野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

シャンシャン総会のような平穏無事のG-20、2%追加成長はポジティブ

  2/24(月)「シャンシャン総会のような平穏無事のG-20、2%追加成長はポジティブ」

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総括「シャンシャン総会のような平穏無事のG-20、2%成長はポジティブ」 
需給「今週の注目ポイント」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常「」
ID為替「ウクライナ、前回のデフォルトは完済」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「河津桜そろそろ」

  ドル円=100-105、ユーロ円=138-143、ユーロドル=1.35-1.40

 日経インデックス2月21日東京引け2月14日からの変化(2008年=100)円100.1同、ドル104.3強し、ユーロ98.2強し、ドルインデックスIN NYBOT 80.27強し、CRB301.58強し、原油102.2強し、金1323.6強し、DOW16103.3弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け145.07強し、IMM円投機筋2月18日 円-79784(前週比-998)、ユーロ+8599(前週比+15528)

1.(今週の予定)

24(月)中 中国主要70都市住宅価格 独 IFO景況指数 
25(火)日 企業向けサービス価格指数  独 GDP・確報 香港 貿易収支 南ア GDP 米 住宅価格指数 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 消費者信頼感指数 リッチモンド連銀製造業指数 ブラジル中銀政策金利
26(水)英GDP・改定値 香港 GDP 米 新築住宅販売件数 
27(木)NZ 貿易収支 日 貿易統計 スイス GDP 独 雇用統計 南ア 生産者物価指数 独 消費者物価指数・速報 米 耐久財受注 新規失業保険申請件数  ブラジルGDP
28(金)NZ 住宅建設許可 日 失業率 全国消費者物価指数 鉱工業生産・速報 住宅着工 外国為替平衡操作の実施状況 仏 生産者物価指数  ユーロ圏 失業率 CPI 南ア 貿易収支 加 GDP 米 GDP・改定値 シカゴ購買部協会景気指数 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値  中古住宅販売制約

(来週の予定)

3(月)日  法人企業統計調査 中 HSBC製造業PMI改定値 スイス SVME購買部協会景気指数 仏 製造業PMI 独 製造業PMI EU     製造業PMI 英 製造業PMI 米 個人消費支出・個人所得 加  鉱工業製品価格 原料価格指数  ISM製造業景況指数  建設支出
4(火)日 マネタリーベース 豪 経常収支 住宅建設許可件数  政策金利発表 英 建設業PMI EU 卸売物価指数
5(水)豪 GDP 仏サービス部門PMI 独 サービス部門PMI EU サービス部門PMI 英 サービス部門PMI EU GDP改定値  小売売上
  米 ADP雇用統計 ISM非製造業景況指数  カナダ中銀政策金利 米 ベージュブック
6(木)豪 貿易収支 小売売上 独 製造業新規受注 英英中銀政策金利 米  チャレンジャー人員削減数 ECB政策金利 加 住宅建設許可件数 米 新規失業保険申請件数 非農業部門労働生産性・改定値  加 Ivey購買部協会指数 米 製造業新規受注  
7(金)日  景気先行指数 スイス 失業率  仏 貿易収支  スイス 鉱工業生産 消費者物価指数 独  鉱工業生産 加 貿易収支  米 非農業部門雇用者数変化 失業率   米 貿易収支   加 労働生産性指数 失業率 新規雇用者数  米 消費者信用残高

2.総括「シャンシャン総会のような平穏無事のG-20、2%成長はポジティブ」

 G-20声明では米国のQE3縮小や新興国経済にも具体的に振れなかった。また為替についても、これまでで一番簡素な言い方でほぼ無言と言ってもいい内容であった。全体的にはNo news is good news と考えていいのでないだろうか。

 声明の第一段落では「最近の世界経済における改善の兆しを歓迎する。とりわけ米英及び日本の成長が強まっている一方で」となっていたので、他はダメかと続くと思っていたら、次も「中国や多くの新興国において強固な成長が継続し、ユーロ圏において成長が再開している」続いて驚いた。全部がいいのではないか。こんな問題のない声明は今までなかったのではないだろうか。

 「今後5年間で、我々全体のGDPを現行の政策により達成される水準よりも2%以上引き上げる」という声明は、「金融を安易に引き締めるな」ということであろう(ただ実際には今年は資源価格が上昇している)。これは市場はポジティブに受け取るだろう。

