野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

マイナス金利導入国は株安、通貨高

3/21(月)「マイナス金利導入国は株安、通貨高」

総括「トルコ政策金利 米 GDP確報 独IFO景況感指数 英・南ア・日 CPI 欧ZEW・PMI」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「投機筋とは空想の動物である」
ID為替「メリット、デメリットは個別でなく全体で」
リスク「中東問題、北朝鮮、テロ」
横浜湘南便り「ホテルニューグランド界隈」

ドル円=109-114、ユーロ円=123-128 、ユーロドル=1.10-1.15

 日経インデックス3月11日東京引け3月4日からの変化(2008年=100)円102.8強し、ドル123.6弱し、ユーロ98.7弱し、ドルインデックスINNYBOT95.09 弱し、原油39.44強し、金1254弱し、DOW17602強し、日経平均ドルベ-ス東京引け150.33強し IMM円投機筋3月15日 円+45489(前週比?18844)、ユーロ-77555(前週比?5648)

1.(今週の予定)

21(月)東京休場(春分の日)メキシコ休場(ベニートフアレス生誕日) ヨハネスブルグ休場(人権の日)米 中古住宅販売件数
22(火)スイス貿易収支 独IFO景況感指数 英 消費者物価指数  小売物価指数 生産者物価指数 財政収支 独 ZEW景気期待指数
   ユーロ圏 ZEW景気期待指数 米 住宅価格指数 リッチモンド連銀製造業指数
23(水)月例経済報告 南ア 消費者物価指数 米 新築住宅販売件数 ユーロ圏 消費者信頼感
24(木)メキシコ、オスロ休場(洗足木曜日) NZ 貿易収支 仏 企業景況感 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI
    ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 英 小売売上 トルコ中銀 政策金利 米 新規失業保険申請件数 耐久財受注
25(金)日 全国消費者物価指数 東京都区部消費者物価指数 企業向けサービス価格指数 資金循環統計速報
   NZ、オーストラリア、香港、フランクフルト、パリ、イタリア、ロンドン、スイス、NY、ヨハネスブルグ、トロント、メキシコ、オスロ、ス    トックホルム休場(グッドフライデー) 仏 消費者信頼感指数 仏GDP・確報値 米 GDP・確報値 個人消費・確報値

(来週の予定)

28(月)NZ、オーストラリア、香港、フランクフルト、パリ、イタリア、ロンドン、スイス、オスロ、ストックホルム休場(イースター休暇)
   ヨハネスブルグ休場(家族の日)米 個人所得 個人消費支出 PCEデフレーター コアPCEデフレーター 中古住宅販売保留件数指数
29(火)日 失業率 有効求人倍率(厚生労働省) 米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 消費者信頼感指数
30(水)日 鉱工業生産 NZ 住宅建設許可 ノルウェー 失業率 ユーロ圏 経済信頼感 消費者信頼感・確報値 独 消費者物価指数
   米 ADP全国雇用者数
31(木) 英 GfK消費者信頼感 NZ ANZ企業景況感 仏 消費者物価指数 トルコ GDP 雇用統計 英 消費者信用残高 GDP・確報値
   経常収支 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP) 南ア 生産者物価指数 米 チャレンジャー人員削減予定数 南ア 貿易収支 加GDP
   米 新規失業保険申請件数 シカゴ購買部協会景気指数
1(金)日 日銀短観 中 製造業PMI  財新製造業PMI スイス 小売売上 SVME購買部協会景気指数 仏 製造業PMI 英 製造業PMI
    ユーロ圏 失業率  米 非農業部門雇用者数 失業率  ISM製造業景況指数  ミシガン大学消費者態度指数・確報 建設支出

