G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

5月24日(火) トルコリラ/円

【通貨ペア】
トルコリラ/円

【今日のトピック】
チェティンカヤ総裁の舵取りがカギに

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・5/24 トルコ中銀政策金利発表
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
トルコ中銀は、本日金融政策委員会を開催して政策金利の変更を協議する。事前予想によると、3月に始まった政策金利簡素化の一環として3つの政策金利のうち上限貸出金利を10.00%から9.50%に引き下げると見られている(主要政策金利である1週間物レポ金利は7.50%に、下限預金金利は7.25%にそれぞれ据え置きの公算)。4月のトルコインフレ率が6.57%に低下した事から、トルコ中銀は上限貸出金利の引き下げに動きやすくなったとの見方が一般的だ。

ただ、引き下げのタイミングとしては少々不安な面がある。折りしもトルコのエルドアン大統領は、22日の臨時与党大会で、自身の側近であるユルドゥルム氏を新首相に指名。大統領の権限拡大に向けた動きが加速し始めたように見える。こうしたタイミングでトルコ中銀が上限貸出し金利の大幅な引き下げに動けば、政策金利の正常化に向けた動きとは言え中銀が大統領の利下げ圧力に屈したとの見方が広がりかねない。

つまり、トルコ中銀が政策金利の正常化を急ぎ過ぎれば、トルコリラには「利下げ」と「中銀の独立性毀損」という二重の下落圧力がかかるリスクがあるという事になる。インフレ上昇に繋がる公算が大きいトルコリラ安は、トルコ中銀としては歓迎できないというのが本音だろう。就任後2回目の金融政策委員会に臨むチェティンカヤ総裁の舵取りが大いに注目される。


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