野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

ツイッター恫喝政治から、政策は元の穏便なものに戻る

2/13(月)「ツイッター恫喝政治から、政策は元の穏便なものに戻る」

hinama1.JPG

総括「日米首脳会談の影響、イエレン議長 日・独 GDP 中 CPI 欧 ZEW 英 CPI 豪 雇用」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「IMFとトランプ大統領のコメントは同じ」
ID為替「信賞必罰」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「ひな祭り 伊豆稲取」

ドル円=111-116、ユーロ円=118-123 、ユーロドル=1.04-1.09

日経インデックス2月10日東京引け2月3日からの変化(2008年=100)円102.5弱し、ドル129.9強し、ユーロ94.7弱し、ドルインデックス NYBOT 100.75強し、原油53.86強し、金1235.9強し、DOW20269.37強し、日経平均ドルベ-ス東京引け170.34強し IMM円投機筋2月7日 円-55060(前週比+3271)、ユーロ-44951(前週比+762)

1.(今週の予定)

 13(月)日 GDP GDPデフレーター
14(火)日 鉱工業生産・確報値 豪 NAB企業信頼感 中 消費者物価指数 生産者物価指数 ノルウェー GDP 独 GDP スイス 消費者物価指数 英 消費者物価指数 小売物価指数
    生産者物価指数 ユーロ圏 鉱工業生産 GDP・改定値 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数 米 生産者物価指数 
15(水)トルコ 失業率 南ア 消費者物価指数 スウェーデン 政策金利 英 雇用統計 ILO失業率 ユーロ圏 貿易収支 南ア 小売売上 加 製造業出荷 米 NY連銀製造業景況指数
    消費者物価指数 小売売上 鉱工業生産 設備稼働率 NAHB住宅市場指数 企業在庫 対米証券投資
16(木)豪 雇用統計 仏 失業率 スウェーデン 失業率 ECB議事要旨 米 住宅着工件数 建設許可件数 新規失業保険申請件数 フィラデルフィア連銀製造業指数
17(金)NZ 企業景況感 小売売上 日 家計調査 スウェーデン 消費者物価指数 英 小売売上 ユーロ圏 建設支出 加 国際証券取引高 

(来週の予定)

20(月)NZ 生産者物価 日 貿易収支 トロント休場(ファミリーデー) NY休場(大統領の日) 独 生産者物価指数 加 卸売売上高 ユーロ圏 消費者信頼感・速報値
21(火)RBA議事録 スイス 貿易収支 仏 消費者物価指数 製造業PMI・速報 サービス業PMI・速報 独 製造業PMI・速報 サービス業PMI・速報 ユーロ圏 製造業PMI・速報
    サービス業PMI・速報
22(水)独 Ifo景況感指数 英 GDP・改定値 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)・確報値 加 小売売上 メキシコ GDP 米 中古住宅販売件数 FOMC議事録 
23(木)独 GDP・確報値 仏 企業景況感 スイス 鉱工業生産 南ア 生産者物価指数 米 新規失業保険申請件数 住宅価格指数 
24(金)仏 消費者信頼感指数 加 消費者物価指数 米 新築住宅販売件数 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
 
2.総括「日米首脳会談の影響、イエレン議長 日・独 GDP 中 CPI 欧 ZEW 英 CPI 豪 雇用」

*円「通貨3位、株価11位、ツイッター恫喝政治から、政策は元に戻る」 

 日米首脳会談が終わった。日米同盟の確認、為替問題は両国財務省に任せる、会談は大成功との評価で短期的には円安に振れるが、冷静に考えると派手なツイッター攻撃からオバマ元大統領時の状況に戻っただけである。トランプ大統領が時間が経つに連れ側近の意見を聞き軟化した。今後も日本の黒字が増加し、ドル高で米製造業の収益が落ちた4Qのようになれば、円安批判は出てくる。それはオバマ前大統領でもトランプ大統領でも同じである。
 今後は何を要求してくるのだろう。米有力畜産2団体は、トランプ大統領に書簡を送り、日米のFTAの早期交渉入りを要望した。米国はTPPからの離脱を決め、現状では対日輸出で関税引き下げなどの恩恵を得られない。畜産2団体は日本に牛肉や豚肉の一段の市場開放を求めている。2015年の日本への牛肉輸出量は、関税引き下げで有利になった豪州産が前年比3%増えた一方で、米国産は13%も減少した。両団体は日米FTAを早期に結ばなければ「さらに競争相手に後れを取りかねない」と懸念した。日本は牛肉に38.5%の関税をかけているが、TPPが発効すれば最終的に9%まで下がる予定だった。日本は米国との2国間協議でもう一段の関税引き下げを求められるリスクを懸念し、交渉入りに慎重な意見が少なくない。
 さて今週は日本の16年10-12月期GDPから始まる。個人消費が伸びないと、輸入も増えず、貿易黒字が増加し円高要因となる。
またドル高要因の一つであるソフトバンクのドル買い観測であるが、技術分野への投資拡大を目指して設立する1000億ドル(約10兆円)規模の投資ファンドの最初の資金調達が完了する見通しとのことだ。
他にGPIFに米国に投資をさせてドルを上昇させることもできるが、資本のドル買いはドル買い切りの輸入と異なり、一旦ドル買いが終了すれば、利息・配当の受け取り、元本の償還などと、ドルの売り手に転じるのでトレンドを作るものとはならない。一回一回の動きは派手ではあるが。

