野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

秋需給なので日銀が正しいことをやれば市場が落ち着く

10/24(月)「秋需給なので日銀が正しいことをやれば市場が落ち着く」

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総括「英米GDP ほぼ月末、欧州 PMI、独 IFO、豪 CPI」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「金融取引税。日本に波及してほしく無い」
ID為替「カナダ成長見通しを下方修正」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、外為取引税(トービン税」
横浜湘南便り「霧笛楼」

ドル円=101-106 、ユーロ円=110-115 、ユーロドル=1.06 -1.11

日経インデックス10月21日東京引け10月14日からの変化(2008年=100)円110.9強し、ドル126.6弱し、ユーロ97.4弱し、ドルインデックス NYBOT98.66強し、原油50.85強し、金1268強し、DOW18145強し、日経平均ドルベ-ス東京引け165.48強し IMM円投機筋10月18日 円+39991(前週比‐8918)、ユーロ-109268(前週比‐15796)

1.(今週の予定)

24(月)日 貿易統計 NZ休場(レイバーデー) 仏 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 加 卸売売上高
25(火)仏 企業景況感 独 Ifo景況感指数 米 住宅価格指数 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 消費者信頼感指数 リッチモンド連銀製造業指数 景気楽観度指数
26(水)日 企業向けサービス価格指数 豪 消費者物価指数 仏 消費者信頼感指数 米 卸売在庫 新築住宅販売件数
27(木)NZ 貿易収支 豪 輸入物価指数 スウェーデン 政策金利 ノルウェー 政策金利 英GDP・速報値 南ア 生産者物価指数 米 耐久財受注 新規失業保険申請件数 中古住宅販売保留件数指数
28(金)日 失業率 有効求人倍率  全国消費者物価指数 東京都区部消費者物価指数 基調的なインフレ率を捕捉するための指標 イスタンブール休場(共和国宣言記念日) 豪 生産者物価指数 仏GDP・速 報値 消費者物価指数 ノルウェー失業率 ユーロ圏 経済信頼感 消費者信頼感・確報値 独 消費者物価指数 米 GDP 個人消費 雇用コスト指数 GDPデフレーター コアPCEデフレーター ミシ ガン大消費者信頼感指数・確報値

(来週の予定)

31(月)日 鉱工業生産 NZ 住宅建設許可 ANZ企業景況感 英 GfK消費者信頼感 消費者信用残高 ユーロ圏 GDP 消費者物価指数(HICP) 南ア 貿易収支 米 個人所得 コアPCEデフレーター
    個人消費支出 シカゴ購買部協会景気指数 メキシコ GDP
1(火)中 製造業PMI 非製造業PMI 財新製造業PMI 豪 政策金利 日銀金融政策決定会合 英 製造業PMI 米 ISM製造業景況指数 建設支出 FOMC
2(水) NZ 失業率 豪 住宅建設許可件数 独 失業者数 失業率  ユーロ圏 製造業PMI(確報値)  英 建設業PMI  米 ADP民間雇用者数
3(木) 豪 貿易収支 中 財新 サービス業PMI  英 サービス業PMI ユーロ圏 失業率 英中銀 議事録 政策金利 インフレ報告 米 新規失業保険申請件数 ISM非製造業景況指数
   耐久財受注(確報値) 製造業受注(前月比)
4(金) 豪 小売売上 ユーロ圏 サービス業PMI(確報値) 生産者物価指数 加 失業率 雇用者数変化 米 非農業部門雇用者数 失業率 平均時給 週平均労働時間 労働参加率
   加 貿易収支 米 貿易収支 加 Ivey購買部協会指数

