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米国は景気後退に向かう恐れ、クルーグマン氏

米国は景気後退に向かう恐れ、当局に対応余力ない-クルーグマン氏

ブルームバーグ

ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏は、米経済がリセッションに向かっている可能性があり、米金融当局には景気の落ち込みに適切に対処できるだけの余力がないとの見解を示した。

  クルーグマン氏はドバイでブルームバーグのインタビューに応じ、「比較的小さな問題が積み重なっているように見受けられ、適切な政策対応は受けられないという根本的な背景がある」と語った。

  米経済が直面する逆風を考慮し、連邦公開市場委員会(FOMC)は今月、利上げサイクルの休止を示唆した。クルーグマン氏は利上げなら全くデータに基づいていないと指摘し、「利上げ継続は実に悪いアイデアのように思われる」と述べた。

  クルーグマン氏は2008年のような大規模な危機を見込んでいないとしつつ、米政策担当者は大規模な衝撃を抑え込むことができないだろうと予想。08年は公的債務が現在よりも少なく、利下げの「大きな余地」があり、政策当局に際立ったリーダーシップがあったが、そのようなリーダーシップは期待できないとし、「現在の財務省にポールソン氏(当時の財務長官)はいない」と続けた。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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