 1月の景気ウォッチャー調査は景気の現状を示す指数は前月より1.6ポイント低い49.8だった。悪化は7カ月ぶり。内閣府は基調判断を11カ月ぶりに下方修正し、「持ち直しが続いているものの、一服感がみられる」とした。米トランプ政権の政策の不透明感などから、「家計」「企業」「雇用」の3分野ともに前月より低下した。今後マイナス金利の影響である個人の可処分所得の減少と消費の減退は徐々に出てくる。マイナス金利で銀行、生保は負の影響が出るが、それを預金者、保険契約者に付け替える動きが出始めている。

*米ドル「通貨10位、株価(NYダウ)8位、トランプ大統領軟化、イエレン議長の議会証言あり」

 私もそう思ったが、日米首脳会談は両首脳の個人的な結びつきの強さが示され、日米同盟が確認され、円安への圧力もなく大成功となったと思った。ただ、会談前にトランプ大統領がツイッターなどで日本が米国の駐留費をさらに支払わないと撤退する、日本は為替操作をしているという点からは日本にとって大きく改善したものとなったが、結局はオバマ大統領時代に、いやこれまでの大統領達と同じ立場をとることとなっただけで日本に新たなメリットが生まれたわけではない。ペンス副大統領と麻生副総理との間での新たな協議の枠組みを作るとか、為替に関しては「専門家たる日米財務相間で緊密な議論を継続させていく」なども目新しいものではなかった。普通に戻っていくということだけだ。
 今後の注目点は米国の減税規模がどれくらいとなり、それが財政赤字拡大にどう影響するかだろう。「驚くべき減税」とぶち上げたが、財政赤字拡大に結び付けば市場は評価しないし格下げ問題も出てくる。
経済については「自由で公正な貿易のルールに基づいて、日米両国間および地域における経済関係を強化する」となった。米国は農産物の関税引き下げについても強く要求してくるだろう。ドル高になって4Q・GDPが縮小したような結果となれば、もちろん日本が批判されることとなる。これまでと同じだ。
 今週はイエレン議長の議会証言がある。インフレ動向と今後の利上げのペースについての発言に注目したいが、任期を残して辞任する金融規制強化のタルーロ理事についての質問が出てくるだろう。
それにしても、トランプ大統領は軟化したものだ。イスラム国などからの入国禁止令差し止めで敗訴したがさらに控訴しない、日米首脳会談では日米同盟や為替の問題で妥協したこと、一つの中国を尊重することとしたことなどである。普通の大統領に戻っていくのだろうか。この急変には大統領が従うブレーンが背後にいるようだ。

