野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

マイナス金利、GPIF、〒、セイホでは長期の円安基調は作れない

2/15(月)「マイナス金利、GPIF、〒、セイホでは長期の円安基調は作れない」
nissanya.JPG

総括「中国再開、日本GDP、G20準備、FOMC・RBA議事録、豪 雇用 NZ小売 米・英・中・南アCPI 欧 ZEW」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「イスラム金融とマイナス金利」
ID為替「先ずは外貨買い切り玉の造成で円安を」
リスク「中東問題、北朝鮮、テロ」
横浜湘南便り「やっちゃえ日産」

ドル円=111-116、ユーロ円=125-130 、ユーロドル=1.10-1.15

 日経インデックス2月12日東京引け2月5日からの変化(2008年=100)円104.2強し、ドル129.2強し、ユーロ103.3し、ドルインデックスINNYBOT95.98弱し、原油29.44弱し、金1239強し、DOW15973弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け133.27弱し IMM円投機筋2月9日 円+43232(前週比+5987)、ユーロ-63314(前週比+23759)

1.(今週の予定)

15(月)日 GDP・1次速報値 GDPデフレーター・1次速報値 鉱工業生産・確報値 第3次産業活動指数 NY休場(プレジデンツデー)
   トルコ 失業率 ユーロ圏貿易収支 中国 貿易収支
16(火)NZ 小売売上 RBA議事録 ノルウェーGDP 英 消費者物価指数 小売物価指数 英生産者物価指数 独 ZEW景気期待指数 ユーロ圏ZEW   景気期待指数 加 製造業出荷 米 NY連銀製造業景況指 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
17(水)日 機械受注 南ア 消費者物価指数 英 雇用統計 ILO失業率 ユーロ圏 建設支出 南ア 小売売上 米 住宅着工件数 建設許可件    数 生産者物価指数 加 国際証券取引高 米 鉱工業生産 設備稼働率 FOMC議事録
18(木)NZ 生産者物価指数 日 貿易統計 豪 雇用統計 中 消費者物価指数 生産者物価指数 スイス 貿易収支 仏 消費者物価指数
    スウェーデン 消費者物価指数 加 卸売売上高 米 フィラデルフィア連銀製造業指数 新規失業保険申請件数
19(金) 独 生産者物価指数 スウェーデン 失業率 英 小売売上 加 小売売上 消費者物価指数 米 消費者物価指数 ユーロ圏消費者信    頼感・速報

(来週の予定)

22(月)仏 製造業PMI・速報 サービス業PMI・速報 独 製造業PMI・速報 サービス業PMI・速報 ユーロ圏 製造業PMI・速報
 サービス業PMI・速報
23(火)独GDP・確報値 仏 企業景況感 独 Ifo景況感指数 トルコ中銀 政策金利 米S&P/ケース・シラー住宅価格指数 メキシコGDP 
    米 消費者信頼感指数 リッチモンド連銀製造業指数 中古住宅販売件数
24(水)仏 消費者信頼感指数 米 新築住宅販売件数
25(木)スイス 鉱工業生産 南ア 生産者物価指数 英GDP・改定値 ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・確報値 米 新規失業保険申請件数 
  耐久財受注 住宅価格指数

26(金)NZ 貿易収支 日 全国消費者物価指数 東京都区部消費者物価指数 仏 消費者物価指数 GDP・速報値
 ノルウェー 失業率 ユーロ圏経済信頼感 消費者信頼感・確報値 独 消費者物価指数・速報値 米 GDP・改定値 個人消費・改定値
 個人消費支出 個人所得 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 コアPCEデフレーター

2.総括「中国再開、日本GDP、G20準備、FOMC・RBA議事録、豪 雇用 NZ小売 米・英・中・南アCPI 欧 ZEW」

*さあ中国勢が戻ってくる。どこの国も通貨安にしたい現在の状況で議長国中国はどう対処するか。G20では原則介入は行わず市場原理に任せるとなっている。今年はドル安が続ているのでバスケット通貨の人民元は通貨高に誘導できるだろう。将来の完全変動制の準備のために変動幅を拡大する観測もある。また最近のG20の公約は「2018年までに成長率を2%引き上げる」ことだが、これには米国の協力が必要となってくる。米国のドル高懸念はその一歩かもしれない。ちなみに日本の最後の円売り介入は2011年11月初旬であり、75円から79円あたりである。

