野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

私の介入人生、戦前から現在。米ドル、NZ、豪、ユーロ、マルク、ルピー、暗殺に繋がった戦前の介入

「私の介入人生、暗殺に繋がった戦前の介入から、現代の米ドル、NZ、豪、ユーロ、マルク、インドネシアルピーまで」

「日本」

「日本の介入は大成功で5兆円兆の儲け、ただ黒田総裁の買い値は114円なのであと一息、民主党が意外に貢献」

①ドル円の介入に関わるポジションはネットで約7323億ドルのロングで買い値は102.33円(ドル売り介入もあり)儲けは4.8兆円

②ユーロ円の介入に関わるポジションは約55億ユーロのロングで買い値は113円、儲けは1430億円

*これに、少なくはない金利差益が加わる

③1993年以前の介入ももちろんある(240円でドルを売ったり、160円から買い下がっている)が、現在の介入額と比べれば小さく、長期間金利差益での収益もかなりあり、コストの高いドル買いでも為替損も相殺しているので、試算から省いた

④もちろん、銀行ごとの介入の金額や買い値は個別に公表されていないので、この推測は正確ではないが、大きく外れるものではない

⑤収益源は民主党時代の介入(2010年9月から2011年11月)で2068億ドルのロングで買い値が79.39円。これなくして利益は出なかった ただ円高デフレを加速させたのも民主党かもしれない

⑥現日銀総裁の黒田氏が財務官時代(1999年7月-2003年1月)の介入は1282億ドルで114.43円であるので あと一息、これを儲けに転じて頂きたい 115円で黒田総裁も勝利となる

⑦このような数字は財務省・日銀が公表していればいいのだが、正確なものはないので財務省資料より類推した

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*従来は日本の介入は他国中銀と比べると思い通りにいかず、損が膨らむ介入、輸出業者への補助金と言われてきた。
 介入する度にドル円が下落していたのは、介入は一時的だが、貿易黒字での輸出業者の円買いはコンスタントに出るので 時間が経てば円高が進行した

*しかし2011年から貿易赤字への転換で円安となり、漸く日本の為替介入が儲かるものとなってきている

*この収益を民間に還元すればいいのだが、7000億ドルもの金額を一気に売ると相場が壊れてしまい、全額が109円台で売れるわけでもない

「NZ」

NZ中銀は8月に5.21億NZドル売り介入を実施を9月29日に公表した。
前回もこれまでの介入実績を取り上げたが、今一度整理の為に書き留めておきたい

①2007年6月から7月 対ドルで0.76から0.8あたり(この時は日本からに円キャリーでのNZドル買いを懸念、NZドル円は90円あたり)
  20億NZドル程度
②2012年12月 0,81-0.84(NZドル円は70円あたり) 約2億NZドル
③2013年4月 0.83-0.86(NZドル円は(77円から86円) 2億NZドル超

「豪」

*2008年10月に対ドル0.6あたりで買い介入


「ユーロ」

・2000年のユーロが1.0を割った水準でのユーロ買いドル売り介入が最後(日本は協調介入で協力)

「米国」

 1998年8月の140円台でのドル売り介入

 2000年に対ユーロ買いドル売りで介入するがこれは協調介入で自国介入ではない

「マルク」

1993年8月 マルク買い円売り(48億円)

「インドネシアルピー」

1997年11月 ドル売りインドネシアルピー買い
 693億円

(プラザ合意介入について)

 これは既に書籍にも書かれているが1985年9月のプラザ合意後、休日にもかかわらず、日銀が邦銀へ介入の依頼に回ったり、外銀を三越前に集合させ、プラザ合意の文書を配布しドル売りを理解させていたことは有名
(戦前の介入)
 金解禁に絡む介入、ドル買い阻止へドル売り介入、暗殺事件にも繋がる。介入とは言わず「統制売り」、「統制買い」と言われる。介入したのは日銀ではなく横浜正金銀行
 

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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