野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

イエレン議長発言、委員の金利見通しで米金利上昇、一時ドル高に

    3/20(木)「イエレン議長発言、委員の金利見通しで米金利上昇、一時ドル高に」
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総括「イエレン議長発言、委員の金利見通しで米金利上昇、一時ドル高に」 
需給「円高円安も彼岸まで。年度の実需為替」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常「威風堂々か天国と地獄か」
ID為替「中国の目標や良し、2014年」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「船が来たぞー」

  ドル円=100-105、ユーロ円=139-144、ユーロドル=1.35-1.40
  
 日経インデックス3月19日東京引け3月14日からの変化(2008年=100)円101.0強し、ドル103.9弱し、ユーロ99.6強し、ドルインデックスIN NYBOT80.01強し、CRB 302.91強し、原油100.37強し、金1341.3弱し、DOW16222.17強し、日経平均ドルベ-ス東京引け142.49強し、IMM円投機筋3月11日 円-99356(前週比-19647)、ユーロ+36385(前週比+12933)

1.(今週の予定)

17(月)月例経済報告 香港 失業率 米 NY連銀製造業景気指数 対米証券投資 鉱工業生産 NAHB住宅市場指数
18(火) RBA議事録 中 主要70都市住宅価格動向 独 ZEW景況感調査 ユーロ圏 ZEW景況感調査 貿易収支 米 消費者物価指数 住宅着工 建設許可件数 トルコ中銀政策金利
19(水)日 貿易統計 南ア 消費者物価指数 英 雇用統計 BOE議事録 南ア 小売売上 米 経常収支 FOMC政策金利
20(木)NZ GDP スイス 貿易収支 独 生産者物価指数 スイス 政策金利 香港 消費者物価指数 米 新規失業保険申請件数  フィラデルフィア連銀景況指数 中古住宅販売件数
21(金)日本休場 加 小売売上 消費者物価指数 ユーロ圏 消費者信頼感・速報

(来週の予定)

24(月)独 PMI製造業・速報 PMIサービス業・速報 ユーロ圏 PMI製造業・速報 PMIサービス業・速報
25(火)香港 貿易収支 独 IFO景況指数 英 消費者物価指数 生産者物価指数 米 個人所得 個人支出 PCEデフレーター
   住宅価格指数 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 消費者信頼感指数 リッチモンド連銀製造業指数 新築住宅販売件数
26(水)英GDP・確報値 経常収支 耐久財受注
27(木)NZ 貿易収支 英 小売売上 南ア 生産者物価指数 米 GDP・確報値 新規失業保険申請件数 中古住宅販売成約 南ア中銀   政策金利 独 小売売上
28(金)日 失業率 全国消費者物価指数 鉱工業生産・速報 外国為替平衡操作の実施状況 仏 生産者物価指数 独 消費者物価指数・速報 米ミシガン大消費者信頼感指数・確報

2.総括「イエレン議長発言、委員の金利見通しで米金利上昇、ドル高に」

FOMCで、利上げ再開時期が前倒しになるとの思惑が浮上し、市場心理を冷やした。

FRBがFOMC声明と同時に公表した委員の2015年と16年の政策金利の見通しが想定に比べて高かった。またイエレン議長が、証券購入策を終了してから利上げを開始するまでの期間の目安として、「おおよそ6カ月程度」と述べ、政策金利の上昇が視野に入ってきた。

委員による政策金利見通し。15年末時点の政策金利の水準を1%以上とする委員が16人中10人を占めた。前回(13年12月)の見通しでは17人中7人だっただけに、水準そのものが切り上がった。

 ドルは全面高となったが、膨大な貿易赤字を抱えることもあり米ドルの強調推移は一筋縄ではいかないだろう。

(米) FOMC声明

・FF金利誘導目標を0-0.25%で据え置き
・MBSの購入を月間300億ドルから250億ドルに縮小
・長期国債購入を月間350億ドルから300億ドルに縮小
・フォワードガイダンスから失業率6.5%を削除
・フォワードガイダンスの変更はFOMCの政策方針の変更を示唆していない
・大半のメンバーが15年の初回利上げを見込む
・経済の根底は十分に力強い
・低金利は量的緩和終了後も相当期間適切
・労働市場の改善が進めば、一段と資産購入枠を縮小する可能性
・FF金利の誘導目標を0-0.25%に維持する期間の決定に際し2%のインフレ・最大雇用の目標に向けて実現かつ予想される動向を評価
・コチャラコタ米ミネソタポリス連銀総裁が反対票を投じた

