野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

豪ドル、NZドル、南アランド、人民元、トルコリラ

「豪ドル、NZドル、南アランド、人民元、トルコリラ」

「豪ドル、3Q・CPI低下、RBA据え置きも利下げは視野、為替は満足レベル」

*3Q・CPI低下
*10月は5か月ぶりに月足陽線となったが他力本願的なところが多い
*中国利下げ、ECB量的緩和拡大示唆にフォローするかどうか
*先週後半は米利上げ観測で小緩む
*上げも下げも中国に振らされる日々であ。
*4大銀行はそろって住宅ローン金利を引き上げた。規制コストの上昇によるもの
*9月雇用統計は悪化
*9月中国貿易収支で輸入が大幅減少で豪ドルが売られる
*3Q中国GDPは予想を上回るもリーマンショック以来の7%を下回り景気減速が意識された。
*15年豪の成長率は下方修正(民間調査)
*豪の成長は長期平均を若干下回っている

*RBAは現状の為替や金利に満足している。外部要因(中国減速、米利上げ観測など)が 豪ドルを押し下げていたが米国雇用悪化で豪ドルが上昇
*新首相で経済政策への期待が高まり支持率は上昇
*2Q・GDP、設備投資、7月小売売上は悪化
*2Q・CPIの基調インフレが落ち着いている

*スティーブンス総裁は最近の豪ドル安を評価し豪ドルは一旦下げ止まる

「NZドル、政策金利は据え置き、利下げ余地示唆するも買い介入継続、ミルク下げ、雇用弱い」

*10月29日の政策金利は据え置きとなったが、CPIをターゲットレンジに戻すために利下げを示唆した
*3Q雇用は悪化
*NZ中銀は7,8,9月と3か月連続でNZドル米ドル買い介入を行っている
*9月貿易収支は4か月連続で赤字となった
*乳製品価格オークションは4回連続で上昇していたが、5回目、6回目は下落となった
*中国の一人っ子政策廃止は中国に乳製品を輸出するNZにとって朗報である
*3Q・CPIは予想を上回るもまだインタゲ下限以下
*中銀総裁は利下げ示唆も、住宅価格上昇のインフレも懸念
*移民増加で失業率を高めている
*10月は6か月ぶりにNZドルは上昇している。6か月ぶりの月足陽線
*キー首相の0.65台への下落は速いという発言が介入につながったのだろう
*2Q・GDPは予想を下回った

*来年度の財政は黒字化を目標としていたが、今年度が前倒しで黒字となった

「南アランド、決断を迫られる11月、政策金利決定とGDP、ロンミン社経営危機」

*今月は重要指標である3Q・GDPの発表と政策金利の決定がある
*ロンミン社経営危機、決断は11月19日の株主総会
*2Qはマイナス成長であっただけにリセッション入りが懸念される
*再び生じた米国利上げ観測が南アランドを弱くした
*資源価格はまだ反発の兆しが見えない
*政府は財政赤字縮小の努力をしていて格付け会社も評価しているが
 福祉・教育費など削減で国民から不満が生じつつある(学生デモ)
*政府は成長見通しを下方修正
*一方中銀はインフレを懸念している
*内部要因の改善はないが、米利上げ観測後退、中国株式市場上昇、原油高などで南アランドが上昇していたが10月後半は原油価格の下落、成長見通し下方修正で売られた
*財政赤字削減努力は続いているが低成長で税収減が懸念される
*電力不足、干ばつも成長を阻害している
*ランド安の輸出効果は中国景気減速での輸出減速や鉱産物価格の下落で相殺されている
*9月景況感指数は悪化
*グレンコア,VWの問題で南ア鉱山の売却や人員削減が予想される


「人民元五中全会コミュニケ、小康社会の実現、成長率6.5%を割り込まず、直近の指標は冴えず」

*小康社会の実現を目指す
*習国家主席は、今後5年間の成長率は6.5%を下回ることはないと発言
*2010年から20年までにGDPと1人当たりの所得を2倍にする計画
*ただ今週発表された製造業PMIなどの指標はまだ冴えない
*国産旅客機の完成
*一人っ子政策が廃止され子供二人まで生育することが認められた
*10月23日、中国人民銀行は利下げ、預金準備率引き下げを行った
*習国家主席訪英で約7兆円のビジネス契約が成立した、さらに仏とも首脳会談を行い原子力などの大型商談をまとめる
*9月工業利益は小幅減少
*9月住宅価格は上昇する地域が増えている
*注目の3Q・GDPは前年比6.9%となった
*9月小売売上は予想を上回ったが、鉱工業生産は予想を下回った
*9月CPIは予想を下回り1.6%となり、追加緩和観測が出ていた
*9月貿易収支では輸入が大幅減少
*11月に人民元はSDRに採用か


「トルコリラ、AKP過半数取り戻し単独政権樹立へ、消費者物価はまだ高い、経済政策出るか」

*11月再総選挙では与党AKP=公正発展党が過半数の議席を確保

*トルコ中銀は先週、今年と来年のインフレ予想を上方修正した上で、FRBの引き締め開始後に、トルコも利上げする可能性を示唆
*2015年末時点のインフレ率の見通しを7.9%とし、前回報告の6.9%から引き上げた
*2016年末時点については5.5%から6.5%に引き上げた。
*エルドアン大統領は中銀に圧力をかけて利上げを阻止する可能性はある 
*政権への不満からPKK、またISからのテロの可能性は残る
*政局が一旦落ち着き注目は経済対策
*財政赤字は40%程度で日本はおろか欧州各国よりも良好
*海外各国にトルコ国内への投資を呼びかける
*11月14日からトルコでG20サミット

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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