2.総括「英米GDP ほぼ月末、欧州 PMI、独 IFO、豪 CPI」

 
*円「通貨番付首位、株価14位、秋需給なので日銀が正しいことをやれば市場が落ち着く」

 米利上げ観測、大統領選、日銀のマイナス金利云々といろいろあるが、円高の基調は貿易黒字が生み出している。2013年、14年は10兆円超えの赤字、それが15年は2.8兆円に大幅縮小、今年はついに黒字に転換、3兆円程度の黒字の年になるのではないか。円高ならデフレが進むのが当然である。ただ季節的な実需のリーズ&ラグズがあるので秋になって円高がやや止まっている。ただ海外で何かイベントや事件で悪い方向へのサプライズがあればドル高円高へ動く懸念はある。もちろん上半期ほどの円高の勢いはないが。
 日銀は何故いつも事前に特定の機関に情報が漏れるのかわからないが、新聞各紙は、日銀が現在「2017年度中」としている2%の物価上昇率目標の達成時期を、18年度以降に先送りする方向で検討を始めたということである。また17年度の物価見通しを1%台前半に下方修正する公算が大きい。何でも単純に緩和すればインフレが解消するという政策の誤りも気づいてきたようで、日銀総裁も全国信用組合大会で、「マイナスで貸出金利の低下が加速し、収益のさらなる下押し圧力として作用している」と発言している。預金が貸し出しよりはるかに大きい日本のポジションではマイナス金利だけではなく利下げはデメリットが大きい。貸し出し意欲のないところへマイナス金利で預金者、投資家を痛めつける政策を正常化しないと日本は衰退してしまうだろう。金融機関、年金などの収益悪化はいずれ預金者などにツケが回される。
 実際長期金利をゼロ近辺にすると日銀が表明しただけで金融関連株はもとより、日経全体が上昇した。為替も落ち着いてきた。正しいことをやれば市場が応えてくれる。とりあえず秋の実需の円安傾向が助けているが、季節的要因がはげ落ちると再び円高への流れとなってくる。(P.S.日銀の名古屋、大阪、福岡支店長がマイナス金利の深堀をしなかったことで安堵していると揃って発言したことは印象的であった)

*米ドル「通貨番付8位、株価7位(NYダウ)、利上げ観測で株が弱い。意外と差が開いていない大統領選の支持率」

 先週もウィリアムズSF連銀総裁、ダドリーNY連銀総裁らが利上げに前向きな発言を行った。ロイターのエコノミスト約100人に行った調査によると、12月13-14日のFOMCで利上げが行われる確率は中央値で70%と予想されている。ただ利上げ観測が強まってきた今月は米株が下落している。日・中・欧株は上昇している。またベージュブックでは12地区連銀のうち、3地区連銀がドル高懸念を表明している。ドルインデックスが100を超え、懸念を示す地区連銀が過半数を示すと、将来的には日中などへ米政府が圧力をかけてくることになる。
 今週の注目は3Q・GDPであるが予想は前期比年率で2.5%増である。2%を超えていれば利上げ観測は後退しないだろう。
 米大統領選はわいせつ発言でクリントン氏リードの声が強いが、ロイター/イプソスの支持率調査によると、クリントン氏の支持率は44%、トランプ氏は40%で前回調査の8ポイントのリード差を縮小した。
トランプ氏勝利の相場への対応も想定しておきたい。

*ユーロ「通貨番付7位(6位から下落)、株価11位(DAX)、ドラギ総裁がテーパリング観測を一蹴」 
                            
 ポンドは下げ止まったがユーロの下げが大きくなった。ドラギECB総裁は「債券購入を唐突に終了する可能性は低いと思う」とし、終了時期とされている2017年3月以降まで延長する公算が大きいことを示唆した。総裁は「極めて大規模な金融緩和を維持することに引き続きコミットしている」とも表明した。
  この発言は債券購入プログラムが延長される可能性が高いことを示す。総裁によれば、「政策委員会は今回の会合でプログラムの延長もテーパリングも協議しなかった。次回の12月会合では同月明らかになる最新の経済予測と、債券不足回避に向けた選択肢についての内部検証結果が判断の一助となるだろう」と指摘した。総裁は、基調的なインフレに「確信できるような上昇トレンドは見られない」とし、「現在の政策による異例の支援なしに自律的に目標水準に向かうことを望んでいる。9月会合以降に明らかになった情報では、緩やかだが一貫した回復の継続と、これまでの予想に沿った段階的なインフレ率上昇が確認された」と総裁は述べた。
 これにより、テーパリング観測は後退し、ユーロの売りが強くなった。今週はドラギ総裁の講演、製造業・サービス業PMI、独IFO景況感指数を注目したい。米利上げ観測があるだけに、弱い材料は売りを加速させる。