*ユーロ「通貨9位 株価(独DAX)10位。選挙情勢、ギリシャ債務、独GDP、ZEW景気期待指数」

 仏、独の選挙状況やギリシャ債務問題が重しとなっている。 仏の最新の世論調査によると、大統領選の決選投票では、中道系の独立候補、マクロン前経済産業デジタル相が極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首を大きく引き離し勝利すると見込まれている。調査によると、決選投票ではマクロン氏が65%を得票し、35%のルペン氏を破る見通し。第1回投票では、ルペン氏の得票率が26%と、23%のマクロン氏をおさえ首位に立つと予想されている。中道右派、共和党のフィヨン元首相は20%と3位になり、決選投票に進めない見通し。フィヨン氏は妻への不正給与疑惑が浮上している。
 独では9月の総選挙では中道左派の社会民主党(SPD)がメルケル首相が率いる保守派を破ると見込まれている。 SPDは長年、支持率でメルケル氏の保守派の後塵を拝してきたが、シュルツ前欧州議会議長が党首に就任して以降、同党が勢いを増していることが浮き彫りとなった。 SPDの支持率は31%で、保守派の30%を上回った。 反移民政策を掲げる「ドイツのための選択肢」(AfD)は12%で、3位につけるとみられている。
  ギリシャと国際債権団は10日、今後数年のギリシャの財政軌道をめぐる意見の相違を解消する上で、明確な進展を遂げた。ギリシャのチャカロトス財務相は、ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長と、ECB、ユーロ圏救済基金、欧州委員会、IMFの各当局者らと会談。 デイセルブルム議長は「われわれは本日大きく前進し、(債権団の)調査団が今後数週間にギリシャに戻るために歩み寄った」と話した。
 独の16年12月の鉱工業生産指数は前月比3.0%低下した。製造業と建設業の生産減が響き、低下率は2009年1月以来、ほぼ8年ぶりの大きさとなった。
予想は0.3%の上昇。製造業の生産は3.4%、建設業は1.7%、それぞれ落ち込んだ。製造業では特に資本財の生産が弱かった。
 独の16年通年の貿易収支は、2529億ユーロの黒字となり、黒字額は過去最高を更新した。前年は2443億ユーロの黒字だった。
トランプ米大統領の国家通商会議の責任者であるピーター・ナバロ氏は前週、FTに対し、ドイツは「過小評価が著しい」ユーロを利用することで米国や欧州連合(EU)の貿易相手国よりも有利な立場を得ているとの見解を表明。ドイツの貿易黒字が過去最高を更新したことで米独間の摩擦が高まる恐れがある。

*英ポンド「通貨8位、株価10位、貿易収支・鉱工業生産改善、下院はEUからの離脱通告の権限をメイ首相に与える法案を可決」  

 16年12月の貿易収支は108億9000万ポンドの赤字 で、赤字幅は11月改定値(115億5500万ポンド)から縮小した 。12月の鉱工業生産指数は前月比+1.1%となり、予想の+0.2%を上回った。
前年比では+4.3%と、2011年1月以来の高水準。予想は+3.2%だった。製造業生産は前月比+2.1%と、予想の+0.5%を大幅に上回った。先々週はインフレ見通し下方修正でポンドは下落したが、先週は上述の二つの指標が支えた。英中銀フォーブス金融政策委員は、英経済が引き続き堅調でインフレ加速が継続するようなら、英中銀は早期に利上げに踏み切るべきとの認識を示した。
 さて英下院はEUからの離脱通告の権限をメイ首相に与える法案の採決を行い、賛成494、反対122の賛成多数で可決した。20日から審議が行われる上院でも承認されれば、EU側に正式に離脱を通告し、離脱交渉が始まる。最高裁は今年1月、「離脱通告は議会の承認が必要」と判断しており、法案はこれを受けたもの。EU離脱交渉開始に向け、メイ氏はハードルの一つを越えたことになる。
 法案は上院でも通過するとの見方が強い一方、超党派で法案の修正を求める声もあり、審議が難航する事態もあり得る。メイ氏は既に、上下両院で承認された後の3月下旬を通告時期とすると表明。

*人民元「通貨7位、株価6位、米中会談はいつか、貿易収支改善」

 いい話が2つあった。一つは1月貿易収支の黒字が拡大、輸出入ともに増加したこと、中国にとっても資源国にとっても朗報であり、また世界全体にリスクオンの流れとなった。もう一つはトランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談し、中台がともに一つの中国に属するという「1つの中国」政策の維持で合意したことを明らかにしたことである。 トランプ大統領は昨年12月、米国は「1つの中国」政策を必ずしも堅持する必要がないと発言。中国政府の神経を逆なでするような発言が続いていたが、今回の会談は、米国の従来の対中政策への回帰を示している。
米中首脳は、相互利益にかかわるさまざまな問題について、対話と交渉を行っていく」と説明。 会談は両国民の幸せを祈るなど、極めてなごやかに行われ、「相互に訪問を招待し合った。大きな成功を収めた会談を受け、トランプ大統領と習主席は再会談を楽しみにしている」という。
習主席は「中国と米国の発展は互いを全面的に補完し、共に前進することができる」とし、「両国は非常に良いパートナーとなることが可能だ」と述べたという。 主席はまた、中国が米国との間で、貿易、投資、テクノロジー、エネルギー、インフラの面で連携を図り、世界平和と安定を共に守るため国際的な分野で協調を深めることを望む、とした。
前回の本紙で水面下での交渉が続いていたとしたことが実を結んだ。春節ではトランプ大統領の娘であるイヴァンカ氏がワシントンの中国大使館へお祝いの訪問、また中国語を話す大統領の孫がツイッターで
春節のお祝いの歌を中国語で歌っていたことも、良好な関係は続いていた。今週はCPIの発表がある。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨首位、株価13位、12月は過去最高の貿易黒字、中国の貿易収支も改善」