2.総括「トルコ政策金利 米 GDP確報 独IFO景況感指数 英・南ア・日 CPI 欧ZEW・PMI」

 タイトルについては日々のブログの表もご覧ください

*マイナス金利国の株

    2015年末 3月18日
1位 ブラジル 43349.96 50814.66 7464.70 17.22
2位 トルコ 71726.99 82943.44 11216.45 15.64
3位 ロシアMICE 1761.36 1914.02 152.66 8.67
4位 南ア 50693.76 53824.28 3130.52 6.18
5位 NZ 6324.26 6623.5 299.24 4.73
6位 韓国 1961.31 1992.12 30.81 1.57
7位 NYダウ 17425.03 17602.3 177.27 1.02
8位 FTSE 6242.32 6189.64 -52.68 -0.84
9位 5344.6 5239.35 -105.25 -1.97
10位 ナスダック 5007.41 4795.65 -211.76 -4.23
11位 DAX 10743.01 9950.8 -792.21 -7.37
12位 スイス SMI 8818.09 7813.68 -1004.41 -11.39
13位 日経 19033.71 16724.81 -2308.90 -12.13
14位 アテネASE 631.35 548.58 -82.77 -13.11
15位 上海総合 3539.18 2955.15 -584.03 -16.50


*マイナス金利国の為替

    2015年 2016年    
    12月31日 3月18日
1位        
2位 カナダ円 86.92 85.75 -1.17 -1.35
3位 豪ドル円 87.51 84.82 -2.69 -3.07
4位 ユーロ円 130.64 125.82 -4.82 -3.69
5位 スイス円 119.94 115.11 -4.83 -4.03
6位 トルコリラ円 41.11 38.86 -2.25 -5.47
7位 人民元円 18.29 17.25 -1.04 -5.69
8位 ランド円 7.77 7.3 -0.47 -6.05
9位 ドル円 120.2 111.57 -8.63 -7.18
10位 NZドル円 82.08 75.77 -6.31 -7.69
11位 ポンド円 177.19 161.53 -15.66 -8.84


*円「番付首位変わらず、マイナス金利がだめなら消費増税廃止、消費税引き下げがあるさ、為替には関係がないけど」

 2か月も続いて円高株安が続いている。その間世界の株価はNYダウはじめプラス圏に浮上するものも出てきているが日本は低迷している。マイナス金利のデメリットは大きい。報道では住宅ローンの借り換えが増えたとの一面しか捉えていないが1600兆円の日本の個人の金融資産は既存していくだろう。可処分所得が減少すれば消費減退、輸入減少、円高デフレとなるというかなっている。そこで消費増税の凍結の話が進んできた。これはいい話で株価にいい影響を与えよう。国民負担ばかり増えて政府が節約しない不平等感が少しは和らぐだろう。ただ貿易黒字の道を進んでいる為替相場への影響はマイナス金利の円高もあるので、円安にはならないだろう。円高になれば対外純資産3兆ドルが既存し、これまた可処分所得の減少で株価にも響いてくる。景気回復を抑制する円高を止めるには金利や財政出動、消費税引き下げではなく直接需給に訴えかけないといけない。ドル買い介入か、貿易の赤字かである。東日本大震災で景気回復のやり方を教えていただいたにもかかわらず輸入を減少させようとする政策ばかりである。ドル買い介入はG20で原則禁止である。今までも経験してきたように円高がしばらく続くだろう。それでもバブル時代、アジア通貨危機、小泉内閣、そして東日本大震災(俗にいうアベノミクス)と時々円安にはなる。中国の市場参入で昔ほど日本の輸出は激増しないので大幅円高もないだろう。基調円高の中、季節のリズムでのブレはあるが、また次の円安ブームには数年待たなければいけないだろう。

*米ドル「番付9位、ドル安が世界の安定を招く。米国が世界に配慮できる米国の弱さもあり」

FOMCはハト派的な姿勢を示した。世界経済の動向は引き続きリスクに 、輸出と企業の設備投資は軟調とした。年内2度の利上げの可能性を示唆し昨年12月 時点では、年内4度の利上げが見込まれており、想定の利上げペースはより緩やかとなった。年末のFFレート見通しは0.875%、昨年12月は1.375%であった。今年のインフレ率見通しは1.6%から1.2%に下方修正した。市場も同意し、CMEフェドウオッチによると、今回のFOMCを受け、金利先物市場が予想する6月利上げの確率は43%で、声明発表前の51%から低下 、12月までに2度目の利上げを予想する確率は73%で、今回の政策決定前の83% から下がった。