*ポンド「通貨番付最下位、株価番付2位、CPI上昇、今週はカーニー総裁議会証言と3Q・GDP」

 10月7日のフラッシュクラッシュの後は小動きとなっている。9月CPIは前年同月比1%上昇した。伸び率は8月の0.6%を上回り、2014年11月以来の高水準に達した。予想値は0.9%だった。
コアインフレ率は1.5%で、これも2年ぶり高水準。予想は1.4%だった。1%はインフレターゲットの2%からまだ程遠いものの、為替の変化が遅れて影響することからCPIは今後高まることが見込まれる。これで
ポンドが上昇するも、その後発表された9月小売売上が弱かったため週を通じては小動きとなった。今週は3Q・GDPの発表があるが、前期比で0.3%増、前年比で2.1%の予想であるがEU離脱決定以降の影響が出るか。ただ株価は依然、ポンド安を反映して強い。またカーニー総裁の議会証言がある。
 EU離脱についてはメイ首相がEU首脳会議に就任後初めて出席し、来年3月末までに離脱通告する方針を正式に伝えた。メイ氏は離脱決定後の良好な関係維持をアピールしたが、EU内の空気は厳しく、離脱交渉の前途は多難。EU側が離脱に関する議論を回避するのは、離脱通告前の交渉に応じないとの姿勢を堅持するためだ。メイ首相が移民の抑制を重視する「ハードブレグジット」(強硬離脱)の構えを示したのを受け、EUは単一市場参加と「人の移動の自由」の制限は両立しないと警戒を強めている。

*人民元「通貨番付9位、株価番付最下位、3Q・GDPは予想通り、次はPMI」

 注目の3Q・GDPは予想通り、また2Qと同じく前年比6.7%増となった。9月鉱工業生産は8月、予想ともに下回る6.1%増、小売売上は予想通りの10.7%増となり無難な内容となった。9月貿易収支での輸出入縮小で世界の株価を下落させたが、先週の上海総合指数は大きな影響を受けず0.89%増となった。9月CPI・PPIは予想以上に上昇した。住宅価格の上昇続き政府も引き続き抑制策をとっている。10月24日から6中全会が開催される政策期待が高まっている。8月、9月の経済指標は輸出入を除きいずれも、まずまずの結果となっている。鉄鉱石輸入、融資残高増加、電力使用量増加、自動車販売増の傾向、*深セン、香港市場の株式相互取引が開始、そしてSDR構成通貨入りなど明るい材料も出てきている。不良債権問題や過剰生産が負の材料である。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨番付4位、株価番付9位(8位から下落)、雇用統計弱く、次の焦点は3Q・CPI」

 注目の9月雇用統計では、就業者数が予想外に減少した。特にフルタイム就業者数が大きく落ち込んだ。 期待外れの内容で、豪ドルは下落。追加緩和観測が再燃する可能性もあるが先ずは今週の3Q・CPIを見たい。予想は前年比1.1%増。インフレターゲットは2-3%である。市場が織り込む11月利下げの確率はまだ16%にすぎない。RBAロウ総裁雇用統計発表前に現在の豪ドルと金利について、経済にとって望ましい水準とコメントした。10月RBA理事会議事要旨では、次回11月の会合での判断に、理事会メンバーが物価指標や雇用統計を重視していることが明らかになったが雇用統計が弱かったことは考慮される。RBAは豪ドル高は経済の均衡を複雑化する可能性があるとしている。
さて豪は原油輸入国だが、最近の原油高でLNG価格も上昇し好影響を受けてい。豪のデフレの要因は賃金の伸び悩みと小売業の競争激化による価格下落とされている。

