8月31日。
831。
8(や)3(さ)1(い)。
・・そう!
野菜の日なんです。原理的には毎月29日(肉の日)のような
ものですが。笑
にしても最近、ますます野菜が注目されていますね。しかも、
国産の野菜が。
一説によると、3年前に比べて・6割超の人が国産の食料品購入を
以前よりも増やしているそうで、
さらには・9割近くの外食産業の人が使用する野菜を国産のものにする
ことを心がけているのだとか。
一方で、同時に消費が減り始めているものが「冷凍食品」。な
んと5割近くの人が購入を減らしているそう。
これは、中国製餃子中毒事件を始めとする食品偽装問題も影響
しているのでしょう。社会に与える影響もかなり大きなものだ
ったのですね。
”少しくらい手間がかかってもいいから、安心で安全な食事を
口に入れたい!”という感じでしょうか。
たしかに、私自身も以前と比べて自炊率が高くなった気がします。
スーパーに買い出しをする場合も、無意識に、国産・無農薬野
菜に惹かれております。
そんな中、気になることもあります。
ずばり、原油や鉱物資源の価格高騰により、資材費(燃料・肥
料・農薬)が大幅に膨らんでいるという現状です。
なんでも、経営面積の拡大などで農業収入自体は増えたものの
、それ以上に資材費の伸びが上回り、農業所得が微増にとどま
っているとか。
ちなみに、資材料がどれくらい増えたのかというと、前年に比
べてコメ農家では6%増で、畑作農家は5.5%増。
このままでは需要と供給のバランスが崩れてしまうだろうし、
万一、国産野菜の単価が高くなったら、それはそれで消費者の
意識も変わってきてしまうでしょう。
もっとも、輸入野菜に関しても、輸入するプロセス段階でかか
る燃料代が高くなっていること・そして輸入量が減ることによ
る単価への値段上乗せにより、以前と比べて手に入りにくくな
ってしまうかもしれません。
景気の先行き不安により、私たち消費者の財布の紐が固くなり
つつある今、「野菜の今後」にも注目していきたいと感じます。
さぁ、明日は8・3・1の日。
たまには家族で、野菜について語ってみてはいかが♪?