野村雅道のID為替研究所 (Day)|FXブログ|外為どっとコム

FX共謀罪 1310億円の制裁金 UBSが免れた理由は

シティやJPM、MUFGなど5行にEUが制裁金1310億円-FX共謀

トレーダーら、オンラインのチャットで取引戦略伝え合う-欧州委
シティに最大の制裁金、MUFGは86億円近くを支払いへ
シティグループ、 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)、JPモルガン・チェースなど5銀行が外国為替取引で共謀したとして、計10億7000万ユーロ(約1310億円)の制裁金支払いで欧州連合(EU)と合意した。

  EUの欧州委員会が16日発表したところによると、シティグループは3億1080万ユーロ、RBSは2億4920万ユーロ、JPモルガンは2億2880万ユーロを支払う。このほかバークレイズが2億1030万ユーロ、三菱UFJフィナンシャルグループが7000万ユーロ近くの制裁金を科された。  トレーダーらはオンラインのチャットルームで2つのカルテルを運営し、機密情報と取引戦略を伝え合い、そうした情報に基づいて売買していたと当局は論じた。

  UBSグループは、共謀について当局に最初に通報したことから制裁金を免れた。5銀行への制裁金も、EUの決定に異議を申し立てないことを条件に軽減された。クレディ・スイス・グループ はこの和解に加わらず、後日制裁金を別途科せられる可能性がある。

  JPモルガンの広報担当者は問題解決を歓迎すると電子メールでコメント。MUFGは「真摯に受け止め、グループ全体の内部管理およびコンプライアンス管理態勢について引き続き不断の改善に努める」と発表。シティはコメントを控えた。バークレイズへのコメント要請には応答がなく、RBSは直ちにコメントすることはないとしている。ブルームバーグ

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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