 ドル高が資源国や新興国に悪影響を与えていたので、米国利上げ観測の後退やドル高懸念はその悪影響を取り除く形となった。産油国の減産への動きとともにドル安が世界経済に落ち着きを与えた。米国が無理にこの動きをとったのでなく、やはり昨年ほどの景気の強さが見られないことがこの決定に至ったということだろう。ただ早速ブラード・セントルイス連銀総裁が「経済が進展しているなかでFRBの政策はやり過ぎ」、「金利を正常な水準に徐々に戻すことが賢明」と反論していることも頭に入れておきたい。

*ユーロ「番付4位。ドラギ・イエレンのブレンドで底堅い。今週は景況感指数多い」

 ドラギ総裁の「一段の金利引き下げが必要になるとは思わない」という追加利下げ否定の発言とFOMCの年内2度の利上げ予想でユーロが対ドルで一時1.13台をつけた。資源価格の上昇で強いカナダや豪ドルに次いでの4位は健闘している。マイナス金利でもあるがマイナス金利採用のスイス、日本とともに通貨は強い。いずれも貿易黒字の国である。

 ただECBプラート専務理事が、金利は下限に達しておらず、ユーロ圏の景気が回復しなければ、さらに利下げを行うことは可能との認識を示した。またドラギ総裁は前日、政策金利が長期間にわたり低水準にとどまる、もしくは現行水準よりも低下するとの見通しを改めて示している。
ECBが年内に中銀預金金利をさらに0.1%引き下げる確 率が60-70%と、一連の当局者発言前の50%から上昇した。 こういう当局者の意見の変化はいつもあることだが景気次第である。為替ほど金利の見通しは意見は割れない

*英ポンド「番付最下位変わらず。EU離脱リスクと利上げ観測後退で下落もあるも3月は反転上昇」

 以前EU離脱リスクと利上げ観測後退で下落もあるも3月は反転上昇している。FRBのハト派的姿勢が影響。
 オズボーン英財務相は、下院での予算演説で向こう5年の英成長率が従来予想をいずれも下回るとの最新見通しを明らかにした。見通し修正の理由には世界的な混乱を挙げた。予算責任局(OBR)による最新の成長率予想は、今年が2%。昨年11月時点では2.4%としていた。2017年と18年は2.2%と2.1%を見込む。従来予想はそれぞれ2.5%と2.4%。オズボーン財務相は最新見通しについて、「英国の欧州連合(EU)残留を前提にしている」と説明した。また、法人税率を20年までに17%に引き下げるとも発表。現在の税率は20%。
 英中銀は全会一致で政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことを決定した。資産買い入れプログラムの規模も3750億ポンドに据え置いた。
EU離脱の是非を問う国民投票を控え不透明性が漂っていることや、成長鈍化懸念によってポンドが打撃を受けたとの認識を示した。また、政策金利が今後3年で上昇する公算が大きく、利上げ開始後は緩やかなペースになるとの見方をあらためて示した。英経済は過去数年間で急速に回復したものの、昨年後半は成長が鈍化。最近の各種統計でも年初以降の経済は不安定な状況が続いている。

*人民元「番付7位、3月株価は10%高。世界を見つつもマイペース」

その成長率、貿易黒字額、低インフレ、小売売上、鉱工業生産などの数字を見ると申し分ないのであるが、世界の要求は厳しく、自国の弱さは棚に上げ、中国の前年比からの減速をを批判する。図体が大きくなれば低成長に向かうのはどこの国でも、人間の体重でも同じである。それだけ中国経済が世界経済にビルトインされており影響が大きいののだろう。中国自体もその声を聞き入れ財政出動や金融緩和策を打ち出し続けている。為替は言われるほど弱くはなく11通貨中7位である。米ドル中心のバスケット制に基づいて動いている。株価は日経に次いで弱いが株価対策も種々打ち出し3月だけに限っていえば約10%高となっている。
AIIBの設立、SDRの構成通貨入りなどと世界市場にも登場しそのプライドもあり、世界を見ながらの政策も打ち出しているようだ。一人っ子政策の廃止はまだその性質から効果は出ていないようだ。あまり中国をせかしてもだめだろう。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「番付3位、4Q・GDPに続き雇用も改善で年内利下げ観測後退」

