野村雅道のID為替研究所 (Day)|FXブログ|外為どっとコム

トルコについて、正しい政策を打ち出せるか

「トルコについて、正しい政策を打ち出せるか」

 まだ年初来、対円で41.5%、対ドルで68.5%下落しているが、最近(9月初旬)は持ち直した。8月6日の暴落時につけた15.50あたりをその後は割り込んでいない。だいたいどの通貨での暴落も世間が大騒ぎして格付けも見直し(格下げ)されると下げ止まるパターンが多い。もう売る人は売り、売らずに覚悟を決めて長期的保有する人は売らないからだ。また普通の政府なら、何らかの対策を打ち出すころである。債務国ならIMFなどから支援が出る。トルコは日本のような過剰な債務国でないのでIMFなどに支援を求める必要はない。あくまでも為替の問題。中銀は8月のCPIが前年同月比17.9%上昇と、前月の15.9%上昇からインフレが加速したことで、政策決定会合で金融政策スタンスを調整すると表明した。また政府は輸出業者が受け取った外貨をリラに転換することを義務付けた。

 政府中銀がインフレを抑制しようとする姿勢を示し続ければ、売り手も引いてくるだろう。もちろん一番のリラ安の原因である経常収支、貿易赤字が改善されなければ長期的なリラ安傾向は変わらないが、政府中銀が正しい方向へ向かっていれば下げも小さいものとなる。(日本のショックの場合、TVとオバさま)

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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