野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

G20上海は2月10日の草案通り、いつものG20、英国だけが名指しもG20がどうできることでもない

「G20上海は2月10日の草案通り、いつものG20、英国だけが名指しもG20がどうできることでもない」

詳しくはID為替で 後ほど

①2月10日草案

「上海G20草案がもう出ている」

(ブルームバーグ):G20財務相・中央銀行総裁は世界成長押し上げへの取り組み強化を表明するべきだとEUが指摘した。

(草案)

・世界の成長がまだ期待に及ばない中、世界経済は依然として著しいリスクに直面している
・力強く持続的な世界景気の回復と2018年までに成長率を2%引き上げるとする目標達成を確実にするため、早急に行動する必要がある

・2016年の世界経済成長は緩やかな伸びになると予想されているものの協調的な取り組みが求められるとし、各国は自らの約束を貫くため「速やかな行動」を取る必要がある
・債務を持続可能な水準にすることや、短期的な状況に対応するため財政政策を「柔軟に」活用する

*EUの財務相らはブリュッセルで12日に開く会合で同草案について協議する。

G20参加国は状況を監視し、必要に応じてリスクの高まりに対応しながらも、「競争的な通貨安誘導やあらゆる形の保護主義を控えるべきだ」と草案は記している


②今回

  1. 。世界経済の回復は続いているが、依然としてばらつきがあり、強固で持続可能かつ均衡ある成長のために我々が期待する水準に達していない。変動の大きい資本フロー、一次産品価格の大幅な下落、地政学的な緊張の高まり、潜在的な英国のEU離脱及びいくつかの地域における大量かつ増加する難民がもたらすショックなどを背景に、下方リスクと脆弱性が高まっている。加えて、世界経済の見通しが更に下方修正されるリスクへの懸念が増大している。これらの課題を認識しつつも、我々は最近の市場の変動の規模は、その根底にある世界経済の現在のファンダメンタルズを反映したものではないと判断している。多くの先進国では経済活動の緩やかな拡大が続き、主要な新興国の成長は引き続き強いと予想される。しかしながら、我々は世界経済の成長という共通の目的を実現するため、更なる行動が必要であることに合意する。我々は、引き続き世界の経済・金融動向を注視する。

  2. 過去数年間、G20は成長、投資及び金融安定の強化に関し、重要な成果を挙げてきた。我々は、信認を醸成し、回復を維持・強化するための行動をとっている。これらの目標を達成するため、我々は全ての政策手段‐金融、財政及び構造政策‐を個別にまた総合的に用いる。金融政策は引き続き、中央銀行のマンデートと整合的に、経済活動と物価安定を支えるだろう。しかしながら、金融政策のみでは、均衡ある成長に繋がらないだろう。我々の財政戦略は成長の下支えを企図しており、強靭性を高め債務残高対GDP 比を持続可能な道筋に乗せることを確保しつつ、経済成長、雇用創出及び信認を強化するため、我々は機動的に財政政策を実施する。我々はまた、質の高い投資へと支出を重点化することを含め、税制及び公共支出をできるだけ成長に配慮したものにしている。我々は、強固で持続可能かつ均衡ある成長の実現に向けた努力を支える上で相互補完的なマクロ経済政策と構造政策が果たす役割を再確認する。構造改革の早急な進展は、中期的に潜在成長力を高め、経済をより革新的、柔軟かつ強靭にする。潜在的なリスクへの対応力をより高めるべく、我々は引き続き、成長と安定を支えるためにG20諸国が必要に応じとり得る政策オプションにつき追求する。我々は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることを再確認する。我々は、為替市場に関して緊密に協議する。我々は、通貨の競争的な切り下げを回避することや競争力のために為替レートを目標とはしないことを含む、我々の以前の為替相場のコミットメントを再確認する

  3. 我々は、経済成長を実現することの重要性、及び、生産性と潜在成長を高めるために構造改革が果たす重要な役割を再確認する。我々は、2018年までにGDPを追加的に2パーセント引き上げるとの目標を達成するため、2016年において国別の改定成長戦略の実施を優先課題とし、特に重点を置く。過去の国別のコミットメントに基づき、我々は、G20諸国が改革に取り組む際に参照するものとしての一連の優先課題と原則の策定や、国ごとの状況の多様性を考慮した上で構造改革の進捗及び構造的課題への取組みの妥当性の評価や監視を更に改善するためのインディケーターシステムの作成を含め、構造改革アジェンダを更に強化することにコミットしている。


FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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