 原油以外の資源価格が上昇してきたことや中国の景気回復が豪ドルを支え、通貨番付のトップの押し上げている。豪の12月は過去最高の貿易黒字、中国の輸入も増加している。輸出増加は4Q・GDPに反映しよう。3Q・GDPは前期比マイナス成長であったが4Qは1%程度成長か。インフレは上昇してきたが、まだインタゲ下限の2%に届かない1.5%であり、政策金利は据え置きとなった。雇用統計は改善中。
RBA声明、RBA四半期報告、RBA議事録ともに成長、インフレの安定を強調。ただRBAは豪ドル高に神経質である。政局では首相支持率は低下している。また有力議員の与党離脱の可能性があり首相の求心力が衰えている。理不尽と言えども、難問問題でトランプ大統領がターンブル首相を恫喝したことはイメージダウンであった。

*NZドル「通貨2位、株価5位、NZ中銀の「NZドルの下落が必要」発言でNZドルが下落、ただファンダメンタルズは悪くはない」

 NZドルは乳製品価格上昇、強かった4Q・CPI、移民による消費増、観光産業の活況もあり上昇していたが、4Q・失業率の悪化からリズムが狂ってきた。移民増加で求職者が増加、労働参加率は過去最高で内容は悪くはなかったが、NZドルは弱含み推移した。政策金利据え置き後の声明では、NZ中銀はNZドルの下落が必要、かなりの期間で緩和が維持されるとされたことで、さらにNZドルは下落した。ただ財政赤字は税収増で縮小傾向にある。S&PはAA格付けを維持(ムーディーズはAaa)、企業信頼感は堅調、先進国では高金利の部類、財政黒字で海外資金が流入することなどで大きく売り込まれることはないだろう。それ故に
通貨番付では2位を維持している。注意すべきは依然住宅市場のリスクは高いことがある。

*南アランド「通貨4位 株価4位、資源高は好材料だが政局不安でやや相殺」

 今週は1月CPIの発表。依然インタゲ上限を超えている。ただ中銀の17年CPI見通しはインタゲ内の5.8%。雨季が過ぎれば農産物価格が下落するとみている。16年は6年ぶりの貿易黒字となったが、資源高が大きく影響した。中国の需要も増加している。今年も資源価格が強いが、政局不安が南アランド上昇にブレーキをかけている。ズマ大統領の汚職などによる不信は大きくなっているが、まだANCではズマ大統領を支持する勢力が大きい。次期大統領候補がズマ大統領の元妻であることも政治への不信感を高めている。対抗馬は現副大統領のラマポーザ氏であり市場は彼をより信頼している。格付け会社も政局不安を指摘している。今年の12月に与党ANCの党首選がある。
 2017年GDP成長率予想は+1.1%から+1.3%%の見通し。16年の成長率は0%から0.5%の見込み。失業率は最悪となっている。強みは観光業が好調であること。財政赤字は大きく、財政出動は格下げの要因となってしまう。従って増税が予想されるがもちろん国民にとっては厳しい。

*トルコリラ「通貨最下位、株価首位、先週は最強通貨」 

 年初来、通貨番付最下位だが、ここ2週間、2月に入ってからは最強通貨である。中銀が短期金利を高め誘導していることがある。またS&Pやフィッチが格下げをしたが当面の弱材料出尽くしとされたこともリラを支えている。ただ材料出尽くしといっても、トルコの場合は債務問題ではなく、治安の問題なので、いつ突発的にテロが起きるかもわからず不安要因は残る。また大統領は自分自身で実践し、また国民に呼びかけた外貨売りリラ買い奨励もマインドは変えたかもしれない。海外からトルコに投資するものは永住権を与えるなどの特典も発表した。政府のリラ上昇への必死な姿勢が見える。
 市場もリラが昨年のクーデター以降売られているが、株価はリラ安で強いことは、総悲観となっていないことを証明しているのだろう。今週は失業率の発表がある。
さてトランプ米大統領はエルドアン大統領と電話協議し、過激派組織「イスラム国」などテロとの戦いで協力を確認した。ホワイトハウスは声明で、トランプ氏がトルコへの支持を強調し「IS掃討作戦への貢献を歓迎した」と発表した。両国間の懸案である、在米イスラム教指導者ギュレン師の送還問題や、米国が支援するシリアのクルド人勢力の扱いなどについて、どのような意見が交わされたかは明らかになっていない。
 またトルコ大統領府は大統領に行政の権限を集中させる憲法改正に必要な国民投票が4月16日に実施されるとの見通しを示した。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「日足の1月3日―27日の下降ライン、週足の1月2日週‐9日週の下降ラインを上抜くか」

