トルコリラ/円で長期投資した場合のスワップポイントをシミュレート!

2.得たスワップ益も活用する

ポジションに対しスワップ益が累積されればされるほど、その担保価値は向上する。これにより、不意の相場変動の際にもロスカットが適用される可能性は低くなる[※2]。
ある程度余裕が出てきたら、「スワップポイント振替」を利用してポジションを決済せずにスワップ益だけを確定し、取引保証金としてさらに多くのポジションを持つのもよいだろう。これにより、外貨預金の「複利」に似た効果の恩恵を受けられるようになるからだ[※2]。

3.余裕資金で運用する

FX取引は、あくまで当面使う必要のない余裕資金の範囲内でお願いしたい。いつ必要となるかわからない資金を取引に注ぎ込むと、いざその資金が必要となったときに、取引を中断せざるを得ず、その結果不本意な損失を被る恐れがあるからだ。また投資する資産は、なるべく“本業”で稼いだものを使うこともお忘れなく。

4.じっくりしっかり、腰を据えた運用を

繰り返しになるが、長期投資のキモは、時間を味方につけることだ。また、一度ポジションを持ってそのままほったらかしでは、いつかポジションを持ったことさえ忘れてしまうかもしれないので、定期的なレートチェックの習慣づけをおすすめしたい。

もちろん、大きな為替変動の流れが長期投資に不利に働くと見通せた場合は、すべて決済してしまうこともある。私の場合、ここ10年では2回ほど経験した。リーマンショック直前や、2014年後半の日本の貿易収支が変化したタイミングなどだ。月足などの長期チャートや、金融当局の介入の動き、貿易収支などをチェックしておくのが肝要だろう。
「トルコリラ/円」相場については、長期的には大きく下落しないと私は見ているので、少しずつポジションを増やしていく戦略を取っている。日々のレートを眺めながら、買い増しのタイミングを考えているところだ[※3]。
ちなみに、トルコ共和国は、新興国としては中成長していくという分析をしている。常に地政学的リスクはあるが、北大西洋条約機構(NATO)の強固な後ろ盾があるため、隣接国との緊張が高まり、トルコリラが急落すれば「買い」だと思っている[※3]。

以上の4か条を心がけ、私は悠々自適な中長期運用を行っている。投資にリスクは付き物だが、うまく付き合うことでお金では買えない“大切な時間”を楽しんでいる。

  • ※2 通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。
  • ※3 本ウェブサイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によってに生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。