ユーロ・円相場:中長期下降トレンド(DPS=132円域)、短期下降トレンドのDPS=121円域突破し一旦壊れた(新たなトレンド形成には依然至らず)中、直近のバランスの下方へのブレークアウト・ポイント117円域を4月6日突破しての下値目標109円域変わらず、4月14日115円域まで下落。
2017年、今年も皆様の「資産を殖やす」ことにお役に立てればと願っております。
過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを再び削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。
また利用できるwebsiteの関係で添付する絵(PFのチャート)が引き続き「相場の木」レベルの短期の絵だけになってしまいますので、ご了承下さい。
2017年4月14日(金)現在のPFによるユーロ/円の『実戦相場予測』は以下の通りです。
ユーロという通貨が誕生したのは99年1月ですが、それ以前はECU(1ユーロ=1ECUという関係にある)とつなげてユーロ/円相場を見ています。
『相場の森』:
90年4月のユーロ(ECU)/円=194円を起点とする中長期下降トレンドが16年超も続いていましたが、この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートである146円域を06年6月に上方に突破したことで中長期下降トレンドが壊れました。
その後、00年10月の89円域を起点とする中長期上昇トレンドは8年間継続しましたが08年10月22日中長期上昇トレンドのDP126円域を下方に突破し壊れ、08年7月21日の169円域(終値169円46銭)を起点とする中長期下降トレンドを形成しました。 10年5月6日(終値113円83銭)安値を更新したため広域の中長期下降チャネルが形成され、デインジャー・ポイント・ショート
は139円域に引下げ。
更に11年9月9日(終値105円91銭)直近の安値を更新したため下降トレンドの抵抗線(上の線)の接点が変わり、引き直し、それに伴ってデインジャー・ポイント・ショート(DPS)は139円域から123円域に引下げ。
更に、13年1月31日、中長期下降トレンドのDPS123円域を突破し、中長期上昇トレンドに転換、デインジャー・ポイント(DP)は99円域。さらにデインジャー・ポイントを引きあげて118円域。
更に14年11月14日デインジャーポイントを124円域に引き上げ。そのデインジャーポイントを2,016年2月22日突破して壊れ、新たに
149円域を起点とする中長期下降トレンド形成、DPSは150円域。2016年4月DPSを引き下げて141円域。更に2016年9月、DPSを引き下げて132円域。
『相場の木』:
中長期下降トレンドの中、2015年11月13日DP131円域を突破して短期上昇トレンドは壊れましたが、新たなトレンド形成に至らぬまま2015年12月3日再び元のバランスの中に戻りましたので、再度短期上昇トレンドは維持され、新たなDPは129円域となりました。
2016年1月4日、DP129円域を突破し、再度上昇トレンドは壊れ、2016年4月、短期下降トレンド形成。DPSは132円域。2016年9月DPSを引き下げて121円域。2016年11月30日DPS121円域を突破し、短期下降トレンドは一旦壊れるもまだ新たなトレンド形成には至っていません。
バランスの上方へのブレークアウト・ポイント117円域を2016年11月15日突破しての上値目標125円域に対して2,017年1月6日123円域(終値123円26銭)上昇しましたが、2017年1月17日120円域まで下落し三枠転換により消滅しました。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント119円域を2017年2月8日突破しての下値目標108円域に対して2017年2月24日118円域まで下落の後、3月9日三枠転換により消滅。
直近のバランスの下方へのブレークアウト・ポイント117円域を4月6日突破しての下値目標109円域変わらず、4月14日115円域まで下落しました。
一方、118円域をネックラインとするヘッド&ショルダーズ形状で、118円域のネックラインを2016年6月14日突破しての垂直計算による下値目標88円域はネックラインである118円域を2016年11月22日上方に突破したので消滅しました。
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株式会社日本産業推進機構顧問/株式会社ディストリクト顧問
松本 鉄郎(まつもと・てつろう)氏
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。
『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。
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