 新興国問題については、私もこのリポートやブログで、「現在はたいしたことがない」と述べてきたように、G-20では新興国という言葉さえなかった。アジア通貨危機では為替は固定相場であったことに比し今回は変動相場であること、新興国の今年の株の下落は日本株の下落の半分くらいであることなどからである。「何でも危機」にしたい報道には気をつけたい。

 以上今回のG-20声明は「シャンシャン総会のような平穏無事のG-20、大きな材料とならず」としたい。

3.需給「今週の注目ポイント」

 今週は月末週だ。投信の設定も少し多いが、月末の輸出と年度末のリパトリも出るだろう。需給的にはドル円はそれほど損切り売りが多いわけではないので大きな下へのエネルギーもないだろう。2月上旬の貿易統計にも注目したい。

 米国は4Q・GDP改定値がある。寒波の影響で下方修正される予想だが、FOMCでは、これでQE3縮小政策を変更するとはなっていない。イエレン議長の上院議会証言でどうかわるか、素直な方のようなので発言は素直に受け取りたい。

 中国は3月1日(土)に2月政府版製造業PMIの発表がある。こちらはHSBC版と違ってまだ50をかろうじて上回っている。HSBC版よりややい数字がでる傾向がある。

 欧州は雇用とCPIの発表がある。中銀が重視すべき指標なので、緩和政策が継続するかのカギとなる。

今週はイエレン議長の証言のほか、ドラギ総裁、カーニー総裁、豪スティーブンス総裁、日本の財務次官らの講演もある。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=102円台でもみ合っている。102円以下になると下ヒゲが出て反発する。2月4日-5日の上昇ラインが支持。2月19日と20日の下ヒゲで上げるも102.50以上では売られ上ヒゲを出す。1月10日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線は上向く。ボリバン中位。週足は11月11日週-18日週の上昇ラインを下抜いた。1月6日週-20日週の下降ラインが上値抵抗。1月20日週-27日週の下降ラインは上抜いた。2月3日週の下ヒゲで上昇。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜いた。2月は再び陽線に転じた。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年は陰線スタート。

*ユーロドル=2月6日-12日の上昇ラインに沿っている。ボリバン上位。5日線上向き。2月19日-20日の下降ラインを上抜けるかどうか。一目の雲の上。週足は12月23日週-30日週の下降ラインは上抜いている。2月3日週-10日週の上昇ラインに沿っている。月足は13年7月-9月の上昇ラインを下抜いたままが、12月-1月の下降ラインを上抜きそうだ。2月はここまで陽線。年足は12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はまだわずかに陰線。

*ユーロ円=2月20日の下ヒゲで140円後半へ伸びた。12月27日-1月2日の下降ラインを上抜いた。5日線は上向く。2月12日-17日の上昇ライン、2月4日-6日の上昇ラインがサポート。ボリバン上位。週足は7週連続陽線から5週連続陰線の後12月30日週-1月20日週の下降ラインを上抜いた。12月23日-30日の下降ラインを上抜けるかどうか。月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜く。今月は陽線スタート。
年足は08年-10年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿うも今年は陰線スタート。

5.当局・円無常「G-20声明で気がついたこと」

 税金である。グローバル企業は活動拠点で税金を払うこと、また各国間で税務情報を交換することが書かれていた。くれぐれも
海外投資での税金逃れとならないように気をつけてください。

6.ID為替「ウクライナ、前回のデフォルトは完済」

ウクライナ、政府債券を保有していたが前回のデフォルトの時は遅延利息もつけ償還してくれた。前回はアジア通貨危機、ロシア通貨危機が波及して起こった。今回は政治問題だが、根っこは経済だろう。前回は中国勃興による世界経済復興も好影響してリスケ後完済。途中でマルクからユーロ債に変わり16%から10%へ金利が低下した。日本も経済が上手くいきはじめてなんとなく流れている、円高株安だと日本も乱れるだろう。
 
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、テロ、外為取引税(トービン税)、日中国交断絶、
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「河津桜そろそろ」

そろそろです。きてます。今週末から見ごろで2,3週間楽しめます(河津町や南伊豆町下賀茂にて)。河津町は人気がありすぎて混みますが、南伊豆町下賀茂は河津以上の規模ながら、少しゆったり鑑賞できると思います。広大な菜の花畑も見どころです。
 
 

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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