*NZドル 「通貨番付3位 株価番付4位(2位から下落)CPI、乳製品価格上昇でNZドルを支える。ただ追加緩和観測残る」

 3Q・CPIの上昇と乳製品か価格の上昇がNZドルを支えた。ただ追加利下げ観測はCPIが依然インタゲ下限以下ということでくすぶっている。史上最高値を更新していた株式相場も、米利上げ観測とNZのCPI上昇で反落している。中銀総裁補はCPI発表前に追加緩和を示唆した。政策金利決定の前に貿易収支、失業率の発表がある。財政健全で2年連続黒字だが予算では減税踏み込まず。移民増加や観光収入でも経済を支えている。NZドル高には中銀は懸念を持っている。

*南アランド「通貨番付2位、株価番付10位、ともに変わらず。訴追問題で実業界が財務相を支持しランド持ち直す」

 9月CPIは再びインフレターゲット上限を超えたこともあり中銀総裁は利下げへのハードルが高いと発言とした。8月小売売上は予想を下回り消費は盛り上がらず、GDPの伸びは期待できない。さて財務相訴追問題だが、検察庁長官が再検討を示唆ことや実業界からもゴーダン財務相を支援する声が強くランドは持ち直している。11月2日が出頭命令日である。訴追問題、財政赤字、高失業率、与党ANCの支持率低下など悪材料が多いが、南アランドは依然、年間通貨番付の2位である。資源価格の強さが支えているが、今後は米利上げ観測でのドル高、資源価格安が懸念材料だ。観光業は好調。2Q・GDPは予想を上回る結果となりリセッションを免れたが7月の製造業生産、鉱工業生産は冴えず、3Qは不安な指標が続く。与党ANCは地方選挙で得票率を大きく落とした。財政出動したいが格下げ懸念あり。中銀は成長率見通しを下方修正している。

*トルコリラ「通貨番付10位、株価5位。利下げ打ち止めもリラの上昇短命」

  トルコ中央銀行は、通貨リラが軟調なことを挙げて政策金利を据え置いた。7カ月連続で利下げしており、エルドアン大統領も緩和を繰り返し求めていただけに、据え置きは予想外と受け止められいている。
中銀は声明で「為替レートの最近の動向やコスト要因などによりインフレ見通しの改善を抑制、このため慎重な金融政策スタンスの維持が必要となる」とした。 翌日物貸出金利は8.25%に据え置きとした。大半のエコノミストが0.25%の利下げを予想していた。1週間物レポレートは7.50%に据え置き、翌日物借入金利も7.25%に据え置かれた。
 景気指標はマチマチのものが続くが米利上げ観測で新興国通貨が下落、トルコリラもそれを免れない。
テロ関連ではトルコ軍が、テロ組織として敵視するシリアのクルド人勢力に激しい空爆を加えて、少なくとも160人を殺害し、その後、クルド人勢力側もトルコ側に砲撃を行うなど国境を挟んだ戦闘が激しさを増している。シリアのクルド人勢力に対しては、アメリカ軍がISに対する地上戦を担う主要な戦力として訓練を行うなど支援を続けてきた。一方トルコは、この勢力がシリア北部で支配地域を広げていると警戒を強めていて、対IS作戦で協力が必要なトルコとアメリカの利害が対立する事態が続いている。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「日足団子天井 月足鍋底」
 
日足。8連騰でストップしたがその後も粘り強いが上昇のスピードは鈍い。新値八手の高値は上抜いたが、やはりそれ以上になると上ヒゲが出る。10月12日からの3日連続の上ヒゲが抵抗している。団子天井となるか。10月10日ー13日の上昇ラインは下抜く。9月27日‐28日の上昇ラインがサポート。上値抵抗は引き続きボリバン上限。5日線は横ばい。雲の上。
 週足は9月5日週-19日週の下降ラインを上抜け。3月28日週‐5月30日週、15年12月4日週‐16年1月25日週の下降ラインが上値抵抗、サポートは9月26日週‐10月3日週、8月15日週-9月19日週の上昇ライン。
 月足。6月の安値を下抜けることなく推移していた。6月-7月の下降ラインは上抜いた。
。2月-6月の下降ラインも上抜けた。
12年9月-16年6月の上昇ラインがサポート。15年12月-16年2月の下降ラインが上値抵抗。長い目で見れば、2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインを下抜けている。
 年足は2012年-13年の上昇ラインに沿い2015年まで4年連続陽線。13年-14年の上昇ラインは15年中は下抜かなかったが、16年は下抜いて始まりそのままかい離し下落中。12年-13年の上昇ラインも下抜く。年足からは近いサポートはない。

