野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

今年の通貨番付は以下のように見ている、一人だけ、あげぼん

  3/13(木)「今年の通貨番付は以下のように見ている、一人だけ、あげぼん」

senpa.JPG

総括「今年の通貨番付は以下のように見ている」 
需給「オセアニア絶好調」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常「ベアと海外移転」
ID為替「一人だった」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「あげぼん、セントパトリックデ-」

  ドル円=100-105、ユーロ円=140-145、ユーロドル=1.37-1.42

 日経インデックス3月12日東京引け2月27日からの変化(2008年=100)円99.5弱し、ドル104.2弱し、ユーロ99.2強し、ドルインデックスIN NYBOT 79.62弱し、CRB302.99弱し、原油97.99弱し、金1370.5強し、DOW16340.08強し、日経平均ドルベ-ス東京引け144.20弱し、IMM円投機筋3月4日 円-79709(前週比+5381)、ユーロ+23452(前週比+9552)

1.(今週の予定)

10(月)日 景気ウオッチャー調査、 国際収支、GDP改定値、仏  鉱工業生産、スイス 小売売上 カナダ  住宅着工 
11(火)日 日銀金融政策決定会合、マネーストックM2、 英 小売売上、豪 NAB企業景況感指数、独 貿易収支、経常収支 英  鉱工業生産 製造業生産指数  南ア BER企業信頼感指数  米 卸売在庫 
12(水)日 企業物価指数  第三次産業活動指数  法人企業景気予測調査 豪 住宅ローン件数  消費者態度指数 仏 非農業部門雇用者・改定値 南ア 四半期経常収支 英 貿易収支 EU 鉱工業生産  米MBA住宅ローン申請指数
13(木)NZ中銀政策金利  日 機械受注 英 RICS住宅価格指数 豪 失業率  新規雇用者数  中 小売売上 鉱工業生産 仏 消費者物価指数 ECB月報  カナダ 四半期設備稼働率  米  新規失業保険申請件数 米 輸出物価指数   輸入物価指数 米 小売売上
カナダ 新築住宅価格指数  米 企業在庫
14(金) 日銀・金融政策決定会合議事要旨 鉱工業生産・確報 独 消費者物価指数改定値 スイス 生産者輸入価格 米 売物価指数 
 米 ミシガン大学消費者態度指数・速報値

(来週の予定)

17(月)香港 失業率 米 NY連銀製造業景気指数 対米証券投資 鉱工業生産 NAHB住宅市場指数
18(火) RBA議事録 独 ZEW景況感調査 ユーロ圏 ZEW景況感調査 貿易収支 米 消費者物価指数 住宅着工 建設許可件数
19(水)日 貿易統計 南ア 消費者物価指数 英 雇用統計 BOE議事録 南ア 小売売上 米 経常収支 米 FOMC政策金利
20(木)NZ GDP スイス 貿易収支 独 生産者物価指数 スイス 政策金利 香港 消費者物価指数 米 新規失業保険申請件数  フィラデルフィア連銀景況指数 中古住宅販売件数
 
2.総括「今年の通貨番付は以下のように見ている」

1位 豪ドル、2位 NZドル、3位 ポンド 4位 スイスフラン 5位 ユーロ 6位 南アランド(首位もあり) 7位 米ドル 8位 円 9位 カナダドル (2月半ばの予想)

現在は1位NZドル、2位円、3位スイス、4位 豪ドル、5位 ユーロ 6位 ポンド 7位 米ドル 8位 南アランド 9位 カナダドルである*売られ過ぎの豪ドル、南アランドが戻し、絶好調のNZはそのまま首位戦線へ。利上げ観測のポンドが上位。貿易黒字のスイス、ユーロは安定、QE3縮小で貿易赤字の米ドルは下位グループ、カナダは低インフレから抜けだせず下位。円は2000年には中国の台頭、今後はASEAN経済統合でさらにアジアでの地位が低下するも、日本政府は対応できず(円安を維持するしか景気回復の方法はないが、いまひとつ政府は理解していない。円高にすると民主党のように崩壊の一歩を踏み出すこととなる)

