FXステージのロスカット・ルール

2011年3月19日『FXステージ』サービス終了のお知らせ

先だってお知らせしました通り、当社では店頭FX(外国為替保証金取引)『FXステージ』の全サービスを終了させていただくことになりました。FX取引サービスとしての終了は本年(2011年)3月19日(土)を、取引画面の提供終了は本年3月31日(木)午後5時を予定しております。
本件につきまして、お客様方に多大なるご迷惑をおかけいたしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

『FXステージ』サービス終了についての詳細はこちら


ロスカットとは?

ロスカットとは、ポジションの評価損がある一定レベルに達したときに、さらなる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象ポジションを反対売買により強制的に決済する制度のことです。
このロスカット・ルールが設けられていないと、損失額が取引保証金額や預かり資産の額を上回ってしまい、さらには預け入れた資産を全額失うばかりか、追加で損金を支払わなければならない可能性があります。

つまり、ロスカット・ルールという決済により為替差損は強制的に確定されますが、損失金額を一定の範囲で抑え、原則として最低限の資金は温存されるということです。ただし、相場があまりにも急激に予想と反対方向へ進んだ場合は、預けた資産以上の損失が発生する可能性があることにご注意ください。

FXステージにおけるロスカット・ルール

FXステージには、2種類のロスカット・ルールが定められています。

  1. ロスカット
  2. NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット

1.ロスカット

ロスカット『FXステージ』におけるロスカットは、お客様の各ポジションごとの評価となります。各ポジションごとに「維持率」を求めるとともに、ロスカットレベル (%)を定め、「維持率」がそのロスカットレベルを割り込むと、そのポジションが自動的に反対売買により決済(ロスカット)となります。


取引保証金変更機能で保証金を積み増すことができます。
FXステージには「取引保証金変更機能」が搭載されております。個々のポジションごとの取引保証金を積み増すことにより、個々のポジションの維持率を向上させ、ロスカットを回避することが可能です。
取引保証金変更機能


■維持率の計算方法について

維持率は以下の計算方法によって求めることができます。

維持率=(取引保証金額+スポット円換算+スワップ円換算)÷取引保証金額×100(%)

■ロスカットレベルとロスカットレート

FXステージのロスカットレベルは以下の通りです。

保証金率 維持率
10%(レバレッジ10) 20%
5%(レバレッジ20) 20%
4%(レバレッジ25) 20%
2.5%(レバレッジ40) 40%
2%(レバレッジ50) 50%

※法人のお客様で、保証金率1%(レバレッジ100)をご利用の場合、ロスカットとなる維持率は50%となります。

【例】保証金率10%(レバレッジ10)のお取引の場合(維持率が20%を割り込むとロスカット)
1ドル=94.00円の時に1万ドルの買いポジションを保有したとする。
保証金:94,000円
→保証金94,000円の20%=18,800円、つまり75,200円を超える評価損が発生するとロスカットとなる。
→1万ドルあたり75,200円を超える損失、ということは、1ドルあたり7円52銭を超える損失。
→買いポジションを建てたときのレートは1ドル=94.00円であったため、  94.00円−7.52円=86.48円
→米ドル/円のBidレートが、「ロスカットレート」である86.48円未満になると、ロスカットの対象となる。

PAGETOP

2.NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット

NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット1日1回NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で口座全体において、全体保証金率が2%を下回っていた場合、NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットが執行され、すべてのポジションが自動的に反対売買により決済(ロスカット)となります。

■全体保証金率とは?

『全体保証金率』は、ポジション総代金に対して、有効保有額の割合を表示しています。

全体保証金率=有効保有額※1÷ポジション総代金※2×100(%)

  • ※1 有効保有額=資産合計+評価損益金−注文中保証金−出金依頼金額
  • ※2 ドル円・クロス円の場合:ポジション総代金=成立値×取引数量の合計
    クロスカレンシーの場合:ポジション総代金=成立値×取引数量の合計×円換算Bidレートの合計

■NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットを回避するためには?

NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットを回避するためには、事前にポジションの一部の決済または追加入金により、全体保証金率を高めていただく必要がございます。
NYCロスカットの回避

  • ※全体保証金率が2%に近い状態で注文を出した場合、スプレッドによる損益によって、全体保証金率が2%を下回ることもありますのでご注意ください。
  • ※ロスカット、またはNYCロスカットによって強制決済となった場合、未約定の新規注文は取消となりますのでご注意ください。
  • ※法人のお客様につきましては、全体保証金率によるNYCロスカットは、申請によって非適用とする事が可能です。

法人のお客様の特別ルール


■全体保証金率の考え方

全体保証金率は、有効保有額とポジション総代金の割合によって決定するため、有効保有額が同じでもポジションの成立値もしくは数量によって全体保証金率は変化します。

【例1】有効保有額10万円、1米ドル100円で1万ドル保有している場合

1米ドル100円で1万ドルを保有している場合、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点でポジションを維持するには、ポジション総代金の2%以上の保証金が必要になります。

ポジション総代金は100(成立値)×10,000(取引数量)=1,000,000円

必要な2%の保証金は1,000,000(ポジション総代金)×0.02=20,000円

となります。

よって、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で、有効保有額が20,000円を下回っていると、NYCロスカットの対象となります。例の場合、有効保有額は100,000円あるため、 全体保証金率は、

全体保証金率は100,000(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100(%)10%

となります。

NYCロスカット例1

PAGETOP

ロスカットを割り込む例

維持率に余裕があるが、全体保証金率が2%を下回りNYCロスカットとなるケース

  • 1ドル100円の時に、保証金率5%(レバレッジ20)1万ドルの買いポジションを保有
  • 有効保有額:50,000円
  • ロスカットレベル:20%
  • 預け入れ資産:50,000円
  • 保証金額:50,000円

ポジション総代金:1,000,000円

全体保証金率50,000(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100(%)5%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット 1,000,000(ポジション総代金)×0.02= 20,000円

維持率50,000(保証金額+損益)÷50,000(保証金額)×100(%)100%
※維持率が20%を下回るとロスカットロスカット50,000(保証金額)×0.2(20%のロスカットレベル)=10,000円

1ドル96円99銭まで円高が進行(1ドルあたり3円1銭の損失)1ドル96円99銭まで円高が進行(1ドルあたり3円1銭の損失)

全体保証金率19,900(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100(%)1.9%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット

維持率(50,000(保証金額)−30,100(損益))÷50,000(保証金額)×100(%)39%
※維持率が20%を下回るとロスカット

この状態でNYC前のメンテナンス時間を迎えると、NYCロスカットの対象となります。

全体保証金率に余裕があるが、維持率が50%を下回りロスカットとなるケース

  • 1ドル100円の時に保証金率2%(レバレッジ50)1万ドルの買いポジションを保有している
  • 有効保有額:100,000円
  • ロスカットレベル:50%
  • 預け入れ資産:100,000円
  • 保証金額:20,000円

ポジション総代金:1,000,000円

全体保証金率100,000(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100(%)10%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット 1,000,000(ポジション総代金)×0.02= 20,000円

維持率20,000(保証金額+損益)÷20,000(保証金額)×100(%)100%
※維持率が50%を下回るとロスカットロスカット20,000(保証金額)×0.5(50%のロスカットレベル)=10,000円※このポジションで10,000円の評価損が発生するとロスカット

1ドル98円99銭まで円高が進行(1ドルあたり1円1銭の損失)
−1円1銭×10,000ドル=−10,100円

全体保証金率89,900(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100(%)8.9%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット

維持率(20,000(保証金額)−10,100(損益))÷20,000(保証金額)×100(%)49%
※維持率が50%を下回るとロスカット

維持率が50%を下回ったためロスカットの対象となります。

この様に、各ポジションの維持率に余裕があっても、全体保証金率によってNYC(ニューヨーククローズ) ロスカットされてしまうこともあり、全体保証金率に余裕があっても、各ポジ ションの維持率によってロスカットされてしまうことが考えられますので、各ポジションの保証金の増額や、口座全体の 余剰資金を多めにご用意してのお取引を推奨いたします。


●当社のロスカット・ルールについて
当社のFX(外国為替保証金取引)では、損失金額を一定の範囲で抑えることを目的として「ロスカット・ルール」を設けておりますが、相場の急激な変動や評価対象データの量などの影響により、ロスカット判定のための評価や反対売買の執行に遅延が生じ、その結果としてお預かりしたご資産以上の損失が発生する可能性がございます。また、追加のご入金やポジションの縮小などロスカットの回避を目的とした対処をされた場合でも、相場の変動状況によってはロスカットが執行される場合がございます。なお、ロスカットを執行する基準となる「ロスカットレベル」(%)及び全体保証金率(%)は、ロスカット執行時の口座またはポジションの維持率を保証するものではございませんのでご注意ください。

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