日足、ボリバン下限から反発、1月27日―30日の下降ラインを上抜けた。1月3日―27日の下降ラインを上抜くがどうかに注目したい。2月8日―9日の上昇ラインがサポート。
1月19日―27日の下降ラインも上値抵抗。5日線上向く。ボリバン中位。
 週足、7週連続陽線を達成せず。その後は4週連続陰線。その後2週間は下ヒゲ付きでの連続陽線で1月2日週‐9日週の下降ラインに迫っていたが上抜けるか。ボリバン上限を大きく超えていた相場はバンド内へ戻った。11月28日週-12月5日週の上昇ラインは下抜けた。サポートは16年6月20日週-11月7日週の上昇ライン。
 月足、3か月連続陽線。12月は11月と異なり上ヒゲも少し出て実体も短い。16年6月-7月、2月-6月の下降ラインを上抜けた。12年9月-16年6月の上昇ラインがサポート。15年8月-15年12月の下降ラインが上値抵抗。長い目で見れば、2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインを下抜けている。
 年足、2012年-13年の上昇ラインに沿い2015年まで4年連続陽線。13年-14年の上昇ラインを15年中は下抜かなかったが、16年は下抜いて始まりそのままかい離し下落。12年-13年の上昇ラインも下抜く。ただ2016年は終盤にきて下ヒゲが大きく伸びた。ただ5年連続陽線は達成できなかった。17年は陰線スタート。

*ユーロドル=「7週連続陽線後に下落」

日足、1月30日―2月3日の上昇ラインを下抜いてボリバン下限近くまで下落。2月6日ー9日、2月2日―6日の下降ラインが上値抵抗。サポートはボリバン下限、16年12月20日―28日の上昇ライン。5日線下向き。
週足、7週連続陽線。16年11月7日週‐12月5日週の下降ラインを上抜く。1.04半ば以下では下ヒゲが出て上昇。1月2日週‐30日週の上昇ラインを下抜く。上値抵抗は16年5月2日週‐16年11月7日週の下降ライン。
月足、3か月連続陰線、1月は陽線。サポートはボリバン下限。14年12月‐16年2月の下降ラインを上抜く。2月は16年11月‐12年1月の下降ラインを上抜いてスタートも再びそのラインへ戻ってきている。
年足、3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。2011年‐14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「2月9日ー10日の上昇ラインを下抜くか」

日足、1月30日‐2月1日の下降ラインを上抜くも2月10日は上ヒゲの長い陰線でそのラインまで下押し。2月9日ー10日の上昇ラインを下抜くか。2月8日―9日の上昇ラインがサポート。
1月30日―2月10日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。ボリバン下位。
週足、6週連続陽線もボリバン上限で一服7週間後に1月16日週‐23日週の上昇ラインを下抜いて下落。11月28日週‐12月5日週、6月20日週‐10月17日週の上昇ラインがサポート。
月足、3か月連続陽線も16年11月‐12月の上昇ラインを下に切り下落。16年6月‐10月の上昇ラインがサポート。15年6月‐158月、08年8月‐14年12月の下降ラインが上値抵抗。
年足、2年連続陰線。今年も陰転(円の強さで)。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「IMFとトランプ大統領のコメントは同じ」

 IMFゲリー・ライス報道官は、通貨戦争が迫っている明確な兆しは見られないが、G20が今年、「自由かつ公平な貿易はIMFの「信条」であり「世界の繁栄にとり重要」」とのコミットメントを再確認することを望むとの考えを示した。

6.ID為替「信賞必罰」

テキサス州の公立大学の寄付基金を運用するテキサス大学投資管理会社はマルチストラテジーとイベントドリブン戦略のヘッジファンドから一部の資金を引き揚げた。リターンに失望し、エクスポージャー縮小を決めた。テキサス大学とテキサスA&M大学のために370億ドルを運用する同社は昨年11月30日までの3カ月に、これらのヘッジファンドから1億5600万ドルを引き揚げた。7日公表した四半期報告で明らかになった。昨会計年度(2016年8月31日までの1年間)にも7億ドルを引き揚げていた。同年度のこれらファンドの運用成績はプラス0.3%とさえなかった。

 
7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
------------------------------------------------
 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超
円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 
野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「ひな祭り 伊豆稲取」

 河津桜祭りとともに雛飾り祭りでも賑わう
hinama3.JPG

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

詳しくはこちら

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • レポート
  • レポート(PDF形式)


業界最狭水準スプレッド

秋

お友達ご紹介キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン