野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

マイナス金利で個人、いや日本経済は苦しむだろう。今週はイエレン議長 欧州GDP、ミシガン、春節

2/8 (月)「マイナス金利で個人、いや日本経済は苦しむだろう。今週はイエレン議長 欧州GDP、ミシガン、春節」

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総括「マイナス金利で個人、いや日本経済は苦しむだろう。今週はイエレン議長 欧州GDP、ミシガン、春節」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「マイナスはネガティブ」
ID為替「G20楽しみ」
リスク「中東問題、北朝鮮、テロ」
横浜湘南便り「新聞」

ドル円=114-119、ユーロ円=128-133 、ユーロドル=1.08-1.13

日経インデックス2月5日東京引け1月29日からの変化(2008年=100)円100強し、ドル128.2弱し、ユーロ101.5強し、ドルインデックスINNYBOT96.95弱し、原油30.89弱し、金1157強し、DOW16204弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け143.97弱強し IMM円投機筋2月2日 円+37245(前週比?12781)、ユーロ-87073(前週比+40142)

1.(今週の予定)

8(月)日 国際収支 日銀金融政策決定会合の主な意見(1月28~29日分)、 景気ウォッチャー調査 NZ休場(ワイタンギデーの振替休日)香港、上海休場(旧正月)独 鉱工業生産 加 住宅着工件数 建設許可件数 米 労働市場情勢指数
9(火) 香港、上海休場(旧正月)豪 NAB企業信頼感 スイス 失業率 独 貿易収支 経常収支 英 貿易収支 メキシコ 消費者物価指数米 卸売在庫 卸売売上高
10(水)香港、上海休場(旧正月) ノルウェー 消費者物価指数 英 鉱工業生産 製造業生産 国立経済研究所(NIESR)GDP 週間石油在庫統計
11(木)NZ企業景況感(PMI) 東京休場(建国記念日) 上海休場(旧正月)英 RICS住宅価格 スイス 消費者物価指数スウェーデン中銀政策金利 米 新規失業保険申請件数 加 新築住宅価格指数
12(金)上海休場(旧正月) 豪 住宅ローン貸出 独 GDP・速報値 ユーロ圏 鉱工業生産 GDP・速報値 米 輸入物価指数 小売売上 企業在庫 ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

(来週の予定)

15(月)日 GDP・1次速報値 GDPデフレーター・1次速報値 鉱工業生産・確報値 第3次産業活動指数 NY休場(プレジデンツデー)
   トルコ 失業率 ユーロ圏貿易収支 中国 貿易収支
16(火)NZ小売売上高 RBA議事録 ノルウェーGDP 英消費者物価指数 小売物価指数 英生産者物価指数 独 ZEW景気期待指数 ユーロ圏ZEW景    気期待指数 加 製造業出荷 米 NY連銀製造業景況指 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
17(水)日 機械受注 南ア 消費者物価指数 英 雇用統計 ILO失業率 ユーロ圏 建設支出 南ア 小売売上 米 住宅着工件数 建設許可件    数 生産者物価指数 加 国際証券取引高 米 鉱工業生産 設備稼働率 FOMC議事録
18(木)NZ 生産者物価指数 日 貿易統計 豪 雇用統計 中 消費者物価指数 生産者物価指数 スイス 貿易収支 仏 消費者物価指数
    スウェーデン 消費者物価指数 加 卸売売上高 米 フィラデルフィア連銀製造業指数 新規失業保険申請件数
19(金) 独 生産者物価指数 スウェーデン 失業率 英 小売売上 加 小売売上 消費者物価指数 米 消費者物価指数 ユーロ圏消費者信    頼感・速報

2.総括「イエレン議長 欧州GDP、ミシガン、春節、マイナス金利で個人、いや日本経済は苦しむだろう」

*円「マイナス金利での円高株安が正常な反応」

 先週から意見はほとんど変わらない。東日本大震災後が教えてくれた景気回復の道筋に逆行する流れである。円高が進行するのではなく
自ら進行させている感じがする。多くの人にとっても、私個人にとっても円安・株高のほうがいいが、そうはならない時も多いので、それなりに防衛の為に対処すべきであろう。先週金曜日は5連続陰線とならず逆カブセ的陽線を出し下げ止まった。ただこのようなリバウンドは以下理由により短命でまた円高を模索することとなろう。

前回のリポート通り、「マイナス金利は日本経済に打撃、原油安、原発再開とともに円高要因、株安にもつながる」と思う。

①「為替」

円高は日本経済にとってデメリットである。何故なら日本は約3兆ドルの対外純資産がある。1円の相場変動で3兆円の資産の増減がある。
円安なら資産増加、円高なら資産減少。個別に円高がいい、円安がいいと言っても収拾がつかない。日本のポジションはドル(外貨)ロング。

②「マイナス金利」

マイナス金利は日本経済にデメリット。何故なら日本は預金の方が貸付より多い国。銀行の預貸率は約70%。預金733兆円に、貸付が497兆円
 預貸ギャップは236兆円。預金者の受けるデメリットが、お金を借りる人のメリットを上回る。

 日本全体の可処分所得が減少すれば消費の減退、輸入の減少となり貿易黒字の拡大で円高となりやすい。円高ならば株安にもなり、さらにまた消費の減退と悪循環になる。

③「原油」

原油安、原発再稼働も日本経済にとってはデメリットとも言える。ガソリンの消費者、エネルギー消費者に限って言えばメリットだが
 それが貿易赤字縮小要因となり円高となれば、対外純資産にマイナスの要因となる。アベノミクスの円安株高のきっかけは民主党政権の原発停止 によって引き起こされた貿易赤字拡大と円安である。 

*為替の円高・円安の是非、マイナス金利の是非、さらに原油価格の影響は個別に語らずに全体像を掴んでから、取引につなげたい。対外資産・負債の割合、預貸率などが参考となる。マイナス金利で不確かなリスク投資に向かう金額よりマイナス金利(金利低下)で預金(資産)が減少する金額が大きい。


*米ドル「イエレン議長議会証言。賃金の上昇だけでは年4回利上げは説明し難い」

 15年4Q・GDPは予想通り減速した。大方の指標は弱含んでいるが雇用だけは力強いのが米国経済であった。ただ1月雇用統計は微妙な結果となった。非農業部門雇用者数は市場の予想を下回ったが、失業率が低下、賃金が上昇したために、まだ3月の利上げ観測を残したと言えるとの見方が強まった。全体的には次第に景気の力強さはなくなっていると思う。株価下落や長期金利の低下が物語っている。またドル高については昨年からベージュブックやFOMC声明でも取り上げられてきたが、企業決算にもその影響が出ているので、米国としても今年のドル安傾向には不満はないだろう。
 今週はイエレンFRB議長の上下両院での議会証言がある。年4回の利上げについての質問が出るだろうが、賃金の上昇だけでは納得させられない他の指標の弱さが出てきているところをどう説明するのだろうか興味がある。
 また貿易の縮小も心配だ。米国15年貿易統計によると、モノとサービスを合わせた貿易収支は、輸出額から輸入額を差し引いた赤字が前年比4.6%増の5315億300万ドルとなり、2年連続で拡大した。新興国経済の減速やドル高による価格競争力の低下で輸出が大きく落ち込んだことが響いた。輸出入ともにリーマン・ショック直後の09年以来、6年ぶりに減少した。輸出額は前年比4.8%減の2兆303億1700万ドル。輸入額は3.1%減の2兆7618億2000万ドル。

*ユーロ「円と首位争い。焦点は4Q・GDP、低成長だが日本を上回る」

 ここまでユーロは通貨番付では首位を円と争っている。米景気指標の悪化と緩やかなユーロ圏の回復の組み合わせで、まだギリシャ問題を抱えているとはいえユーロが上昇している。ユーロ圏の経済指標も力強さはないが、GDPは年率1.7%成長で日本と比べると高い。EU離脱問題がある英ポンドの対価として買われている部分もある。ドラギ総裁が3月理事会で緩和策を再検討するとの発言も底流にあるが、今週の焦点はユーロ圏の4Q・GDPである。前年比で1.5%程度が出ればユーロ買い安心感が出るだろう。日本の4Q・GDPはマイナス成長予測であるのでユーロが比較優位となる。