2月雇用統計は、就業者数が前月比300人増にとどまり、予想の1万人増を大幅に下回った。ただフルタイム就業者数は1万5900人増加しており、パートタイム就業者数の1万5600人減をほぼ相殺する形となった。失業率は5.8%で前月から改善した。予想は6.%。全体に強弱まちまちの内容となった。失業率が現在、低下傾向にあることは明白で追加的な金利面での支援は必要なくなるだろう。資源価格、特に鉄鉱石の上昇が大きく豪ドル上昇につながっている。消費者信頼感は低下、企業景況感は上昇。4Q・GDPは予想を上回った。中国が金融緩和、財政出動を行っていることも豪経済に好影響を与えている。人口2400万人に予定より早く到達したことも好材料である。財政状況もまずまずでAAA格付けは維持されよう。住宅価格の上昇は少し弱まっている。2016年の平均成長率は2.25%を予想。2016年の物価見通しは+1.5-2.5%

*NZドル「番付10位、4Q・GDP改善。FOMCハト派声明もNZドルを押し上げ、乳製品は下落」

4Q・GDP、経常収支が改善した。乳製品の輸出は減少も移民増加を背景に消費が伸びている。乳製品価格下落で農家への打撃は大きいが、銀行への影響は小さい(NZ中銀)。インフレ低下のままなら追加利下げ観測あり。NZドルが貿易加重ベースで昨年12月時点の予想を4%超上回っていることも利下げの要因。
ただ中銀は今年終盤までに総合インフレ率が目標レンジに戻るとの見通しを持っている。乳製品価格は3月1日のオークションで今年始めての上昇となったが3月2回目は再び下落。イングリッシュ財務相は乳製品価格の上昇を望むより酪農家の構造改革を望んでいる。1月貿易収支は最近の世界の流れと同じく、輸出入ともに減少。良い材料はムーディーズのトリプルA維持と雇用の改善。イングリッシュ財務相はNZドルの下落を歓迎している。中銀はNZドルのこれ以上の上昇は好ましく思っていない

*南アランド「通貨番付8位、政策金利は予想通り利上げ。今週はCPI。スキャンダル」

  予想通り政策金利は物価上昇を背景に0.25%引き上げられ7.0%へ。今週はCPIの発表。、まだ食料品価格が高く6.8%へ上昇の予想である。ズマ大統領、ゴーダン財務相ともにスキャンダルが持ち上がっている。インフレと低成長のジレンマは続くがこのところFRBのハト派的な金融政策でのドル安や資源価格の上昇が南アランドを支えている。南アでもシェールガスの採掘が始めり電力大手のエスコムは設備投資増の予定、南アの電力不足を解消できるだろうか。ムーディーズは格下げを示唆 ただし市場は織り込んでいる。4Q・GDPは弱かった。IMFは2016年、17年の南アの成長見通しを引き下げている。

*トルコリラ「番付6位。治安は悪化状態続く。今週は政策金利決定、大統領から圧力警戒」

 週末もテロ事件が続く不穏な状態が続いている。政府は政敵の関与する大手新聞社を接収した。一方でテロは続く。週末もイスタンブールでテロがあった。
政府は南東部最大都市ディヤルバクル近郊に夜間外出禁止令を発動した。同地域のクルド人過激派対策という。ドイツ外務省は在トルコ・アンカラのドイツ大使館と在イスタンブールのドイツ総領事館を閉鎖したことを明らかにした。
 その割には景気の大きな落ち込みは指標には現れていない。観光収入は減少しているが、経済全体では大きな落ち込みはなく、ムーディーズは最低賃金の引き上げもあり、消費も活発で成長率は4%近いと評価している。懸念のインフレでは2月CPIは食品と飲料の価格下落を受け、小幅低下した。
 今週は政策金利の決定がある。市場は中銀が来週の会合で金利据え置きを決定すると予想している。しかしエルドアン大統領のアドバイザーは翌日物貸出金利利下げの可能性もあると指摘している。中銀に大統領の圧力がかかる国でありその実績もある。一応警戒したい。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「このあたりを維持できなければ106円が次のサポート」

