G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

11月10日(金) 豪ドル/円

【通貨ペア】
豪ドル/円

【今日のトピック】
RBAがインフレ見通しを下方修正

【基調】
弱含み

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
豪中銀(RBA)は、本日発表した四半期金融政策報告でインフレ見通しを下方修正した一方、雇用情勢の見通しを引上げた。

RBAは、基調インフレ率が目標の2%に達する時期を「2019年初め以降」と予測し、8月時点の「2017年下期」から後ずれさせた。これは、RBAが2018年中に利上げに動く可能性が低い事を示唆していると考えられる。他方、RBAは同報告の中で、先行指標が今後半年間の雇用の堅調な伸びを示唆しているとして、雇用情勢の改善に強気な見方を示した。その他、「一段の豪ドル高は経済活動やCPIの伸びを鈍化させるだろう」との見解も示している。これらからは、RBAの念頭には利下げの選択肢もない事が伺える。

こうしてみると、豪州の政策金利は当分の間、史上最低の1.50%に据え置かれる公算が大きいと考えるのが自然だろう。ところが、豪金利デリバティブ市場は、RBAが2018年8月までに利上げする可能性を5割強織り込んでいる。RBAに比べて市場の見通しがタカ派的であると言わざるを得ず、今後このタカ派見通しが修正を迫られるとすれば、豪ドルの重しになる事が予想される。


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