*円「景気回復したいなら貿易赤字に誘導しないといけない、GPIFでの疑似介入では無理」

 さて日本のGDPが発表される。2015年10-12月期のGDPは、2期ぶりのマイナス成長となる見通し。安倍晋三首相によるアベノミクスや日本銀行の異次元緩和が始まって以来、マイナス成長になれば5回目となる。予想は前期比0.2%減、年率換算で0.8%減。個人消費や設備投資が低迷したことによる。そういうこともあり、失敗に終わりそうなマイナス金利導入や、先週の市場をけん制すべく首相・日銀総裁会談や財務官の官邸入りなどがあったのだろう。マイナス金利の効果への疑問からの円買いに、米4Q・GDPの減速、世界の銀行株の下落でリスク回避の円買いが進んだ。イエレン議長のドル高懸念発言もドル下げに寄与した。イエレン発言は米国製造業のみならず新興国に配慮したものとも思える。
 金融緩和策やGPIF、ゆうちょ・かんぽ、生保などに外貨を買わせて円安に誘導するやり方は限界がある。これまでも1980年の実需原則撤廃から生保など機関投資家が外貨を買い続けたが円高が推移した。投資家は永遠に買い続けることはできない。資金に限界がある。利益ねん出の為(あるいは損切りの為)売り戻さなければならない。ヘンジファンドほど期間は短くないが、結局は市場のトレンドを形成することはできない。永遠に買い続けることのできる投資家はいない。永遠に買い続ける、あるいは売り続けることができて長いトレンドを形成できるのは輸出入である。貿易黒字の時は円高、東日本大震災での原発稼働停止、原油高で貿易赤字となった時は円安となった。対外純資産の日本は円安が景気回復となることはいうまでもない。
 
*米ドル「イエレン議長世界経済に配慮、今週はFOMC議事録」

 イエレン議長は議会証言で、海外経済の減速など下振れリスクに強い警戒感を表明した。金融市場の混乱が続けば、「米経済の見通しを圧迫する恐れがある」と述べ、昨年12月の段階で今年中に「4回」と想定した追加利上げのペースを遅らせると示唆した。米国4Q・GDPの減速もありドルが売られ昨年の強いドルとか異なり、今年はここまで11通貨中で5位である
 私は2年前の14年後半からクロス円で全売りをかけ、ドル円も少しずつ売った要因の一つ(他の要因は貿易赤字縮小の兆しと原発再稼働)は
 ベージュブックにドル高に言及する部分が出てきたことである。一部の地区連銀がドル高で製造業で打撃を受けているとしていたことであった

 その後はFOMC声明でもドル高に触れられるようになった。イエレン議長の下院証言テキストでも3回ドル高に言及している
  ・一つはドル高で輸出が減少し昨年4QのGDP縮小の要因となったこと
  ・あとの二つはドル高がインフレを抑制しているということである

 豪中銀やNZ中銀のように通貨安を望んでいるということではないが客観的にドル高の影響を取り上げており米成長やインフレを抑制しているとしている。またドル高懸念は新興国、資源国に対して配慮でもある。

*ユーロ「4Q・GDPは予想通り。低成長だが日本を上回る、ドイツ銀問題は改善」

 通貨番付2位。米景気指標の弱さや英ポンドの弱さ(利上げ後退観測とEU離脱懸念)で買われている。貿易黒字も背景にある。ユーロドル年足では
14年-15年の下降ラインを上抜ける勢いがある。低成長だが4Qの米国や日本の成長率を上回る。ギリシャの年金問題ヤポルトガル財政問題、3月追加緩和観測もあるが底堅い展開が続いている。
 ショイブレ独財務相は最近利払い懸念などが出たことで今週に入り株価が急落したドイツ銀行 について懸念していないと述べた。 ドイツ銀行は2月12日、約50億ドル相当のユーロ建てとドル建てのシニア債の買い戻しを実施すると発表した。ドイツ銀のシェンク最高財務責任者(CFO)は、ドイツ銀は今年の資金調達計画を損ねることなくこれらの債券を買い戻すことができるとしているドイツ銀株は12日の取引を前日終値比11.80%高で終えている。

