野村雅道のID為替研究所 (Day)|FXブログ|外為どっとコム

小売戦線異常あり

ロイター


メーシーズ
は10日、12月半ばに販売がもたつき、書き入れ時となる年末商戦の売上高全体を圧迫したとし、通期の既存店売上高と利益見通しを下方修正した。

同業コールズも、11─12月既存店売上高が1.2%増と、前年同期の6.9%増から伸びが急減速した。 こうした中、小売大手ターゲットの11─12月既存店売上高は5.7%増と堅調。客足増や好調なオンライン小売売上高が主導した。とりわけインターネットで購入した商品を店舗で受け取るサービスは前年比60%超増加した。 ただ、11─1月の既存店売上高見通しは約5%増に据え置いた。

一方で、通期の既存店売上高は2005年来の大幅な伸びとなる予想したほか、オンライン売上高は5年連続で25%を超える伸びとなる見通しとした。 リテール・メトリックスのケン・パーキンス氏は「消費者を巡る状況は良好のようだが、総じて経済減速の兆候が垣間見られる」と指摘した。 クレジットカード大手マスターカードが昨年末、米年末商戦の小売売上高が好調な経済情勢などを背景に6年ぶりの大幅な伸びになったとのデータを発表していたこともあり、百貨店大手の業績は失望感を誘った。 米株式市場ではメーシーズが一時約20%急落。コールズも最大9%下落、ターゲットは約4%安で推移した。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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