  欧州委員会は、冬季の経済予測を発表し、ユーロ圏の経済成長率は2016年と2017年にやや加速するとの見方を示した。ただ、2016年の成長ペース予測は下方修正した。2016年の域内総生産(GDP)伸び率は2015年の1.6%から1.7%に、2017年は1.9%に加速するとした。昨年11月時点では、今年の成長率は1.8%と予想していた。2017年の予測は修正していない。

*英ポンド「マカファーティー委員が利上げ主張を取り下げる。EU離脱は」

 引き続き利上げ観測後退とEU離脱観測で弱いが、2月は米国指標の悪化もあり陽線スタートとなっている。英中銀は、金融政策を現状維持とした。同時に公表した四半期インフレ報告の中で、世界経済の見通しが弱まっているとし、国内経済成長予想を下方修正。さらに、昨年8月以降利上げを支持してきたマカファーティー委員が今回の金融政策委員会で利上げ主張を取り下げるなど、政策金利が当面据え置かれる可能性を示唆した。
2016年のGDP見通しは2.2%増、前回11月は2.5%増。17年は2.3%増、前回は2.6%増。18年は2.4%増、前回は2.5%増であった。インフレ見通しは、2016年を通じ1%を下回る水準にとどまるとし、前回予想よりも長期間にわたりインフレ率が低水準にとどまることを見込んだ。今後2年では2%を幾分上回る水準まで上昇するとし、前回予想と同様の内容となった。
 また、英国のEU残留・離脱を問う国民投票で、離脱を支持するとの回答が45%、残留支持が36%となり、離脱派が9ポイント差で上回った。残る19%はわからない、または投票に行かないと回答したようだ。通貨番付はここまで8位と弱い。
 
*人民元「春節前は株価は下げ止まった。上海G20前の景気対策を期待する」

注目の政府版の製造業PMIは予想、前回ともに下回ったが、財新製造業PMIは予想、前回ともに上回り12月PMIほどの悪影響はなかった。年初来21%下落している上海株価指数も先週は約1%高と世界の他の主要市場が下げている中で数少ないプラス圏市場となった。さて今週は春節で上海市場は休場となる。春節直前までは人民銀行が資金供給を続け、住宅融資の緩和策もとられたが、預金準備率の引き下げは予想通りなかった。さて中国の焦点は2月26日、27日の上海G20となる。中国が世界株安の震源地となるような議論を避けるために春節休暇明けから、景気対策が打ち出されるものと予想する。また人民元の安定はこれまで通り維持されるだろう。
 中国国家発展改革委員会は、今年の中国の経済成長率の予想レンジを6.5-7.0%に設定したことを明らかにした。今年の中国経済は下方圧力が続くとの認識を示した。また現在投資は経済の弱い部分の補強や構造調整に重点を置いているとし、例として西部地域のインフラのほか、教育やヘルスケア部門をあげた。鉄鋼や石炭などの供給過剰を解消を目指すことにより、産出量の多い地方の失業率が上昇する可能性があると指摘した。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド」

*豪ドル「政策金利は据え置きも将来の追加緩和姿勢が示され弱い。政局は」

今年の通貨番付では9位と弱い。RBAは事前予想通り政策金利を2.0%に据え置いた。コアインフレが2.0%に上昇したこともある。RBA声明では
鉱業セクターの設備投資が減るも鉱業以外のセクターが成長した(リバランス)。GDP伸びは長期平均を下回るが、企業景況感、雇用は改善した。企業向け融資は増加。為替レートは引き続き経済見通しに合わせて調整を続けている。低インフレが続けば、一段と緩和的な政策の余地があるとした。またRBA四半期金融政策報告でも低インフレは緩和政策を示唆、通貨安はサービスなど輸出の支えに、中国には依然として不透明要因があるとした
。将来の政策金利引き下げ余地を残したことから豪ドル上昇も抑制された。2015年末の成長予想は2.5%、16年末と17年末は2.5-3.5%、18年末は3-4%、基調インフレ予想は2016年6月 2%、18年6月 2-3%とされている。
さて政局だが、ターンブル首相は、連邦議会での審議行き詰まりを解決するため、両院を解散し総選挙を前倒しで実施する意向を示した。上院では与野党の議席数がきっ抗しており、自由党のアボット元首相は給付金制度や高等教育、産業構造改革など分野で保守的な政策を推し進めようとしているが、無所属議員や中道左派の労働党議員からの反対に遭っている。