*英ポンド「引き続き利上げ観測後退とEU離脱に揺れる」

 今年はここまで通貨番付8位で2位ユーロに引き離されている(ユーロポンドの上昇)。昨年8月以降利上げを支持してきたマカファーティー委員が今回の金融政策委員会で利上げ主張を取り下げるなど、政策金利が当面据え置かれる可能性を示唆した。また残留問題が影を落としている。 最新の世論調査によると、EU離脱の是非を問う国民投票が予定されている英国で、離脱への支持が拡大し残留派ときっ抗していることが分かった。
ICMオンライン調査によると、離脱を支持するとの回答は42%、残留を望むとの回答は41%、残りは分からないと答えた。不明とする回答を除くと、これは離脱派と残留派が五分五分の割合としている。
 英中銀は外貨準備高を過去1年間で34%引き上げ、EUの後ろ盾を失う万が一の状態に備えていることが、IBタイムズの報道から明らかになった。

離脱が決まった時はポンドの急落は回避不可能だろう。最も記憶に新しいところでは、「ブリクジットは2割のポンド下落を引き起こす」という警告が米ゴールドマン・サックスから発せられたほか、カーニー総裁も英国の輸入量が輸出量を上回っていることから、「ポンドの価値は些細なことに影響を受けやすい」と指摘している。

*人民元「本日の人民元中間値は上昇しよう。また今週は貿易収支、CPIの発表あり」

 上海市場が再開する。人民元は年初来では通貨番付で4位に位置し米ドルより強い。休場の間はドルがほぼどの通貨に対しても下落したので本日のドル人民元中間値も元高となろう。休場の間には人民元の変動幅が拡大される観測の報道があった。春節前は人民銀行が連日市場に資金を供給し、株価も何とか下げ止まっていた。先週金曜は米国株が原油高、小売売上改善で上昇したので、上海株も上昇で始まろう。
 その後は1月貿易収支が発表される。予想は以下の通りである。

「中国1月貿易収支」

*米ドル貿易収支前600.9億ドル 予606億ドル
 ・輸出 前1.4%減 予1.8%減
 ・輸入総額 前7.6%減 予 3.6%減

*人民元 貿易収支 前 3820億5000万元 予 3890億1000万元
 ・輸出 前2.3%増 予 3.6%増
 ・輸入 前4.0%減 予 1.8%増

3.「豪ドル、NZドル、南アランド」

*豪ドル「今週は雇用統計とRBA議事録、中国貿易収支にCPIにも注目したい」

 通貨番付では9位でまだドル高や資源安の影響を受けている。今週は国内では雇用統計やRBA議事録、海外では中国貿易収支や中国CPIを軸に展開する。原油は豪の輸出産品ではないが、先週の価格上昇が続くかも注目したい。政策金利は予想通り据え置き、声明も予想通り、追加緩和も低インフレ継続ならありうるとされた。四半期金融報告でも同様に低インフレに言及している。求人広告は増加。政局では与野党拮抗しているため議事が進まない面もあるのでターンブル首相は解散総選挙を匂わしている。
 15年4Q・CPIの基調インフレ率はインタゲ下限の2.0%となった。雇用は順調に回復している。財政状況もまずまずでAAA格付けは維持されよう
鉱山業から非鉱山業へのリバランスは進んでいることが強い雇用で証明された。住宅価格の上昇は少し弱まっている。2016年の平均成長率は2.25%を予想、2016年の物価見通しは+1.5-2.5%である

