野村雅道のID為替研究所 (Day)|FXブログ|外為どっとコム

トルコリラ「内憂外患」

トルコリラ「内憂外患」

 一番の弱材料は188月から4か月連続で黒字に転換した経常収支が赤字に転じていることだ。513日には3月分が発表される。政策金利は24%に据え置かれているが、4月消費者物価は衣料と輸送費の上昇が鈍り19.5%と3月の19.71%から鈍化した。エルドアン大統領は、金利やインフレ率を引き下げ、通貨リラ相場も望ましい水準にするとの決意を示し、自由市場のルールの範囲内であらゆる措置を講じる意向を示したが、暴力的な市場介入では海外からの批判が強まって売り材料となってしまう。

 今年も通貨も株価も弱いのは市場への信頼感がなくなっているからだろう。

内憂外患は続く。国内では与党AKPが敗れたイスタンブール市長選挙の再投票問題、ダウトオール前首相が現在のAKPの国家統制主義を批判し始めたことがある。海外ではロシアのミサイル購入問題や、イラン原油輸入問題で米国から経済制裁を課される可能性も残っている。救いは度々トルコー米国間で解決に向けた会談が行われていることだ。

 経済指標では4月製造業PMI46.8と、3月の47.2から低下し、景況拡大・ 悪化の分かれ目となる5013カ月連続で下回った。 新規受注が弱く、生産が悪化した。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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