3.需給「オセアニア絶好調」

 NZドルは昨年から住宅、雇用、震災復興を主に景気回復、雇用も改善、インフレも上昇し、政策金利を震災前に本日戻し、さらに今後の利上げを中銀が示唆したことでNZドルは上昇した。豪はNZに遅れること1年、住宅・消費中心に回復し始めたが、鉱山ブームの一服、カンタス航空の人員削減、フォード、GM、トヨタなどの生産工場撤退で雇用不安があった。本日の2月雇用統計では正規雇用が大幅増加したことで
豪ドルが上昇している。またCPIも上昇し始めてたことで利下げ打ち止め感が出ていることも底支えとなっている(豪ドル、NZドルの詳細は外為どっとコム社「南十字星リポートもご覧ください)

 今年は年初来円が強く、2月までは円が通貨番付の首位に立っていたが、3月になったNZドルが首位奪取、豪ドルにも迫られている
 
4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=3月7日にボリバン上限を超え、上ヒゲを残し下げ相場へ。3月4日-6日の上昇ラインを下抜いた。3月3日-4日の上昇ラインがサポート。3月7日-11日の下降ラインが上値抵抗。5日線はまだ上向きだが今日次第で下げにもなる。ただ豪ドル、NZドルが堅調で円売りに繋がるかもしれない。週足は横ばいだが、長めに見ると、上値抵抗は12月30日週-1月6日週の下降ライン、下値支持は2月3日週-3月3日週の上昇ラインがある。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜いた。2月はわずかだが陰線に終わる。ただ下ヒゲが出て3月の上昇に繋がっている。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年は陰線スタート。

*ユーロドル=3月7日の上ヒゲで下げ、3月11日の下ヒゲで再び上昇。2月27日-3月6日の上昇ラインが支持。ボリバン上限に絡む。5日線上向き。週足は12月23日週-30日週の下降ラインは上抜いている。6週連続陽線。月足は13年7月-9月の上昇ラインを下抜いたままが、12月-1月の下降ラインを上抜いた。2月はで陽線。年足は12年-13年の上昇ラインに沿っている。

*ユーロ円=3月7日のボリバン上限越えからはやや下げる。昨日は下ヒゲで買い意欲が示される。3月4日-6日の上昇ラインは下抜く。2月4日ー2月27日の上昇ラインが支持。上値は3月7日-10日の下降ラインが抵抗。5日線上向き。ボリバンは上位。週足は12月30日週-1月20日週の下降ラインを上抜いた。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜くが2月は陽線。今月も陽線スタート。年足は08年-10年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿う。

5.当局・円無常「ベアと海外移転」

 ベアを実施する企業が多いのは望ましいことだ。日本は公共料金などを含め、国民負担が高く、物価も高いので可処分所得は少ないからだ。ただ今後ますますの経済発展を目指し、ASEAN経済統合が2015年に始まる東南アジア諸国との賃金格差が広がり、製造業の海外移転はさらに進んで行くだろう
  
6.ID為替「一人だった」

 ギリシャ国債の一部償還があるが、証券会社のお嬢さんがその証券会社で「ギリシャ国債」を保有しているのは私一人ということであった。その当時はアイルランド債なども購入したが、大安売りされていたそれら債券は急騰した。金融喜々だと思って買った人は私以外いなかった、牛を買った人は何万にもいたのだが、やはり日本人は海外物より国内物が好きなのだろう。
 
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、テロ、外為取引税(トービン税)、日中国交断絶、
------------------------------------------------
 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「あげぼん、セントパトリックデ-」

 横浜元町では3月15日(土)にセントパトリックデーを祝してパレードが行われる。ギリシャ喜々では、ギリシャ債購入のヘッジとしてアイルランド債も購入していた(?)。当時金利は12%。現在は3%。アイルランドには足を向けて寝られない。「あげまん」ならぬ「あげぼん(ボンド=債券)」であった。お祝に参加したい。ありがとうアイルランド、貿易黒字国である。
 (セントパトリックデー=アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日。3月17日。カトリックにおける祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。また緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれ、NYなどでは銀行の中でも頬に緑の模様をつける人もいた)


 

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

詳しくはこちら

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • レポート
  • レポート(PDF形式)


業界最狭水準スプレッド

おいしく!ザクザク!夏祭りキャンペーン

お友達ご紹介キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン