経済指標トピックス2008年4月17日
「鉱工業生産〜経済状況を幅広く知ることが出来るということで重要視されております〜」
鉱工業生産は鉱業と製造業の生産高を示す指標で、日本、米国、英国、ドイツ、フランスなどの他に、ユーロ圏でも毎月発表されております。鉱工業生産は鉱業と製造業の生産動向を測る上で非常に重要視されているのみならず、その結果からはサービス業の景況や個人消費の状況も推測できます。
例えば、家電製品の生産高が増えた場合には、その売れ行きが良いということで個人消費が伸びていることが窺えます。また、オフィス機器の生産量が増えれば、企業の設備投資がさかんになっていることが考えられます。
このように、鉱工業生産からは鉱業と製造業の生産動向のみならず、各業種の景況や個人消費の状況も推測できるということから、非常に注目されている指標のひとつになっております。
さて、去る4月14日に発表されたユーロ圏2月鉱工業生産を例に鉱工業生産が為替相場に与える影響を見てみましょう。ユーロ圏2月鉱工業生産の前月比ベースの伸び率は+0.3%と、事前予想をわずか0.1%上回る結果となりました。
事前予想とはさほどかけ離れた結果とはなりませんでしたが、それでも予想を上回る結果となったことがユーロ買いを誘発し、ユーロ円相場は80銭ほど上昇しました。
4月14日午後6時〜午後8時までのユーロ円相場(10分足チャート)
このように、鉱工業生産の結果が為替相場に大きな影響を与えるケースはしばしば見られます。このことは、ユーロのみならず米ドル、ポンド、カナダドルなど多くの主要通貨の相場にも当てはまることです。
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