすべきだ。両国は地域の重大な問題を共同で解決すべきだ」。早急に解決しようとせず、棚上げという中国のやり方もある。
さて今週は3月消費者物価や貿易収支の発表がある。貿易不均衡が俎上にのっているので毎回の対米貿易収支に一喜一憂するだろうが直接には人民元の問題なので、他の通貨には即影響することはない。
 中国は新たに経済特区「雄安新区」を設立する。今のところ株価に好材料となっている。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は2位、株価12位、今週は雇用統計。鉄鉱石価格が下落

 今週は3月雇用統計が発表される。雇用者数の増減に加えてフルタイム雇用の増減も注目したい。さてRBAは政策金利を過去最低の1.5%に据え置いた。中銀は軟調な雇用統計への懸念を表明した。ただ住宅価格急騰が、追加刺激策への強い反対につながっている。大手銀では住宅ローンの金利引き上げが相次いだ。為替については、豪ドル高が経済の動きを複雑化するという従来の文言を繰り返し、ソフトな通貨高牽制を行った。2月の小売売上高は予想に反して減少したが2月貿易収支は黒字幅が予想より拡大、住宅建設許可はマイナス予想から大幅プラスとなった。
 先週の豪ドル下落は、鉄鉱石価格の下落も影響した。中国の鉄鋼先物が4月7日、5%下落し、2カ月ぶりの大幅な下落率を記録した。鉄鋼の供給増や需要の伸び悩みを巡る懸念が広がり、鉄鉱石や原料炭も連れ安した。

*NZドル「通貨9位、株価は8位。企業信頼感が悪化する一方、インフレ圧力が高まる。中銀は通貨下落を歓迎」

対円での下落は8週連続で止まるが、先週は再び陰線と弱い。NZドルは下落したが中銀の介入はなし。ただ中銀は下落を歓迎とのコメントを出している。企業信頼感が悪化する一方、インフレ圧力が高まっている。住宅投資の過熱感は収まらない。IMFはNZの住宅ローンなどの家計債務増加に警告した。暫く重要指標の公表はないが、次の焦点は4月20日の1Q・CPIだろう。李首相のNZ訪問で対中国で経済関係強化することとなった。NZ経済に影響を与える中国の経済指標だが、3月中国製造業PMIは政府版が上昇、財新版が低下した。乳製品価格が持ち直している。また2月貿易収支は予想の赤字より改善した。ただ3月ANZ企業景況感は悪化。4Q・GDPは予想を下回った。4Q失業率は悪化。ただ労働参加率は過去最高となるなどマチマチの指標が続く。観光業が活況を呈し、GDPへの貢献度では乳製品輸出を上回るようになっていのも中国の影響が大きい。

*南アランド「通貨番付10位へ転落、株価は上昇して11位。2社が投機的な格付け水準に。南ランドは先週後半下げ止まり」

 ズマ大統領は、内閣改造を発表、財政路線で対立するゴーダン財務相を更迭した流れで、S&Pとフィッチが南アの格付けを投機的水準に引き下げた。ムーディーズは格付け判断を先送りした。先週一週間では通貨ランドは大幅下落したが、債券市場は小動き、株価指数は上昇した。為替以外に大きな動揺はない。為替も先週後半は落ち着いてきている。市場からの信頼が厚いゴーダン氏を更迭したことで南ア最大労組のCOSATUはズマ大統領の辞任を要求している。野党DAはズマ大統領不信任案を提出し18日に採決される。現在ANCは議会の62%を占めている。投票は記名式である。ANC内部から造反者が出るかどうか。
 経済指標では3月PMIは低下も依然節目の50を7か月連続で超えている。生産と新規受注が伸びて企業が在庫を積み増した。今年は年末に次期大統領に繋がるANCの党首選が行われる。不安材料としてはズマ大統領が最近、依然として大半が白人層の手にある農場を補償なしで没収するための憲法改正も行いたい意向を表明。ジンバブエ経済を破滅に導いた土地の強制収容が再現されるのではないかとの懸念も広がっている。