 連続陰線4日目でボリバン下限を下抜き、下ヒゲを残しボリバン内へ。下値のサポートなくなり2014年5月21日ー7月11日を結んだ上昇ラインで106円前半か。取敢えずは3月17日ー18日の上昇ラインがサポート。月曜は3月17日ー18日の下降ラインは上抜く。16日ー17日、15日ー16日の下降ラインも上値抵抗。5日線下向き。ボリバン下限。
 週足は2月1日週-8日週の下降ラインを上抜いてから横ばい。3週連続下ヒゲが長く買い圧力も感じたがまたマイナス金利導入後の安値圏へ下落。週のボリバン下位週の一目の雲の下。
 月足。1月は毎年の1月貿易収支が示しているように輸入が多いので月足が陽線になりやすいしマイナス金利騒動もあった。2月は落ち着き元の円高へで大陰線。8月‐10月の上昇ラインを下抜いて2016年1月はスタート。2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインも下抜けた。
3月も小幅陰線で2月の安値下抜く。15年12月-16年2月の下降ライン上値抵抗。 
 年足は2012年-13年の上昇ラインに沿い4年連続陽線。13年-14年の上昇ラインは15年中は下抜かなかったが、以前触れたように16年は下抜いて始まりそのままかい離し下落中。

*ユーロドル=「中期的な上値抵抗は1.33か」

ボリバン上限下限を激しく動くがこのところ陽線が多いように強い。3月10日ー16日の急な上昇ラインがサポートだが急過ぎるので下抜くだろう。 上値抵抗は2月11日ー3月17日。5日線上向き。3月11日ー14日の下降ラインを上抜きボリバン上限でストップした相場。
 週足。2月8日週は昨年6月以来の3週連続陽線であったが週のボリバン上限(1.13後半)で跳ね返された。しかし再び先週で3週連続陽線でボリバン上限へ。その間ンももボリバン中位で反転上昇してきたことは強い証拠であろう。大きな上値抵抗は2011年5月2日週‐14年5月5日週で1.33あたり。
 月足。横ばいが長い。1年続いている1.10を中心とした相場レンジ。15年10月-12月の下降ラインを上抜けたことで横ばい推移を上抜けするきっかけとなるか。14年5月-7月の下降ラインを上抜けるか。2月はそこで跳ね返されているが今抜こうとしている。2000年10月‐2001年7月という買い介入でサポートしていた頃の上昇ラインは下抜けている。
 年足は12年-13年上昇ラインを下抜いてから弱かったが今年はここまで陽線。サポートは2000年-2001年の上昇ラインだが2015年はそこで一旦下げ止まった。14年-15年の下降ラインを上抜けるかが重要ポイント。

*ユーロ円=「ボリバン上限で反落」

 日足は2月26日-29日、2月26日-3月2日の下降ラインを上抜き上昇。ボリバン上限近くで3月10日-11日の上昇ラインは下抜けた。3月1日-9日の上昇ラインがサポート。2月2日-4日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。
 週足は3週続けて下ヒゲが長く上昇も先週は陰線。2月8日週-15日週、2月1日週-8日週の下降ラインを上抜けた。ボリバン下限下抜けから反発。11月30日週-1月25日週が上値抵抗。
 月足は15年6月-8月の下降ラインを上抜けず下落、月のボリバン下限を下抜き下げ止まり今月は反転上昇。
年足は13年-14年、12年-13年の上昇ラインを下抜いている。8年-14年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「投機筋とは空想の動物である」

 投機筋とは空想の動物である。まったくいないわけではないが、日本の輸出入業者や生保より活発なわけではない。
 多くの方が為替変動にまったく関係のないスワップを投機筋として誤解している。8倍から10倍実態より大きくしている。

6.ID為替「メリット、デメリットは個別でなく全体で」

 マイナス金利導入で、住宅ローンの金利が下がるとだけ報道してメリットがあるとするメディアがある。円安だと物価上がって困るとする方もいる。どちらも片手落ちで金利については預貸率や日本の金融資産1600兆円などを、為替については日本の対外純資産を考慮して全体を見れば
マイナス金利は効果なく、円安が景気回復に役立つことがわかる

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、外為取引税(トービン税)」、
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「おめでとう」

ホテルニューグランド界隈
*しだれ桜もまもなく満開 結婚おめでとう お幸せに
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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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