*NZドル「4Q雇用改善とトリプルAで対ドル堅調、対円では下落、通貨番付は最下位」

 通貨番付11か国中最下位、株価は通貨安なので日本や中国程弱くはないが年初来6%安である。4Q雇用統計は大幅改善し、ムーディーズは格付けをトリプルA、見通しを安定的で維持した。対ドルでは今月はやや強いものの対円で弱い。
 さてその中で、2月9日と14日に大きな地震があった。14日はクライストチャーチを直撃したようだ。日本と同じく地震リスクがある。
 懸念の住宅価格は、NZ全体では上昇しているが、オークランドでは住宅販売が減少し中銀にとっては金融政策をとりやすくなる。中銀は追加緩和策を示唆している。対ドルで下落しているのは米国利上げ観測後退がある。ただ円の勢いには勝てない。企業信頼感は改善もCPIは低下、CPIは野菜とガソリン価格が大きく下落している。イングリッシュ財務相はNZドルの下落を歓迎している。格付けが高い要因の一つに財政黒字化見通しがある。若干黒字化が景気悪化で後退するも世界的には健全財政だ。
 国内指標は悪くはないが物価下落継続で金融緩和観測が引かないこともNZドルが弱い原因である。また主要輸出品の乳製品価格も低迷してる。

*南アランド「大統領演説は格付け回復の手がかりとならず、今週CPI」

 通貨番付11位といつものように低迷している。2月11日の大統領演説は格付け回復の手がかりとならなかった。成長戦略が欠如している。2016年に入って資源価格は下げ止まっている。ランド安と干ばつで食料品価格が上昇している。今週CPIの発表あり。6%にのせれば再利上げ観測も高まってくるだろう。世界の資源産業が減益となり、南アでも人員削減、撤退を図っている。南アではインフレと低成長のジレンマがある。
国内外の苦境続く(国内要因=格下げ、財政難、資源安、電力不足 インフレ 干ばつ)(海外要因=中国景気減速、中東緊張で原油価格下落抑制へ協調できず)。雇用見通しも悪化している。政局では次回統一地方選挙で与党ANCが議席を減少すると見られている。
財政赤字ゆえに増税が予想される。格下げされるも引き続きさらなる格下げ懸念が残る。2016年は2回は利上げをするものと見られているが、インフレ次第ではさらなる金融引き締めもあろう。

*トルコリラ「国内外の絶え間ない紛争、いい話はトヨタ進出、今週は失業率」

 通貨番付は11通貨中、6位で先週の4位から順位を下げた。一方株価は主要15指数でトップ、ただトップと言っても年初から1.1%安である。通貨安は株価に良い影響を与えている。対円では約6%安となっている。日足、週足、月足でボリバン下位で低迷している。
 紛争の話は絶え間ない。ダウトオール首相はクルド人勢力がトルコ領内に攻撃を仕掛けてきたことに対して報復したと発表した。クルド人勢力は、ロシア軍の空爆に支援されながらトルコを攻撃しているとした。ISとの戦い、ロシアとの領空侵犯、戦闘機撃墜問題などによる経済制裁と不安要因は多い。
 その中でいい話を上げるならば、トヨタがトルコへ工場進出を計画していることや、ベンツがトルコの工場で増産することなどである。
ロシア経済制裁やテロの影響は観光収入に影を落とし始めている。12月の12月鉱工業生産(前月比)では予想の1.2%を下回る0.8%となったが、11月の-0.9%を上回った。CPIは9.5%と高く、IMFも利上げ勧告をしているが治安状況悪化の下ではエルドアン大統領は利上げを拒否するだろう。
 今週は11月失業率の発表がある。10月の10.5%より悪化の10.8%の予想である。雇用悪化も治安悪化の要因となる。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=日足では下降ライン上抜けも、年足は12年-13年の上昇ラインも下抜けるか
 
 先週は5連続陰線を免れた。2月10日-11日の下降ラインを上抜けた。今週は2月8日-10日の下降ラインを上抜けるだろう。2月2日-3日の下降ラインも近い。2月1日-2日の下降ラインが上値抵抗。2月11日、12日と下ヒゲが長い。111円台の寿命は短かった。2月11日-12日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。まだボリバン下限。
 週足は昨年8月24日週-10月12日週の上昇ラインを下に切って下落していたが、1月4日週-11日週の下降ライン、12月14日週-1月4日週の下降ラインを上抜いて上昇した。週のボリバン下限下抜きから中位へ戻す。ただ2月第一週は1月18日週-25日週の上昇ラインを下抜いた。先週はどこで止まったかというと、1月4日週-11日週の下降ラインでぶつかった111円である。
 月足。1月は輸入が多いので月足が陽線になりやすいしマイナス金利騒動もあった。2月は落ち着き元の円高へ。ここまで陰線。
8月‐10月の上昇ラインを下抜いて2016年1月はスタート。2012年10月-2014年8月のアベノミクス上昇ラインも下抜けた。
 年足は2012年-13年の上昇ラインに沿い4年連続陽線。13年-14年の上昇ラインは15年中は下抜かなかったが、以前触れたように16年は下抜いて始まりそのままかい離。1月末の日銀マイナス金利導入で年足は陽線に転じたが2月はまた陰転。12年-13年の上昇ラインも下抜けるか。

