G.COMデイリーレポート

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8月14日(木) ポンド/円

【今日のトピック】
英国中銀インフレレポートの発表受け、ポンド急落

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・英国の金利先安観
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、豪ドル/円相場
・日米株価、NY原油相場
・8/20 英国中銀金融政策委員会議事録
・8/21 英国小売売上高
・9/4 英国中銀政策金利発表

【本文】
「まだ夏のはず ―いや、真っ只中だ― であるが、経済情勢は寒気を帯びている。」昨日英国中銀が発表した四半期インフレレポートにおけるキング英国中銀総裁による序文の冒頭の文章だ。この序文の中で、英国経済は、困難で苦痛に満ちた調整過程にあり、インフレ(物価上昇圧力)は増大し、経済成長は減速しているとの認識を示し、インフレ(消費者物価指数に相当)は向こう数ヶ月間に前年比5%近くまで上昇する可能性があるが、将来的には中銀のインフレ誘導目標の前年比2%以内に収まるとする一方、向こう1年間の経済成長は横ばい(前年比ゼロ成長)になるとの見通しを示した。インフレレポートの発表を受け、市場では英国中銀が今後政策金利を段階的に引き下げるとの見方が強まり、ポンド/円相場は昨夕から最大5円近く急落し、今日午前0時過ぎに3カ月ぶり安値202円47銭を記録している。その後は豪ドル/円相場やユーロ/円相場主導で円売りが強まるに伴い、ポンド/円相場もきょう未明に205.35円まで反発している。

英国の金利先安観が強まっていることで、ポンド相場には中長期的な下落圧力がかかっている。ポンド/円相場のポイントは、連動性の強いドル/円相場の推移と英国中銀による利下げの時期および幅の見極めだ。来週は20日に英国中銀金融政策委員会議事録、21日に英国小売売上高の発表が予定されており、来月にかけてのポンド相場のカギを握る。

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