*NZドル「4Q雇用改善、米政策金利引き上げ観測後退でやや戻す」

 今年の通貨番付はここまで10位と弱い。乳製品価格の下落、格付げ見通し引き下げ、中銀の追加緩和策示唆などで下落していた。ただ15年4Q雇用統計は失業率が3Qの6.0%から5.3%へ低下し2009年3月以来の低水準となった。底堅い労働力を支えに、労働市場は改善している。米国利上げ観測後退もNZドルを押し上げたが先週の米雇用統計は就業者数は予想を下回ったが賃金の上昇を重視する向きもありドル買いとなり、NZドルの上昇トレンドを抑制して週を終えた。ウィーラーNZ中銀総裁は「金融政策は引き続き緩和的となる。NZ経済が直面しているリスクは大半が下向き」と発言している。マクダーモットNZ中銀総裁補は「NZドルの下落が望ましい」として、まだ強いNZドルは戻ってこない。


*南アランド「2月11日大統領演説。南アランド2週連続上昇で終える。資源価格は下げ止まり」

 2月11日に国会で大統領演説がある。財政、税制、成長戦略、格下げ、土地改革、干ばつ、エネルギー問題、最低賃金問題などが語られるだろう。
1月後半は機関投資家のリパトリで南アランドは上昇していたが先週は陰線となり、昨年10月以来の3週連続陽線とはならなかった。悪材料(格下げ、財政難、資源安、電力不足 インフレ 干ばつ、中国景気減速)ばかりであったが、一つ好材料を強いて上げれば、下落していた資源価格がパラジムを除き、金、銀、プラチナなどで上昇していることだ。これが続けば南アランド相場に影響してくるだろう。食料品価格は干ばつの影響で上昇が続き、CPIを上昇させ政策金利の引き上げにつながった。ただIMFが下方修正した成長見通しとのジレンマは続く。12月貿易収支は黒字は拡大するも輸出入ともに減少と内容は悪い。鉱山業は今後も雇用を削減する予定である。

*トルコリラ「CPIは9.5%、IMFは利上げ勧告、通貨は小康状態」

 2016年トルコリラはここまで通貨番付4位、首位の円に対して2.68%安と意外と健闘している。ユーロも強く、円と首位争いしているのでトルコリラも連れ高の面はある。テロや対ロシア外交の不安はあるが通貨へ大きく影響はしていない。戦闘機撃墜の後、ロシアの領空侵犯の話も出てきたが
両国の株価は世界でも数少ない今年プラス圏にある指数である。昨年からの通貨下落は株価に好影響を与えている。
 1月CPIは前年比9.58%と高いものとなった。中銀は政府の圧力もあり政策金利を7.5%に据え置いたままだが、IMFは年次報告書で「中期的にインフレ率を目標の5%に戻すには金融政策を引き締める必要がある。インフレ率は目標を大きく上回り続け、最近は上昇傾向にある」とした。投資家やエコノミストらは長らく、インフレ抑制のために利上げが必要だと主張しており、IMFの報告書もこうした見方を反映している。
 政府は16年の成長率見通しを4%としていたが、漸くテロはロシアの経済制裁の悪い指標が出てきた。2015年の4Qの観光収入は14.3%の減収で65.7億ドルとなった。2015年では8.3%の減収となった。今後の他の指標への影響も心配である。指標が悪化すれば中銀は利上げに躊躇するかもしれない。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=(ボリバン上限から一気に下限へ。逆カブセで戻せるか)

 先週は4連続陰線、金曜日だけはボリバン下限近くまで達した後に戻し短い陽線となった。2月3日-4日の下降ラインは上抜いた。2月2日-3日、1日-2日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。ボリバン下限がサポート。ボリバン上限上抜けから一気にボリバン下位へ下落。短い逆カブセのような陽線が気になるところである。
 週足は昨年8月24日週-10月12日週の上昇ラインを下に切って下落していたが、1月4日週-11日週の下降ライン、12月14日週-1月4日週の下降ラインを上抜いて上昇した。週のボリバン下限下抜きから中位へ戻す。ただ2月第一週は1月18日週-25日週の上昇ラインを下抜いた。
 月足は8月‐10月の上昇ラインを下抜いて2016年1月はスタート。2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインも下抜けた。月末に下ヒゲを伸ばし陽転して1月を終えたが2月は陰線スタート。 
 年足は2012年-13年の上昇ラインに沿い4年連続陽線。13年-14年の上昇ラインは15年中は下抜かなかったが、以前触れたように16年は下抜いて始まりそのままかい離。1月末の日銀マイナス金利導入で年足は陽線に転じたが2月はまた陰転。