(イエレン議長会見)

・ガイダンスの変更は政策意図の変更ではない
・労働市場の改善は予想よりもペースが速い
・量的緩和の今後については経済次第
・最近の弱い指標にかかわらず継続的な進展がある見通し
・悪天候の影響で経済の力強さの判断が困難になった
・FOMCのガイダンスは現況をより適切に反映
・量的緩和終了後も低金利は長期間(半年?)続く見通し
・ガイダンスは質的なものになる
・FOMCは完全雇用の達成は『近くない』と認識
・FOMCの景気判断は昨年12月とほぼ同じ
・来年秋に量的緩和終了の可能性が高い
・正常金利への道は緩やかなものになる可能性も

3.需給「円高円安も彼岸まで。年度の実需為替」

 2013年度も2012年度に続き、上半期は円高の実需、下半期はは円安の実需があったようだ。概ね、円高円安も彼岸までということだろう
チャート月足参照願度。
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4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=ボリバン下限か、上限を行ったり来たり。3月3日にボリバン下限下抜き、3月7日にボリバン上限上抜き、3月14日にボリバン下限下抜きとめまぐるしい。前回申し上げた通り下限からは反発した。3月13日-14日の急な下降ラインは上抜けた。3月7日-11日の下降ラインは完全に上抜けたとまだ言えない。5日線はまだ下向き。2013年10月8日-10月25日の上昇ラインが支持。週足は横ばいだが、長めに見ると、上値抵抗は12月30日週-1月6日週の下降ライン、下値支持は2月3日週-3月3日週の上昇ラインがある。下値支持はさらに10月7日週-21日週の上昇ラインがある。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜いた。2月はわずかだが陰線に終わる。3月は昨日でわずかに陽転。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

*ユーロドル=3月13日の上ヒゲを上抜けず、3月14日-18日の上昇ライン、3月11日-13日の上昇ラインを下抜いて下落。2月3日-2月27日の上昇ラインが支持。ボリバン上限から反落。5日線下向く。週足は12月23日週-30日週の下降ラインは上抜いている。6週連続陽線後、今週はここまで陰線。2月3日週-2月24日週の上昇ラインを下抜く。月足は13年7月-9月の上昇ラインを下抜いたままが、12月-1月の下降ラインを上抜いた。2月は陽線。年足は12年-13年の上昇ラインに沿っている。

*ユーロ円=3月7日のボリバン上限越えから下げ始める。一目の雲の上限で下げ止まり小康。3月4日-6日の上昇ラインは下抜く。2月4日ー2月27日の上昇ラインが支持。上値は3月7日-10日の下降ラインが抵抗。5日線下向き。ボリバンは中位。週足は12月30日週-1月20日週の下降ラインを上抜いた。ただ2月3日週-3月3日週の上昇ライン近くまで下げている。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜くが2月は陽線。今月も陽線スタート。年足は08年-10年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿う。

5.当局・円無常「威風堂々か天国と地獄か」

 長期ポジションは「威風堂々」で、デイトレ「天国と地獄(文明堂のカステラのCM)」のリズム
  
6.ID為替「中国の目標や良し、2014年」

*以下を全部遂行出来ればさらに強大となる。

(前年目標、前年実績)

 *国内総生産(GDP)成長率:7.5%(7.5%、7.7%)
 *消費者物価指数(CPI)上昇率:3.5%前後(3.5%前後、、2.6%)
 *マネーサプライM2伸び率:13%前後(13%前後、、13.6%)
 *都市部の新規就業者数:1000万人以上(900万人以上、1138万人)
 *都市部の登録失業率:4.6%以下(4.6%以下、4.05%)
 *財政赤字:対GDP比2.1%(2%、1.9%)
 *住宅着工件数:700万戸(630万戸、666万戸)
 *住宅完工件数:480万戸(470万戸、544万戸) 

(習国家主席の北京市の発展・管理の推進について指示)
 
*北京を世界一流の調和ある住みやすい都市にすべく努力する。

「三中全会の具体策」

改革=市場化、国有企業改革、価格自由化、金融自由化、シャドーバンク対策、自由貿易区、一人っ子制度改革、戸籍制度改革

強化=国家安全委員会、インターネット


7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、テロ、外為取引税(トービン税)、日中国交断絶、
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「船が来たぞー」

 船が来れば横浜は栄える
 

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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