 *ユーロドル=(昨年6月以来の3週連続陽線。ただ週のボリバン上限(1.13後半)で跳ね返された)
 
日足は1月28日-29日の下降ラインを上抜いて上昇、一気に雲の上、ボリバン上限に沿って上昇中。ただ先週金曜日は2月10日-11日の上昇ラインを下抜けた。2月1日-3日の上昇ライン、12月8日-2月1日の上昇ラインがサポート。ボリバン上位。5日線上向き。

 週足。昨年6月以来の3週連続陽線。ただ週のボリバン上限(1.13後半)で跳ね返された。2月1日週-8日週の急な上昇ラインは下抜けるだろう。なだらかな11月30日週-1月25日週の上昇ラインがサポート。週の雲に下から突入。
 月足。横ばいが長い。1年続いている1.10を中心とした相場レンジ。15年10月-12月の下降ラインを上抜けたことで横ばい推移を上抜けするきっかけとなるか。14年5月-7月の下降ラインが上値抵抗。2000年10月‐2001年7月という買い介入でサポートしていた頃の上昇ラインは下抜けている。
 年足は12年-13年上昇ラインを下抜いてから弱かったが今年はここまで陽線。最後のサポートは2000年-2001年の上昇ラインだが2015年はそこで一旦下げ止まった。14年-15年の下降ラインを上抜けるか。

*ユーロ円=(ボリバン上下限を忙しく往復)

 日足は8日連続陽線まで伸びたが、ボリバン上限を超えたところで反落。一目の雲にも下押しされた。1月21日-26日の上昇ラインは下抜けボリバン下限下抜きまで下げた。先週末は漸く下ヒゲを2本出しボリバン内へ戻す。2月10日-11日の下降ラインを上抜け。2月4日-8日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。
 週足は1月4日週-11日週、12月14日週-28日週の下降ラインを上抜けたが、1月18日週-25日週の上昇ラインを下抜け、ボリバン下限下抜けまで下落しバンド内には戻す。先週はやや下ヒゲも長いが実体ん部分も長いので下ヒゲ比率は小さい。2月1日週-8日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足は小刻みだが5か月連続陰線から12月は陽線も上ヒゲが長く、1月は下ヒゲ長く押し戻された。15年6月-8月の下降ラインを上抜けず下落、再び月のボリバン下位へ。
 年足は13年-14年、12年-13年の上昇ラインを下抜いている。8年-14年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「イスラム金融とマイナス金利」

 イスラム金融では付利は許されていない。付利どころか、逆に借りている人が金利をもらうマイナス金利はもってのほかだろう

6.ID為替「先ずは外貨買い切り玉の造成で円安を」

 マイナス金利、首相と日銀の総裁会談、財務官を官邸に呼びつけなど円高を放置しないという雰囲気を醸し出すのはいいだろう
 続ければいいが やはり需給を変えないといけない。外債・外株を買わせるという売り戻し付きではなく、輸入を増やすという買い切りが増えるようにしないといけない

7.リスク「中東問題、北朝鮮、テロ」
 
「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、外為取引税(トービン税)」、
------------------------------------------------
 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「やっちゃえ日産」

 みなとみらいから横浜駅方面を臨む。写真の真ん中に日産本社がある。1階には日産の歴代車のギャラリーやグッズ売り場がある。何もなかったこのあたりも高層ビルが増えてきた。鉄道模型博物館は日産本社の隣のビルにある。

 
 

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

詳しくはこちら

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • レポート
  • レポート(PDF形式)


業界最狭水準スプレッド

おいしく!ザクザク!夏祭りキャンペーン

お友達ご紹介キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン