中級編2 FX 〜相場の読み方〜

はじめに

さあ、これまでFXの基礎や注文方法を学んできました。あとは取引するだけ。でも、ちょっと待って!取引するにあたり、上がるか下がるかわからない中、どうやって取引すればよいのでしょうか?今後の相場がどうなるかの予測ができなければ、運に頼った取引になってしまい、それでは利益は見込めません。取引における重要課題、「相場の予測方法」を、為替塾(中級編2〜4)で学びましょう!

相場の変動要因

相場変動用意は二つある ファンダメンタルズ要因とテクニカル要因

24時間眠ることなく動いている外国為替市場。では、その為替相場を動かしている要因とは一体何でしょうか?大きく分けると次の2つになります。

  • ・ファンダメンタルズ要因
  • ・テクニカル要因

やや難しそうに見えますが、2つの要因をしっかり把握していけば、なぜ為替相場が動いたのかが見えてきます。また、今後の相場の見通しが立てやすくなります。
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。

まずは経済動向で予測!「ファンダメンタルズ分析」

「ファンダメンタルズ要因」とは為替相場が経済動向によって動くことを指します。また、その国の経済動向から為替相場を分析することを「ファンダメンタルズ分析」といいます。経済動向は為替相場にも非常に大きな影響をもたらすことが多く、「ファンダメンタルズ分析」は為替相場の分析における大きなポイントとなります。

為替変動要因となる経済指標、要人発言、金融政策

「ファンダメンタルズ要因」を把握し、「ファンダメンタルズ分析」を行っていくにはその国の経済動向を見ることになりますが、それを見極めるために注目されているのが経済指標金融政策要人発言です。それらの要因によって、景気が上向いていることが示されれば為替相場は上昇し、逆に景気が下向いていることが示されれば為替相場は下落するというパターンが多くなっております。

群集心理を読む「テクニカル分析」

もうひとつ相場を動かす要因として「テクニカル要因」があります。相場動向を表にして示した「チャート」上にて、買い時や売り時のサインが出たことにより相場が動くことを「テクニカル要因」といい、チャートの動きから為替相場の動向を分析する方法を「テクニカル分析」といいます。
チャートは相場動向を表にして示しただけのように見えますが、実のところ人間の群集心理が色濃く反映されています。「テクニカル分析」はその点に着目した分析方法になりますが、詳しくは「中級編3」ならびに「中級編4」にて詳しく説明したいと思います。

中級編3 〜チャートの基本〜
中級編4 〜チャートのテクニカル指標〜

為替の動きは経済の動き

経済動向は為替相場に影響をもたらすと同時に、為替の動きもまた、経済動向に大きな影響をもたらすことがあります。両者は常に表裏一体で動きます。

例えば、円安・ドル高になったときには、輸入品の値段が高くなります。外貨の価値が上がることにより、海外製品が高くなるためです。特に石油など、その多くを輸入に頼っている商品の値上がりは避けがたく、この値上がりが日本経済に打撃を与えることもあります。一方、輸出品であれば、例えば1ドル=80円から90円にまで円安・ドル高が進んだ場合、1ドルあたりの価値は高まります。同じドルの値段で売っていても、1ドル当たり10円も売上額が上がります。これは円安・ドル高のメリットといえます。

それとは反対に、円高・ドル安になったときには、円の価値が上昇することにより輸出品による売り上げが落ちてしまい、商品の多くを海外に輸出して成り立っている企業は特に打撃を受けやすくなる半面、輸入品の値段が下がります。日本の国内消費の多くを輸入に頼っている原油を例にとりますと、円高・ドル安になったときには、それをもとに生成されるガソリンや灯油の価格が安くなることで、買う側にとってはメリットとなります。

円高・円安のメリット&デメリット

このように、円安・ドル高、円高・ドル安の場合もそれぞれ一長一短はありますが、いずれの場合も為替相場の動向が経済動向に大きな影響を与えます。

次は、ファンダメンタル@ 経済指標について詳しく解説

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