FXブログ 為替物語


ドルに支援要因。

 おはようございます。15日のニューヨーク市場では円売り、ドル買い優位の流れになり、ドル・円は1ドル=101円台後半まで値を上げています。といっても軒並み直近高値を越える勢い・・・という話でもないんですけれどもね。

 能書きをたれますと、15日発表の4月のニューヨーク連銀景気指数がプラス転換したほか、2月の対米証券投資で米国への資本流入が継続していることが判明。また、企業決算がおおむね良好でそれぞれ米国株相場の支援要因になった。これらが持ち高整理を促したということでしょう。

 中には15日発表の3月の卸売物価が上昇したことをドル買い材料とみなす人もいますが、インフレ傾向は機動的な利下げが困難になるという点で、長い目で見ると景気や通貨にプラスというわけではない。「利下げ観測の後退」だけに焦点を当てた持ち高整理の後講釈に過ぎません。

 対米証券投資もマネー収縮が進んでいないことを示してはいても、長期的な投資継続までは見通せない。金利低下(低金利政策の継続観測)に伴う債券価格上昇を狙った動きが目立つ(ように見える)からです。利息収入狙いの腰の据わった投資が増えなければドルの安定はおぼつきません。

 もっとも、社債購入が増えるなど明るい材料も見られます。

 本日は日本の株価動向によっては円の下値余地が広がる公算はありますけれども、最終的には米指標や企業決算の内容次第。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2008年4月16日(水)05:40

外為どっとコムからのご案内

外為どっとコムTwitter