*ユーロドル=「2日連続陽線とならず。久々に週足、月足の長めのサポートを下抜く」

 日足、陽線が2日と続かない。10月7日ー10日、17日ー18日の上昇ラインを下抜く。10月20日の上ヒゲ効いて先週末も下落。10月20日ー21日、10月11日ー20日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限がサポート。5日線下向き。
 週足。7月25日週-8月8日週、15年11月30日週-16年6月20日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン下限も下抜く。16年5月2日週-8月22日週、15年8月24日週-16年5月2日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足。横ばいが長い。約1年半続いている。1.10を中心とした相場レンジから3月は久々に大陽線。15年10月-12月の下降ラインを上抜けた。2000年10月‐2001年7月という買い介入でサポートしていた頃の上昇ラインは下抜けている。15年12月-16年6月の上昇ラインは下抜く。15年3月‐15年12月の上昇ラインがサポート。16年5月-8月の下降ラインが上値抵抗。
 年足は12年-13年上昇ラインを下抜いてから弱かったが今年はここまでほんの僅かだが陽線。サポートは2000年-2001年の上昇ラインだが2015年はそこで一旦下げ 止まった。14年-15年の下降ラインを上抜けるかが重要ポイント。

*ユーロ円=「9月27日ー30日、9月22日ー27日の上昇ラインを連続下抜け」

 日足。10月5日、6日と2日間ボリバン上限で2日間とどまるも反落、下位まで下落。9月27日ー30日、9月22日ー27日の上昇ラインを下抜き、サポートはボリバン下限。10月13日ー14日、10月6日ー11日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。雲の下。10月20日の上ヒゲ効く。
 週足は9月26日週‐10月3日週の上昇ラインを下抜け下落。6月20日週‐9月19日週の上昇ラインも危うい。4月25日週-5月30日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足は16年2月-4月、15年6月-8月の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下位から反発。6月-9月の上昇ラインを下抜きそうだ。
 年足は13年-14年、12年-13年の上昇ラインを下抜いている。反発の兆しなし。8年-14年の下降ラインが上値抵抗。2000年-2012年の上昇ラインがサポート。

5.当局・円無常・需給「金融取引税。日本に波及してほしく無い」

 ドイツなどEUに加盟する10カ国で導入予定の金融取引税について、導入コストがドイツ国内だけで最大800万ユーロに上る可能性があることが明らかになった。
金融取引税は株式や債券、デリバティブなど金融資産の取引に課税するもの。金融業界はその徴収方法や予想されるコストについて詳細な情報を待っている。

6.ID為替「カナダ成長見通しを下方修正」

 カナダ中銀は10月19日予想通り政策金利を0.5%に据え置くと同時に、短期的な住宅市場の減速や軟調な輸出見通しを踏まえ、2016・17年の経済成長率見通しを下方修正した。
財政刺激策や緩和的な金融政策、米景気の加速が向こう数カ月にカナダ経済を支援するとの見通しを示した。 経済のスラックを背景にインフレへの下押し圧力が継続するとした。
2016年GDP伸び率見通しは1.1%、17年は2%とし、3カ月前に発表した1.3%、2.2%からそれぞれ引き下げた。
新たな見通しを踏まえると、カナダ経済がフル稼働の状態を取り戻すのは2018年半ばごろとなる見通しで、7月に見込んでいた時期よりも著しく遅れるとした。
世界的な需要は改善しつつあるように見えるとしながらも、カナダでは資源関連企業の活動が底入れするなか内需が軟調な状況は当面続く公算が大きいとの見方を示した。ただコモディティ価格の下落による重しは軽減しつつあるとも指摘した。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、外為取引税(トービン税)」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超
円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 
野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「霧笛楼」


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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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