*ユーロドル=(ボリバン拡大、上限上抜けから小反落)

 日足は1月28日-29日の下降ラインを上抜いて上昇、一気に雲の上、ボリバン上限越えとなった。ただ先週金曜日は上限上抜けで行き過ぎ感が出て反落となった。まだボリバン内には戻っていない。2月1日-3日の上昇ラインがサポート。12月8日-2月1日の上昇ラインもサポート。5日線上向き。
 週足は10月12日週-19日週の下降ラインを上抜け横ばい推移していたが、10月12日週-12月14日週の下降ラインは1月4日週の長い下ヒゲで上抜けた。先週は12月14日週-1月11日週の下降ラインも上抜いて長い陽線となった。
 月足は15年12月は4か月ぶりの陽線。10月-11月の下降ラインを上抜いた。14年5月-7月の下降ラインが上値抵抗。2000年10月‐2001年7月という買い介入でサポートしていた頃の上昇ラインは下抜けている。1月は短い陰線で終える。2月は陽線スタート。
 年足は12年-13年上昇ラインを下抜いてから弱かったが今年はここまで陽線。最後のサポートは2000年-2001年の上昇ラインだが2015年はそこで一旦下げ止まった。

*ユーロ円=(8連続陽線でボリバン上限を超えて反落)

 日足は8日連続陽線まで伸びたが、ボリバン上限を超えたところで反落。一目の雲にも下押しされた。1月21日-26日の上昇ラインは下抜けた。一気に下落せず130円で小康。1月29日-2月2日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン上位。5日線下向き。。なべ底から上抜けでボリバン上限を大きく超えて、雲の下限にも一旦接した。ただ上ヒゲが長い。5日線上向き。1月26日-27日、22日-26日の上昇ラインがサポート。12月4日-18日の下降ラインが上値抵抗で残る。
 週足は1月4日週-11日週、12月14日週-28日週の下降ラインを上抜ける。11月30日-12月7日週の下降ラインはまだ上値抵抗で残りそうだ。週のボリバン下限抜きから2週連続で戻したが先週は陰線。1月18日週の下ヒゲは効いた。1月18日週-25日週がサポート。
 月足は小刻みだが5か月連続陰線から12月は陽線もヒゲが長く、1月スタートは陰線。ただ月末戻して長い下ヒゲの陽線で終える。6月‐8月の下降ラインが上値抵抗。15年4月-15年9月の上昇ラインは下抜く。ボリバン下位。
 年足は13年-14年、12年-13年の上昇ラインを下抜いている。8年-14年の下降ラインが上値抵抗。1月は短い陽線となった。

5.当局・円無常・需給「マイナスはネガティブ」

 マイナス金利の景気抑制効果、円高株安に影響のことは既に申し上げてきた。またマイナス金利というのは言葉の響きからも「ネガティブ」なイメージがある。プラス志向、ポジティブシンキングになれない。プラス金利にはできないだろうが、せめてバーディー政策、イーグル政策にしたらどうか。

6.ID為替「G20楽しみ」

 2月G20は2月26日、27日に中国上海で開催される。今年の世界の株価下落の震源地で開催され中国が議長であることは興味深い。G20開催前には
中国が景気対策、株価上昇対策を打ってくることは予想できる。

7.リスク「中東問題、北朝鮮、テロ」
 
「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、外為取引税(トービン税)」、
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「新聞」

 新聞は5紙とっている。日刊スポーツはやめた。ただ最近はネットで先に読んでいるので、紙で読まなくなり、そのまま捨てることも多い。ネットで見逃したり、ネットでは見つけにくい記事を紙で後で読むのもいいが、ゴミにもなるのでそろそろ解約してもいいかなと思い始めている。でもどこへ解約の連絡したらいいのかわかりにくい。どこから配達してくれているのかも調べないといけない。
 

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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