G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

5月12日(木) ポンド/円

【通貨ペア】
ポンド/円

【今日のトピック】
スーパーサーズデーの見どころは?

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・5/12 BOE政策金利発表、BOE議事録、BOEインフレレポート、カーニーBOE総裁会見

【本文】
本日は、英中銀(BOE)に絡むイベントが集中する3カ月に一度の「スーパーサーズデー」だ。金融政策委員会(MPC)による金融政策と議事録の発表に加え、四半期ごとのインフレレポート発表およびカーニー総裁の記者会見が行われる。

金融政策の現状維持はまず間違いないとして、第1の注目ポイントは議事録で示される投票バランスだろう。このところは全会一致(賛成9反対0)で現状維持が決まっているが、足元ではBrexit問題の影響からか、英景況感が下ブレを始めており、一部のハト派メンバーが利下げを主張して現状維持に反対票を投じる可能性もないとは言い切れない情勢だ。

また、第2の注目ポイントであるインフレレポートでは、インフレ見通しと成長率(GDP)見通しがさらに下方修正されるのかが焦点だ。なお、BOEは前回2月のレポートで、今年10-12月期の予想をインフレ率見通し+0.8%、GDP見通し+2.2%にそれぞれ下方修正している。

最後にカーニー総裁の会見となるが、依然としてBOEの次の一手は利上げであると言い切るのかが最大の見どころだろう。なお、8日付けの英紙は「6月の国民投票でEU離脱が決定的となり、英景気が大きく後退した場合を想定して」と前置きした上で「カーニー総裁は主要銀行のトップを中銀に呼び、利下げが実施された場合、各行のバランスシートがどような影響を受けるか個別に非公式のヒアリングを行った」と報じている。

Brexit問題の混迷に景気下ブレ懸念を加味すれば、足元でポンドを買う材料は見当たらない。ただし、投機筋のポジションが既に大きくポンド売りに傾いている(通貨先物市場のポンド売り残高が高水準にある)ため、今晩のBOEの姿勢が「思ったほどハト派的ではない」というだけでもポンドの買戻しが活発化する可能性がある事も確かだろう。


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