*トルコリラ「通貨は最下位、株価は首位、いよいよ国民投票、経済指標は改善 テロ不安あり」

 先週は格下げで揺れる南アランドとほぼ同じ下げ幅となった。3月製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.3と、2月の49.7から上昇し、3年ぶり高水準となった。 景気改善と悪化の分かれ目となる50を約1年ぶりに上回った。トルコの製造業部門がここ3年で最も力強く改善したことを示している。 新規ビジネスは2015年12月以降最も急速に伸びた。 GDPも改善した。2016年GDPは2.9%増加し、予想の2.2%増を上回った。2016年4Q・GDPは前年比3.5%増加。予想は2.3%増だった。シムシェキ副首相は、GDPの数字は、2017年に経済がある程度拡大し、2Q半ばから成長ペースが加速することを示しているとした。しかし4月16日の大統領権限強化のための国民投票を前に不安感があるのかトルコリラは買われない。否決されれば混乱が起きるし、可決されれば権限強化を嫌うテロの可能性も出てくる。投票を前に「ノー」と言いたい反対派も公には言えないピリピリとした雰囲気もあるようだ。米国のシリア攻撃を支持するトルコへ反発するテロの可能性もあるだろう。
 豪のビショップ外相は、テロリストがトルコのガリポリ半島で今月下旬に行われる第1次世界大戦の記念式典を標的とした襲撃を企てているとみられる情報を入手したと明らかにした。第1次世界大戦中の1915年に、豪とNZの軍隊がトルコのガリポリに上陸した日を記念して制定された「アンザックの日」には毎年、多くの豪やNZ人が現地を訪れている。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「110.50以下の下ヒゲで抵抗」

日足、3月14日からの8日連続陰線の後、下げ止まる。3月15日-31日の下降ラインを上抜ける。110.50以下で何度も下ヒゲが出る。3月10日-14日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。ボリバン下位。

週足、2月27日週-3月6日週、16年11月7日週-17年2月27日週の上昇ラインを下抜く。3月13日週‐20日週の下降ラインは上抜く。16年9月26日週‐11月7日週の上昇ラインがサポート。上値抵抗は3月6日週‐3月13日週の下降ライン。

月足、3か月連続陰線。今月も陰線スタートだが3月同様のところで下ヒゲで抵抗。16年11月‐12月の上昇ラインは下抜く。16年6月‐11月、12年9月-16年6月の上昇ラインがサポート。17年1月-3月の下降ラインが上値抵抗。2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインを下抜けている。

年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。ただ2016年は終盤にきて下ヒゲが大きく伸びた。17年は陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「ボリバン上限から一気に下限へ」

日足、3月27日にボリバン上限を上抜いてから4連続陰線。一旦下げ止まるも3月2日-4月5日の上昇ラインを下抜け、ボリバン下限へ。4月6日-7日の下降ラインが上値抵抗。2月22日-3月2日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。
週足、4週連続陽線もボリバン上限を上抜いたところで反落、3月6日週‐13日週の上昇ラインを下抜き2週連続陰線。1月2日週-2月27日週の上昇ラインを下抜ければボリバン下限へ。
月足、17年1月‐3月の上昇ラインがサポート。16年11月‐17年3月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。2011年‐14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「9日連続陰線」

日足、9日連続陰線。3月29日-31日の下降ラインに沿う。ボリバン下限に沿う。ボリバン下限を下抜いた分は短期的には戻す。
週足、2月27日週‐3月6日週の上昇ラインを下抜き、再び4週連続陰線。3月13日週ー20日週の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限。16年6月20日週‐10月17日週の上昇ラインも下抜けるか。
月足、16年6月‐10月の上昇ラインを下抜ける。16年12月-17年1月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2年連続陰線。今年も陰転(円の強さで)。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「スイス中銀、フラン売り介入継続か」

 スイス中銀の外貨準備高が3月に150億フラン増加した。3月末時点の外貨準備高は6831億8100万フラン相当、2月末の準備高は、6683億3200万フラン。フラン売り介入継続か

6.ID為替「ギリシャ救済は2010年以降3回目」

 デイセルブルム議長は4月7日、次回のギリシャ救済融資の実施条件で国際債権者団とギリシャ政府が大筋合意したことを明らかにした。ギリシャ救済は2010年以降3回目となる。新たな融資を受けるためには、国際債権団が送り込む専門家が定期的に実施する改革状況の審査に合格しなければならない。 最新の審査は昨年半ばから長引いている。ギリシャが持続可能な財政基盤を築くために必要とされる年金や所得税の改革を巡って債権団側に意見の相違があるからだ。 今回のギリシャ救済に参加を表明しているのはユーロ圏の国だけで、ドイツはIMFにも加わってもらいたいと考えている。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超
円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 
野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「ホテル ニューグランド界隈」

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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